こんにちは。K2 College大崎です。
今回は、Ageas(アジアス)の海外積立『Columbus(コロンバス)』について解説します。
- 動画解説
- Ageas(アジアス)とは
- 『Columbus(コロンバス)』概要
- IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザー選択が重要
動画解説
Ageas(アジアス)とは
Ageas (アジアス)は、ヨーロッパとアジアを中心に世界14か国で事業を展開するベルギー最大の保険会社であり、ユーロネクスト(ブリュッセル証券取引所)に上場しています。
また、ベルギーの株価指数である BEL20 の構成銘柄の1つにもなっています。
もともとはベルギー・オランダの金融グループの「フォルティス・フィナンシャル・グループ」の保険部門の「Fortis Holding(フォルティス・ホールディング)」でしたが、2010年にFortis Holdingは『Ageas Insurance Company (Asia) Limited(アジアス)』に改称して保険部門が切り離され、Fortisの商標はBNPパリバに移りました。
また、Ageas (アジアス)は2015年に中国有数のプライベート・エクイティ会社であるJDグループに買収され、2016年には『FTLife Insurance Company Limited(FTライフ)』に改称されています。
香港の保険会社であるFTLifeの前身がAgeas (アジアス)なのでしょうか?
FTLife Insurance Company Limitedは1985年に設立されております。
FTLifeがAgeas (アジアス)を自社の一部に組み込んだというイメージですね。
ちなみに、アジアスはColumbus(コロンバス)やOscar(オスカー)といった積立商品を取り扱ってきましたが、FTLifeは引き続きOscar(オスカー)は販売しております。
『Columbus(コロンバス)』概要
🔲積立期間
5年、10年、15年、20年、25年、30年(積立開始後の期間変更は出来ません)
🔲契約者年齢
18~75歳
🔲通貨
米ドル、香港ドル
🔲最低拠出金額
USD100/月〜
🔲ファンド
世界中から厳選した約180本以上の優良ファンドに投資でき、グローバルに投資することでリスクを分散することが可能。リスク許容度や投資目標に合わせたポートフォリオを構築して運用することができます。
🔲積立金支払方法
クレジットカード、香港銀行口座からの引き落とし
🔲初期口座(イニシャルユニット)期間
18ヶ月
🔲ボーナス
・ウェルカムボーナス
初期口座期間(18ヶ月)における年間定期保険料に対して、それぞれ定率ボーナスが毎月支給
・ロイヤルティ ボーナス
保険料支払期間の終了時、その時点での初期口座の残高が1,000 米ドルを超える場合、保険料支払期間に応じたロイヤルティ ボーナスを受け取る
※保険料支払期間中の各保険月末時点の初期口座と積立口座の口座価値の算術平均を指す。
🔲引出し
初期口座(イニシャルユニット)期間終了後、一部解約が可能
ただし、1,500米ドル以上を維持する必要あり
途中で積立の停止や減額はできますでしょうか?
積立の停止や減額は初期口座期間終了後からできますが、積立停止期間中も手数料は控除されますので、積立を継続できる期間や金額で始めるようにしてください。
IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザー選択が重要
Ageas(アジアス)の海外積立『Columbus(コロンバス)』はクレジットカードだけでなく、香港銀行口座からの引き落としでも支払いができました。
2010年代初頭は、HSBC香港の銀行口座開設が日本人の間でブームになったこともあり、IFAや紹介者がHSBC香港の銀行口座開設とセットで香港ツアーを組むなどして、Columbus(コロンバス)を紹介しておりました。
弊社にも「HSBCでColumbus(コロンバス)の引き落としをしていたが、今どうなっているかわからない。HSBCのネットバンキングにログインもできないので、そのまま放置している」とか、HSBC口座の凍結に関する問合わせも多いです。
また、「紹介者と連絡が取れない」ので運用がどうなっているのか知りたいという問合わせもありますね。
長期で運用していくために海外積立投資を始められたかと思いますが、
せっかく海外に外貨で資産を構築していても、継続しなければ意味はないですし、運用が悪ければ資産を殖やすことはできません。
そこでIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要になってきます。
なぜならば、ご自身でポートフォリオを構築されている方は別として、IFAの運用方針によって資産が増えるかが決まるからです。
弊社ではAgeas(アジアス)の海外積立『Columbus(コロンバス)』からのIFA移管は受け付けておりませんので、運用が上手いIFAやしっかりサポートしてくれるIFAへの移管を考えてみましょう。
なお、HSBC口座の開設や凍結解除はサポートできるかと思いますので、サポートを必要とされている方は連絡をください。
また、弊社ではI社の海外積立を紹介しております
I社の推奨ポートフォリオ(2024年度)も掲載しておきますので、参考にしてください。
もちろんその年の市況にもよりますので、毎年、このようなリターンを叩き出しているわけではありませんが、少なくとも運用がうまくいっていないIFAや連絡が取れない紹介者のもとで運用されている方は、IFAの移管を検討されてはいかがでしょうか。
紹介してくれた人に悪いので、IFA移管はしにくいです。
お気持ちは理解できますが、誰のために投資をしているのか、また何のために投資をしているのかを一度、確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 自分の運用成績を確認する
- IFAや紹介者がサポートしてくれているか確認する
- IFAの変更を考える
IFAの移管を考えられている方や運用について相談したい方は、こちらからご連絡ください。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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