こんにちは。K2 College大崎です。
ブログではBRICsは「新しい世界秩序」の中心、広がる「米ドル覇権」からの脱却などの記事を書いてきましたが、K2 Collegeの記事ドル覇権の崩壊は始まっているでは、米ドルを基軸通貨とする西側諸国と、資源を有するBRICsを中心した国々と二分していくと述べてきました。
米国だけに投資しておりますが、大丈夫でしょうか?
米国株一辺倒ではなく、新興国やフロンティアマーケットにも分散投資をしておいた方が良いです。
以下、資産クラス別のリターン推移で確認してください。
ここ10年はS&P500(米国株)は調子が良かったですが、2000年代はMSCI EM(新興国)がS&P500(米国株)を凌駕してました。
新興国やフロンティアマーケットと言ってもいろいろですが、どのマーケットに投資しておけば良いでしょうか。
まずは、インドには投資しておかれた方が良いです。
- インドへ投資しておいた方が良い理由
- iFreeNEXT インド株インデックス概要
- Nifty 50 Indexパフォーマンス推移、リスクリターン
- Nifty 50 Index構成銘柄
- iFreeNEXT インド株インデックス パフォーマンス
動画解説
インドへ投資しておいた方が良い理由
どうしてインドには投資しておいた方が良いのでしょうか。
まず、インドの人口は今年中に14億2860万人に達し、中国の人口(14億2570万人)を抜いて世界最多になると推計されております。
また、経済成長著しいインドは2027年には日本を抜いてGDP(国内総生産)で世界3位となる一方、中国の成長率は今後も低下を続ける見込みで、世界経済をけん引してきた中国に代わり、インドが世界の成長センターに躍り出ると予測されております。
賃金上昇率も高く、所得が増えた国民が消費を増加させ、またその人口増加も加速している。国全体の生活水準が上がり、経済が成長していくという好循環を繰り返し成長しております。
そのため、インドは米国に次ぐ、新たな投資先として注目を集めています。
また、インドは教育レベルも高く、英語を話せる方も多く、またITに強い。
これらも投資先として魅力があります。
iFreeNEXT インド株インデックス概要
iFreeNEXT インド株インデックスは、インドの株式に投資し、Nifty50 Index(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果を目指すファンドです。
Nifty 50 Indexは、インド SENSEX IndexやMSCI India Index と同様、インドを代表する株価指数の1つで、インドナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額・流動性・浮動株⽐率等の基準を⽤いて選定された50企業で構成されています。
Nifty 50 Indexパフォーマンス推移、リスクリターン
「Nifty 50 Index」が指定基準日となった1995年11月3日以降のパフォーマンス推移を「インドSENSEX Index」や「MSCI India Index 」と比較すると、⻑期では似たような動きをしていますが、直近では「Nifty 50 Index」のパフォーマンスが良くなっているようですね。
また、リスクリターンで見たら、Nifty 50 Indexは他の2つのIndexと比べて、少ないリスクで高いリターンを得ていることが確認できます。
Nifty 50 Index構成銘柄
Nifty 50 Indexの組入上位10企業のうち5企業がFinancial Servicesとなっており、Financial Services企業のウエイトが高くなっております。
iFreeNEXT インド株インデックス パフォーマンス
iFreeNEXT インド株インデックスは、2023年3月13日に運用を開始したばかりのファンドですが、設定来で+19.6 %のリターンを上げています(2023年6月30日時点)。
そして、iFreeNEXT インド株インデックスは、Nifty50 Index(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果を目指すファンドであり、Nifty50 Indexはインド SENSEX IndexやMSCI India Index と比べて、少ないリスクで高いリターンを得ていました。
このファンドに投資しておいた方が良いでしょうか。
そうですね。
長期的にインド市場は成長していきますし、このファンドはNifty50 Indexの動きに連動したインデックスファンドです。ポートフォリオに加えておくのは良いと思います。
まとめ
- 新興国にも投資しておく
- インドは世界の成長センターに躍り出る
米国だけに投資している方、そのままで大丈夫でしょうか?
ここ数年、S&P500を牽引してきたのも7社だけです。
資産運用相談は、こちらからご相談ください。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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