こんにちは、K2 College河合です。
本日はSBI証券でつみたてNISAをしている方のために、今(2022年8月)だとどんな投資先を選ぶといいのかを具体的なファンド名を出して解説しようと思います。ご存じの通り、貯蓄、税控除を兼ねてつみたてNISAをされる方が多いですが、実際にちゃんとした投資先を選ばなければ、損して資産が減ってしまうので、しっかりとした投資先を選ぶようにしていきましょう。
私もつみたてNISAしてますが、銘柄が180銘柄とかあり、どう選んだらいいのかわかりません。
各証券会社ごとに解説していきますが、最近はどこもそのくらいの銘柄数を揃えていますね。しかし実際のところは同じような銘柄ばかりなので、選ぶほどでもないというところです。またその時々の相場に合わせた投資先にしないといけないので、都度、このK2 Collegeをチェックしてもらうか、個別に我々投資アドバイザーへ相談してください。
- 動画解説
- SBI証券でつみたてNISAするならこのファンド
- 他にはどんなファンドがある?
動画解説
SBI証券でつみたてNISAするならこのファンド
まずはSBI証券のつみたてNISAファンドリストがこちら。現在184銘柄から選択できるようになっています。
上の方のように随分多いように感じられると思いますが、実際のところは一つ一つ見ていくと同じようなファンドばかりという事がわかります。簡単にまとめるとこの分類に分かれます。
・米国株ファンド
・世界株ファンド
・日本株ファンド
・新興国株ファンド
・バランス型ファンド
ということで5パターンしかありません。なぜか債券ファンド、テーマ型ファンド(ハイテク株、ブランド株、資源株など)、コモディティ、REIT(不動産)などもありません。不思議です。。
そして現在(2022年8月)の利上げ局面、株式調整相場で投資いただきたいのは米国株ファンドのみ。どれもインデックスばかりなので正直どれを選んでも同じですが、「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」辺りでいいのではないでしょうか。
もっと銘柄数が選べるので他の銘柄にも分散しておいた方がいいですか?
米国株インデックスファンドならほとんどどれも同じ値動きなので、分散してもいいですが、しなくてもあまり変わりません。また他の資産に関しては以下の理由で今は分散しなくていいと思います。
他にはどんなファンドがある?
他の資産についてはそれぞれ以下の理由で今はまだ投資しなくていいのではないでしょうか。
世界株ファンド:欧州株も上昇するとは思いますが、利上げが遅れている(各国の事情が異なるので、一律に利上げしづらい)ことや、環境対策銘柄などが多いので、米国を中心としたハイテク株よりも値上がりが遅れます。
日本株ファンド:レオスのファンドなどは個別に魅力的ではありますが、日本株全体としては、利上げできない金融政策、円安、国際競争力の低下、少子高齢化、財政赤字などが原因で大きくネガティブです。
新興国株ファンド:インドのように個別に投資しておきたい国はありますが、新興国全体でまとめられてしますと、ゼロコロナ対策の中国、戦争中のロシア、問題だらけのブラジル、その他インフレと利上げの舵取り、コロナ対策が難しい国々が揃っているので、新興国株インデックスとしては投資できません。
バランス型ファンド:利上げ局面で持つべきではない債券資産が必ず入ってくるバランス型ファンドへは投資しない方がいいです。同じように株へ投資すべきでないタイミングでも株が入ってくるバランス型ファンドを選択することは一生ないと思います。
結果的に米国株、しかもできることであればハイテク株だけに投資をしておいた方がいいと思います。
米国株インデックスはあってもハイテク株だけのファンドがないのが残念ですね。
そうなんです、どうしてこんな商品戦略を取っているのかわかりませんが、投資家のリテラシーがそこまで追いついていないのか、証券会社にとっても儲かるところではないので、とりあえずこうしているだけなのか。
まとめ
- SBI証券のつみたてNISAでは米国株インデックスだけに投資をしよう
- 分散は今の所あまり意味なし
- むしろ投資してはいけない先へ投資しないように気をつけよう
貯蓄、税控除をするためにつみたてNISAを始めた後、もっと積立をしたい、増やしたいということで海外積立のお問合せをいただいています。海外積立であれば、ハイテク株、ブランド株、REIT、ハイイールド債、インド株のようにもっとピンポイントに銘柄選別ができますので、もっと増えますよ。更に積立額に応じてボーナス金利が1~5%付き、一定の積立年数が経過するとロイヤルティボーナスがもらえるので、それだけでもお得ですよ。
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著者プロフィール
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<経歴>
青山学院大学国際政治経済学部国際経営学科ファイナンスコース卒業
中国天津南開大学漢語語言学院留学
野村證券にて4年半勤務、2008年リーマン・ショックの前日に退社
プライベートバンクを経て、2009年K2 Investment設立
2014年ボストン留学、2018年Paris留学
現在、K2 Holdings会長
<趣味>
ダイビング、クルージング、自然
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