ベトナム・ロータス・ファンド 愛称:ロータス 〜ファイブスター投信投資顧問

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は、モーニングスターのファンドオブザイヤー2021国際株式(グローバル・除く日本)部門で最優秀ファンド賞を受賞した、ファイブスター投信投資顧問 「ベトナム・ロータス・ファンド 愛称:ロータス」について解説します。

ベトナム・ロータス・ファンドですか。米国株には投資していますが、今年米国株は調整相場になりそうなので新興国などはどうかな?と思っていました。

米国は今年利上げもありますし、他の投資先も検討したいですよね。詳しく解説していきますね。

  • ベトナム・ロータス・ファンドとは?
  • 投資先、組み入れ銘柄
  • 直近1年で+82.27%、設定来+101.80%

ベトナム・ロータス・ファンドとは?

ベトナムのマクロ経済分析と個別企業のファンダメンタル分析を実施し、ベトナム株式およびベトナム関連企業の株式について特定のテーマやセクター等に限定せず、成長性・収益性・安定性、流動性の観点から分析を行い、成長が期待できる魅力的な個別銘柄を抽出します。

テーマやセクターを限定しないというのはリスクもありますが、ファンドマネージャー腕の見せ所ですよね。

そうですね、後で説明するパフォーマンスにも直結してくる部分です。次で投資先とリターンを見ていきましょう。

投資先、組み入れ銘柄

組み入れ上位銘柄こちら・・・

知らない企業ばかりかと思いますので、一部解説します。●ベトナム外商銀行:緑のロゴマークで知られ、ベトナム全土に支店網を展開する最大級の銀行です。ベトナム中央銀行が約75%、みずほフィナンシャルグループが約15%の株を保有しています。●デジワールド・コーポレーション:中国の小米科技(シャオミ)製品のベトナム流通代理店で、ノートパソコンや携帯電話、オフィス機器の卸売り・流通を手掛けています。2021年は前年比68%の増収で約2.5倍の増益でした。●ビンホームズ:ビングループが株式の67%を保有するベトナム最大の住宅デベロッパーです。ハノイとホーチミンとその周辺地域を中心に16,800ヘクタールもの開発用地を保有しており、これは2番手のデベロッパーの3倍以上の規模を有しています。

全部知らない会社ですが、銀行、証券、不動産などが多そうですね。

そうですね、それ以外にもセクターは別ですがベトナム最大手、もしくは2番手くらいの大きな会社でかつ成長率が高い企業群でポートフォリオが組まれています。

直近1年で+82.27%、設定来+101.80%

投資信託としての設定は2017/1/19設定になります。運用は5年と少しで、設定来+101.80%、この1年では+82.27%のプラスになります。つまりほとんどがこの1年での利回りになります。また去年は分配金が10000口当たり200円出ました。こちらは運用期間で初めての事だったので今年以降継続するかはまだわかりません。

ベトナム・ロータス・ファンドを購入する際には最大3.3%の購入手数料、毎年の信託報酬も2.167%かかります。

うーん、そうですね。以前の記事で見ましたが新生・UTIインドファンドのほうが将来性がありそうですね。直近1年はたまたまコロナ後の財政支出で回復したので利回りがよかったものの、継続性について疑問があります。

そうですね。私の見解も一緒です。同じ新興国とまとめて判断するのではなく、国別の経済成長率なども加味して投資先を選定する必要がありますね。

【まとめ】これから資産形成をしていきたい方はこちらに投資するのは止めましょう

いかがでしたでしょうか。モーニングスターのファンドオブザイヤー2021国際株式(グローバル・除く日本)部門で最優秀ファンド賞を受賞していましたので取り上げて解説してみましたが、データを見ると、もっと良い投資先があるのではないかと判断できると思います。これから資産形成をしていくステージの方はこういった賞を受賞したからいいファンドなんだと盲目的にならずに投資先を選定していきましょう。

よくわかりました。

年齢が若い方は特に時間の恩恵を受け取れます。少額から積立投資できる投資先もありますので、是非お問い合わせください。

まとめ

  • ベトナム・ロータス・ファンドはベトナム株式およびベトナム関連企業の株式に投資する投資信託
  • 投資先、投資する国を正しく選択しよう
  • リスクを取って、時間を味方に投資しよう

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著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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