『インデックス型海外終身保険』の返戻率を高める方法

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回は『インデックス型海外終身保険』の返戻率を高める方法をお伝えします。そもそも積立利率が高い商品ですが、さらに返戻率を上げることができるのでオススメです。

インデックス型海外終身保険を初めて聞いたのですが、どのような商品なのでしょうか?

日本でも販売されている外貨建終身保険と同じですが、大きく違うのは「安い保険料」「利回り」「保険料支払の柔軟性」です。その他にも少し違う点があるので、まずは下記のリンクで確認してから、この記事を読んでみてください。
『インデックス型海外終身保険』掛け捨てより安い保険料なのに、貯蓄性は高い!

  • 動画解説
  • 保険料の支払い方法がユニーク
  • 15年の返戻率は172%、実質利回りは4.63%
  • 支払った保険料総額と同じ金額を年金のように毎年一生涯受け取る
  • 終身保険(外貨建含む)や個人年金をしている人は相談してください。

動画解説

保険料の支払い方法がユニーク

black payment terminal

保険料払込期間は自由

インデックス型海外終身保険は、保険料の払込期間を決めません。契約者の好きなタイミングまで支払、好きなタイミングで支払をやめることができます。さらに、支払をとめた後に支払いを再開することもできます。何度でも。

日本の保険商品にも払済保険に切り替える方法がありますが、それとは全く別物です。こんな柔軟な保険料の支払い方法は日本の保険商品にはありません。

保険料以上の支払いが可能

インデックス型海外終身保険は、年齢と死亡保障額により保険料が決まります。しかし、この保険料以上の金額を支払うことができます。ルールは下記の2点で併用はできません。

  • ①契約1〜7年目まで保険料の3倍を上限とし、好きな金額を支払うことが可能
  • ②任意のタイミングで保険料の7倍を上限とし、好きな金額を支払うことが可能

頭に???が浮かんでいると思うので、仮に年間保険料がUSD 2,000のケースで確認しましょう。

①の場合

毎年USD 6,000までの金額を7年間支払うことができます。その後は年間保険料USD 2,000を継続して支払うか、支払を止めることも可能です。

②の場合

1〜4年目までは毎年USD 2,000を支払い、5年目に余裕資金ができたのでUSD14,000を一気に支払う。ということができます。その後は年間保険料USD 2,000を継続して支払うか、支払を止めることも可能です。

選択肢がありすぎて、どれが良いのか難しいです。

私も色々の研究しましたが、シンプルに考えると選択肢は2つです。
・年間保険料を毎年15年間支払う
・年間保険料の3倍を5年〜7年間支払う

15年間の支払いがあるとボーナスがもらえますが、15年は長いと感じる方もいると思います。そのような方には5年間で払い込むという考え方です。
次のチャプターで比較してみましょう。

15年の返戻率は172%、実質利回りは4.63%

black calculator near ballpoint pen on white printed paper

インデックス型海外終身保険のパフォーマンスを契約例をもとに確認していきましょう。

契約例①

契約者:30歳 男性
死亡保障:USD 200,000
払込期間:15年
払込頻度:年払
保険料:USD 2,178(初年度のみUSD 2,303)
総支払保険料:USD 32,795

<解約返戻金と返戻率の推移> *過去の実績値からの数字
15年後:USD 42,625129%
20年後:USD 62,330(190%)
30年後:USD 153,525(468%)
40年後:USD 383,990(1,170%)
50年後:USD 965,094(2,942%)
60年後:USD 2,326,532(7,094%)

保険料の支払を15年間で停めた場合はこのようになります。長期で見ると将来はとてつもない返戻率になっていきます。ある程度増えてくると、金利で増えた分を毎年引き出すことで自分年金として利用することもできます。

契約例②

契約者:30歳 男性
死亡保障:USD 200,000
払込期間:5年
払込頻度:年払
保険料:USD 6,534(初年度のみUSD 6,659)
総支払保険料:USD 32,795

<解約返戻金と返戻率の推移> *過去の実績値からの数字
15年後:USD 56,558172%
20年後:USD 83,802(255%)
30年後:USD 211,240(644%)
40年後:USD 530,843(1,618%)
50年後:USD 1,334,411(4,068%)
60年後:USD 3,217,059(9,809%)

年間保険料の3倍であるUSD 6,534を5年間支払い、停めた場合はこのようになります。通常の支払よりも返戻率が高くなっているのが分かります。

実質利回りを計算すると以下のようになります。

<実質利回りの推移>
15年後:4.63%
20年後:5.65%
30年後:7.12%
40年後:7.80%
50年後:8.19%
60年後:8.36%

返戻率が高いですし、実質利回りも良いので、私は独身で死亡保障は必要ありませんが、資産運用としてもアリですね。

正にその通りです。資産運用としてポートフォリオの一部として保有するのも良い選択だと思います。

支払った保険料総額と同じ金額を年金のように毎年一生涯受け取る

先程の契約例②の5年間で払い込む場合の数字をお伝えします。

契約例②

契約者:30歳 男性
死亡保障:USD 200,000
払込期間:5年
払込頻度:年払
保険料:USD 6,534(初年度のみUSD 6,659)
総支払保険料:USD 32,795

と、総支払保険料はUSD 32,795です。35年後の65歳時点で解約返戻金はUSD 335,335になり、支払った保険料の10倍以上になります。

さらに過去の積立利率の平均で考えると次の1年でUSD 32,200増える想定です。ということは66歳から1年間で増えたUSD 32,200を引き出しても、解約返戻金はUSD 335,335のままです。

また1年後には金利でUSD 32,200増えているので、その分を引き出しても解約返戻金はUSD 335,335のまま。というように金利で増えた分だけを引き出していけば資産を減らさずに終身年金として受け取っていくことができます。この増える金額が総支払保険料とほぼ同じなのが本当に凄いですよね。

これは凄い、、、年金問題が解決できそうです!!!

そうですね。USD 32,200は1ドル=137円で計算すると440万円なので、毎月36万円の年金支給と同じです。会社員の共働きで40年働いた夫婦で貰える金額と同じくらいなので、将来の年金は自分たちで作っちゃいましょう!!

終身保険(外貨建含む)や個人年金をしている人は相談してください。

インデックス型海外終身保険は、死亡保障教育資金老後資金の備えができるので、一生を通して利用して頂けます。日本だと変額保険外貨建終身保険個人年金保険定期保険を勧められると思いますが、日本の終身保険は史上最低の利率なので、上記の保険を契約している人は改めて見直してみましょう。

外貨建終身保険と変額保険に入っているので見直したいです。

それでは下記のリンクからご相談ください。ご状況を伺ったうえで個別にアドバイス致します。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 保険料予算に余裕があるなら短期で払おう!
  • 日本で終身保険(外貨建)を契約している人は見直しましょう!
  • 死亡保障準備、教育資金準備、老後資金準備が目的の人は選択肢に入れよう!

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/7102/trackback