半導体関連 世界株式戦略ファンド 愛称:半導体革命 〜三井住友トラスト・アセットマネジメント

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は、「半導体関連 世界株式戦略ファンド 愛称:半導体革命」について解説します。

なお、半導体市場への投資につきましては、K2 Collegeの記事で紹介しておりますので、こちらをご参照ください。

  • 動画解説
  • ファンド概要
  • ファンド構成銘柄
  • 運用実績

動画解説

ファンド概要

・世界の半導体関連企業の株式に投資を行い、中でも勝ち組となりうる3つの企業タイプに着目し、投資銘柄を厳選

・シリコンサイクルを考慮した銘柄選定を行うことで、半導体セクター特有の値動き の大きさを抑制し、長期で安定した成長を目指す

・投資対象の国・地域や時価総額規模を限定することなく、グローバルに幅広く投資 機会を捉える

半導体関連企業の中でも勝ち組となりうる3つの企業タイプとありますが、どのようなタイプなのでしょうか?

以下の3つの企業タイプに着目して投資銘柄を厳選するようです。

運用プロフェッショナルが、個別企業のファンダメンタルズ分析(財務分析、企業経営陣との面談、技術動向調査等)を通じて、銘柄を厳選して選定します。

ファンド構成銘柄

このファンドはどのような企業で構成されているのでしょうか?

2023年9月末時点では43銘柄で構成されておりますが、そのうち組入上位10銘柄は以下のようになっております。

よく聞く名前ばかりですね。

ちなみに、組入上位10銘柄には日本の企業は入っておりませんが、HOYAや東京エレクトロン、ディスコなどの日本企業が組入られております。

組入上位5ヵ国・地域を見てみると日本のシェアは2番目となっておりますね。

運用実績

「S&P500指数の約4.15倍成長「半導体市場」へ投資する」の記事を読んで「半導体市場」への投資に期待しているのですが、このファンドの運用実績はいかがでしょうか?

設定(2023年7月31日)来の騰落率は−14.34%ですが、まだ設定されて3ヶ月しか経過してませんからこれからに期待したいですね。

この3ヶ月は、各国中央銀行が政策金利を高水準に維持するとの見方が強まったことなどから株価は下落しましたが、

AI(人工知能)やEV(電気自動車)、自動運転、データセンターにおける半導体の活用は拡大していきますから、競争力のある企業の業績成長余地は大きいと考えます。

こちらの記事でも半導体市場の成長は加速していく旨を述べましたし、株価もSOX指数(フィラデルフィア半導体株価指数)は、この10年でS&P500指数の約4.15倍に成長していましたね。

このファンドの商品資料でも、もし半導体関連株式に投資していれば、この10年で資産は約4.22倍に増えており、世界株式で運用しているのに対して4倍近く資産を増やすことができておりました。

もちろんこの10年がそうだったからと言って今後10年もそうなるわけではありませんが、今後、拡大が期待されるAI(人工知能)やEV(電気自動車)、自動運転にとって半導体は必要ですから、競争力のある半導体企業が組入られているファンドには投資しておきましょう。

まとめ

  • 半導体市場で勝ち組となりうる企業を厳選して投資するファンド
  • 競争力のある半導体企業が組入られているファンドには投資しておきましょう。

どのようなポートフォリオを組んで運用しておりますでしょうか?

ポートフォリオの見直し相談も承っております。
希望のされる方は、こちらからご連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/16908/trackback