暗号資産に友好的なSEC委員長が指名され、ビットコインはUSD100,000を突破

こんにちは。K2 College大崎です。

トランプ次期米大統領が暗号資産に友好的なSEC(米証券取引委員会)の委員長にポール・アトキンス氏を指名したことで、ビットコインは上昇し、過去最高値に迫る勢いです。USD100,000ドルは目前ですね。

と書いている間に、USD100,000を突破していました!

  • SEC委員長にポール・アトキンス氏が就任することで暗号資産は上昇
  • 英国も世界的な暗号資産の中心地となることを目指している
  • BRICSも国際決済にビットコインの利用が考えられている

SEC委員長にポール・アトキンス氏が就任することで暗号資産は上昇

トランプ次期米大統領は、SECの委員長にポール・アトキンス氏を指名することを自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で明らかにしました。

ポールは常識的な規制のリーダーとして実績があります。彼は、投資家のニーズに応え、私たちの経済を世界最高のものにするための資本を提供する、堅牢で革新的な資本市場の約束を信じています。

また、デジタル資産やその他のイノベーションが、アメリカをこれまで以上に偉大な国にするために不可欠であることを認識しています。

トランプ次期米大統領が暗号資産支持派のSEC委員を指名するのは公約ですので分かっておりましたが、それでもアトキンス氏が指名されて、ビットコインは上昇しましたね。

現SEC委員長のゲンスラー氏の辞任が発表された際も暗号資産市場は急騰しましたが、ゲンスラー氏が退任する来年1月20日以降も上昇が期待できそうですね。

SECはゲンスラー氏の指揮の下、2021年から2023年の間に暗号資産業界の企業に対して多くの訴訟を起こしており、

関連企業は多額の訴訟費用を負担しておりましたが、SEC委員長にアトキンス氏が就任すれば、そのようなこともなくなるのではないでしょうか。

アトキンス氏は暗号資産の強力な支持者ということですから、規制緩和も進み、
暗号資産にとっては追い風になりそうですね。

そうですね。
米国が進める「戦略的ビットコイン準備金」の設立に近づくかもしれませんね。

英国も世界的な暗号資産の中心地となることを目指している

英国のチューリップ・シディク財務経済担当大臣は、最近の演説で、政府は来年できるだけ早い時期にステーブルコインを含むデジタル資産に関する法案について企業と協議することを目指していると述べたようですが、

労働党政権は、暗号資産やブロックチェーン関連の活動に携わる企業にとって国を好ましい環境にすることを約束しているようです。

シディク氏は英国の財務経済担当大臣だけでなく、金融都市であるシティの大臣でもあるのですよね。

そのシディク氏ですが、DMO(英国債務管理局)からの反発にも関わらず、金融市場に革命を起こすとして、ブロックチェーンを利用した国債の導入を主張しております。

シディクは暗号資産を含む金融サービスを監督する役割で、規制された暗号資産を支持しているのですが、それでも透明性を高めていけば金融市場が近代化され、ポジティブな影響を与えると信じているようです。

ブロックチェーン技術を採用し、英国が国際的に遅れをとらないようにしたいと考えているわけですね。

英国でも暗号資産やブロックチェーン関連の活動が活発化しそうですね。

そうですね。
そうなるとお金も流れ込んできますから、暗号資産の価値も上がりそうですね。

BRICSも国際決済にビットコインの利用が考えられている

BRICS諸国以外にも米ドルやユーロに代わる選択肢を求める国々が増えておりますが、これらの通貨に依存しない貿易や投資を可能にする独自の決済システムが期待されております。

BRICSは、ブロックチェーン技術、暗号資産、CBDC(中央銀行デジタル通貨)に注目しておりますが、その一つの方法としてビットコインの使用が考えられています。

実際、ロシアで採掘されたビットコインを国際的な買い手に販売するというアイデアがあり、ロシア最大のマイニング企業とロシア直接投資基金が提携して、BRICS加盟国全体に暗号通貨とAIのデータセンターを建設し、西側諸国の技術への依存を減らすためのBRICS全体のマイニングイニシアチブを確立したとのこと。

以前の記事でも解説しましたが、BRICS諸国は独自の決済システムを支える手段として、現地通貨バスケットとともに、金に連動した新通貨の導入を選択したとも報じられており、実際、過去数年間、BRICSは金の備蓄を増やしてきておりますね。

2024 年10月に開催されたBRICS首脳会議においても国際決済にビットコインを使用することが提案され、プーチン大統領もビットコインは不可避だと述べております。

最近のインタビューでも、ビットコインの成長を称賛し、ビットコインとデジタル資産は今後も発展し続けるだろうと述べたとのことです。

「これらは新しい技術であり、ドルに何が起ころうとも、これらのツールはいずれにせよ発展するだろう」

BRICSもビットコインを利用するようになれば、ビットコインの需要は凄いことになりますね。

ビットコインの総供給量は2,100万枚と制限されておりますから、需要が増えれば価格は上昇するでしょう。

まとめ

  • 暗号資産に友好的なSEC委員長が指名され、ビットコインは上昇
  • 英国も世界的な暗号資産の中心地となることを目指している
  • BRICSも国際決済にビットコインの利用が考えられている

取引所はハッキングの恐れがあるので、ETFを利用してビットコインへ投資しておきましょう。
iShares Bitcoin Trust

こちらから「ビットコインETFへ投資希望」とご連絡くださいませ。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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