こんにちは、K2 College編集部です。
シンガポールには、様々な目的や滞在期間に応じたビザの種類が存在します。以下に、主要なビザの種類とその詳細について説明します。
旅行でしか行ったことないですが、物価が高いイメージです。
物価は高いですが、住みやすさ、税率などから、投資家や富裕層におすすめの海外移住先ランキングでは5位以上にランクインしていることが多いですね。
短期滞在ビザ
観光ビザ(Social Visit Pass)
- 概要: 観光や家族訪問を目的とする短期滞在ビザです。
- 有効期間: 最大30日間。多くの国のパスポート保有者はビザなしで入国し、30日間滞在できます。
- 延長: 最大でさらに30日間の延長が可能。
ビジネスビザ(Business Visit Pass)
- 概要: ビジネスミーティング、会議、商談などを目的とする短期滞在ビザです。
- 有効期間: 最大30日間。観光ビザ同様、多くの国のパスポート保有者はビザなしで入国可能。
- 延長: 必要に応じて可能。
長期滞在ビザ
就労ビザ(Employment Pass)
- 概要: シンガポールでの雇用を目的とする外国人向けのビザ。
- 対象: 専門職、高度なスキルを持つ労働者。
- 要件: 最低給与条件(現行で月額4,500シンガポールドル以上)、雇用契約、学歴・職歴の証明。
- 有効期間: 最長2年、更新可能。
Sパス(S Pass)
- 概要: 中級技能を持つ労働者向けのビザ。
- 要件: 最低給与条件(現行で月額2,500シンガポールドル以上)、雇用契約、学歴・職歴の証明。
- 有効期間: 最長2年、更新可能。
ワークパーミット(Work Permit)
- 概要: 特定の産業(建設、製造、海運など)で働く外国人向けのビザ。
- 要件: 雇用主がスポンサーとなり、労働許可を申請。
- 有効期間: 最長2年、更新可能。
エンタープレナー・パス(EntrePass)
- 概要: シンガポールで起業する外国人向けのビザ。
- 要件: ビジネスプランの提出、資本要件の満たし、関連経験の証明。
- 有効期間: 最長1年、更新可能。
学生ビザ(Student Pass)
学生ビザ(Student Pass)
- 概要: シンガポールの教育機関で学ぶために必要なビザ。
- 要件: 認定された教育機関からの入学許可証、学費の支払い証明。
- 有効期間: 学業期間に応じて。
家族ビザ(Dependant’s Pass)
家族ビザ(Dependant’s Pass)
- 概要: Employment PassやS Passを持つ外国人労働者の家族(配偶者、21歳未満の子供)が対象。
- 要件: 主ビザ保持者の雇用契約と家族関係の証明。
- 有効期間: 主ビザ保持者のビザに応じて。
ロングタームビジターパス(Long-Term Visit Pass)
- 概要: Employment PassやS Passを持つ外国人労働者の親、配偶者の両親、未婚のパートナーなどが対象。
- 要件: 主ビザ保持者の雇用契約と家族関係の証明。
- 有効期間: 主ビザ保持者のビザに応じて。
トランジットビザ
トランジットビザ(Transit Visa)
- 概要: シンガポールを経由して第三国へ移動するための短期間の滞在ビザ。
- 有効期間: 最大96時間。
- 要件: 通過ビザを必要とする国のパスポート保有者。
特別プログラムビザ
グローバル・インベスター・プログラム(Global Investor Program, GIP)
- 概要: シンガポールに大規模な投資を行う外国人向けのプログラム。
- 要件: 指定された投資金額の投資、ビジネス経験の証明。
- 有効期間: 永住権を取得するためのステップとして。
テクノロジー・パス(Tech.Pass)
- 概要: テクノロジー分野で優れた才能を持つ外国人向けのビザ。
- 要件: 過去の業績、技術的な専門知識の証明。
- 有効期間: 最長2年、更新可能。
永住権(Permanent Residency, PR)
永住権(Permanent Residency, PR)
- 概要: 長期的にシンガポールに居住し、就労するための権利。
- 要件: Employment PassやS Passを持つ労働者、シンガポール市民またはPRの配偶者や子供、シンガポールでの学歴や特定のスキルを持つ個人など。
- 申請プロセス: シンガポール移民庁(ICA)に申請書を提出し、審査を受けます。
シンガポールは色々なビザがあるんですね。
各ビザには特定の条件や必要書類があり、目的や滞在期間に応じて適切なビザを選択することが重要です。
まとめ
- シンガポールには、観光、ビジネス、就労、学業、家族滞在など、さまざまな目的に応じたビザの種類がある
- 永住権を狙うにはグローバル・インベスター・プログラム(Global Investor Program, GIP)を足掛かりにしよう
ビザの申請手続きや最新の情報については、シンガポール移民庁(Immigration & Checkpoints Authority, ICA)やシンガポール労働局(Ministry of Manpower, MOM)の公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。また、信頼できるビザ申請代理業者や移民コンサルタントに相談することも有効です。最新の情報はこちらからお問合せください。
著者プロフィール
-
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
最近の投稿
- 海外移住2024.11.20ニュージーランド(NZ)投資ビザまとめ
- コラム2024.11.19公益財団法人の日米欧比較
- コラム2024.11.18資産家が公益社団法人を設立するメリット
- 法人保険2024.11.12キャプティブ(再保険会社)を使った事業承継スキーム
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/24633/trackback