こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、アジアREITに投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「アジアREIT・リサーチ・オープン」について解説します。
今回はアジアREITですか。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- アジアREIT・リサーチ・オープンとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+12.00%、3年で+21.49%
アジアREIT・リサーチ・オープンとは?
日本を除くアジア諸国の取引所に上場されているREITを投資対象とします。銘柄選定では三井住友グループの香港法人から投資助言を受けるようです。
日本を除くアジアって事は香港とかに投資するんですかね?
次で投資先、組み入れ銘柄を見て行きましょう。
投資先、組み入れ銘柄
アジアREITと言いますが、投資先の国はシンガポールと香港の2か国で、シンガポールが約70%になりますのでほとんどシンガポールREITですね。用途別を見ると商業施設が50%以上ですので、シンガポールの商業施設がメインの投資先となるようです。
アジアと言うと広いですが、このファンドの投資先はかなり限られた国になっている事は勉強になりました。
安定していて、投資先に適していると言えない国が多いのかなと思います。
直近1年で+12.00%、3年で+21.49%
こちらのファンドは年2回決算型/毎月決算型がありますが、今回は年2回決算型の数値で解説します。直近1年で+12.00%、3年で+21.49%の騰落率になります。
購入手数料3.3%、解約時手数料0.3%、毎年の管理費用は年1.628%、その他手数料もかかります。
そうですね、投資先REITをエリアでセグメントしたファンドになっていますが、実際の投資先は2か国だけですし、もっとリターンが良いUSREITもあるのでわざわざ投資する理由はないですよね。同じジャンルに投資するファンドでも投資する国、地域によって騰落率が大きく変わる場合があります。投資する前に確認するようにしましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。アジアREITに投資する三井住友トラスト・アセットマネジメント「アジアREIT・リサーチ・オープン」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
2023年の調整相場以降は、我々のようなIFAに相談して投資しましょう。
まとめ
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント「アジアREIT・リサーチ・オープン」はアジアREITに投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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