【国内保険相談事例】オリックス生命の米ドル建終身保険[US RISE]に加入しました。このまま続けていいのでしょうか?

こんにちは、K2 College 松本です。

今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。

  • 相談内容
  • アドバイス(商品)
  • アドバイス(全体)

相談内容

1年ほど前にオリックス生命の米ドル建終身保険[US RISE]で下記の契約を結び、現在も月払いをしておりますが、様々な情報をネット上で収集していくうちにこのまま継続して良いのか不安になってきました。アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

契約年齢:25歳 男性
死亡保障:USD 50,000
保険期間:終身
払込期間:45歳満了
払込頻度:月払
払込免除特則:あり
保険料:USD 79.00

アドバイス(商品)

オリックス生命 米ドル建終身保険 US RISE[ユーエス・ライズ]

元々は「Candle Wide[キャンドル・ワイド]」という商品があり、それを分離して普通の米ドル建終身保険としてリリースしたのが、「US RISE[ユーエス・ライズ]」です。特徴としては低解約返戻金型なので、保険料が割安になっています。そして商品の保険料率も改定されプラスアルファで安くなっているので、返戻率も高くなりました。しかし、デメリットもあって保険料払込期間中は本来の解約返戻金の70%になってしまいます。

つまり、
・払込期間中に解約すると本来の解約返戻金の3割減になるけど、保険料を割引するよ
・ちゃんと払込満了を迎えると、本来の解約返戻金に戻すよ

ということです。

アドバイス(全体)

1年ほど前にオリックス生命の米ドル建終身保険[US RISE]で下記の契約を結び、現在も月払いをしておりますが、様々な情報をネット上で収集していくうちにこのまま継続して良いのか不安になってきました。アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

契約年齢:25歳 男性
死亡保障:USD 50,000
保険期間:終身
払込期間:45歳満了
払込頻度:月払
払込免除特則:あり
保険料:USD 79.00

死亡保障もありますが、資産形成をメインでご契約されたかと思います。外貨建を選択されたのは良いのですが、日本の保険商品は外貨建でも利回りが低いです。『新インデックス型海外終身保険』でしたら、死亡保障と資産形成の両立ができますので、オリックスは解約して見直しをされた方がいいです。

例えば同じ保険料で『新インデックス型海外終身保険』のシミュレーションですと下記になります。

契約年齢:25歳 男性
死亡保障:USD 100,000
運用先:NASDAQ
払込期間:15年
払込頻度:年払
保険料:USD 887(初年度のみ USD 1,112)
総支払保険料:USD 13,430

<解約返戻金と返戻率> ※過去の平均利率の場合
15年後(40歳):USD 15,009(返戻率:111%)
20年後(45歳):USD 21,517(返戻率:160%)
30年後(55歳):USD 41,723(返戻率:310%)
40年後(65歳):USD 85,184(返戻率:633%)
41年後(66歳):USD 91,798(返戻率:683%)

死亡保障額は2倍あり、保険料の払込期間は15年と短く、年間保険料も安いので違いは歴然かと思います。将来、全解約をすることで解約返戻金を受け取る事ができますし、必要な金額だけ一部解約をして受け取り残りは運用を継続することもできます。

65歳と66歳の解約返戻金を比較すると約USD 6,600ほど増えますので、毎年増えた金額だけ引き出せばUSD 85,000(約1,300万円)の解約返戻金をキープしたまま毎年 USD 6,600(約100万円)受け取り続けることができます。

スペックがこんなに違うんですね。『新インデックス型海外終身保険』に見直したいです。

同じ死亡保障額でも、保険料は半額以下、返戻率は何倍もの差になります。保険料の節約にもなるので、下記の直接相談より「『新インデックス型海外終身保険』資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 日本の外貨建保険には加入しない
  • 海外の保険を選択肢にいれよう
  • 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

資産運用については大きく2つの方法があります。
・毎月の収入から積立投資(海外積立海外終身保険など)
・200万円などまとまった資金の運用(新海外固定金利商品新海外個人年金など)年齢、ご家族状況、資産、収支バランスによってベストな商品は変わりますので、ご相談したい方はコチラからお問い合わせください。
※直接相談(無料)

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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