こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、モーニングスターのファンドオブザイヤー2021債券型部門で最優秀ファンド賞を受賞した、日興アセットマネジメント「ジパング企業債ファンド」について解説します。
ジパング企業債ファンドですか。実は私、債券を買った事がないんですよね。
今まで株価が右肩上がりだったので、そういう方一定数いらっしゃいます。ポートフォリオに少し債券を入れておくと安定感がでますよ。一緒に勉強していきましょう。
- ジパング企業債ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 平均利回り1.53%
ジパング企業債ファンドとは?

日本企業や日本企業の海外子会社を「ジパング企業」と名付け、ジパング企業が発行する国内外のシニア債や劣後債などを含む、様々な債券を主要投資対象としています。発行体の信用力分析に加えて、繰り上げ償還や利払いの確実性などの調査も深掘りすることで同じジパング企業の債券であっても、その時々でより魅力的な債券を国内外の債券市場から選択することができます。こうしたファンドならではの特性を活かし、市場動向を捉えた運用がファンドの強みと言えます。
名前の通り日本企業の債券に投資しているんですね。これは債券初心者にはわかりやすくていいです。海外の知らない会社の債券に投資していますとか言われると心理的にハードルになってしまいます。
なるほど、そうかもしれないですね。よく知らない会社で実は倒産リスクが高いとかだと困りますよね。
投資先、組み入れ銘柄
組み入れ上位銘柄こちら・・・

やっぱり知ってる日本の大企業が入っているのは安心です。イオンも行きますし、日産の車にも乗っていますし。
初心者向けという意味では理解もしやすいでしょうか。日本の大企業の債券に投資している債券ファンドと考えていただくとよろしいかと思います。
平均利回り1.53%


債券ファンドの利回りは株式のようにファンドの基準価格だけで判断できません。基準価額の上昇+分配金(金利)で考えるのが通常です。毎年の平均利回り1.53%になります。

ジパング企業債ファンドを購入する際には1.1%の購入手数料、毎年の管理費用は0.803%、事務監査手数料0.1%かかります。
株式ファンド基準価格上昇率ばかりみていたので思考の切り替えが難しいのですが、この利回りは良いほうなんでしょうか?
日本企業の債券を基準に考えると平均的な水準かと思います。利回りが高い債券もありますが、新興国などカントリーリスクも高くなる傾向にありますので、利回りとのバランスを考えて投資する必要があります。
【まとめ】株式だけでなく債券にも投資しよう
いかがでしたでしょうか。モーニングスターのファンドオブザイヤー2021債券型部門で最優秀ファンド賞を受賞していましたので取り上げて解説してみました。
日本の会社の債券は身近で投資しやすいと思います。少額からでもいいので投資していきましょう。
よくわかりました。
今年は株式市場が調整局面になる可能性が高い為、株式以外もポートフォリオに入れておきましょう。
まとめ
- ジパング企業債ファンドは日本企業や日本企業の海外子会社の債券に投資する債券ファンド
- 投資先の国、企業を理解し選択しよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
もっと高利回り、低リスクのファンドを希望する場合は、こちらの海外投資入門書を参考にしてください。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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