海外移住を希望しない人のための「長期滞在ビザ」

こんにちは、K2 Collegeの稲垣です。

今回は海外移住についての情報をお届けします。海外移住と聞くと、「自分には関係ないかな」と思う方が多数いらっしゃると思います。しかし各国の長期滞在ビザや永住権の中には、滞在条件がゆるく、日本にいながらさまざまなメリットを享受できるものもありますので、参考にしてください。

ネット検索していたら「ロングスティ希望国ランキング」の記事を見つけました。最近オフショア投資を始めたので、海外への興味はありますが、海外移住となるとハードルが高そうですね。

「海外移住」といっても、投資をすることにより国籍や永住権を目指すもの、数年間のロングスティの他、その国に滞在しなくても永住権を申請できる国もありますよ。

今回の記事では、海外移住に関しての基本的な情報＋海外移住に興味のない方向けのヒントもお届けします。

投資移住ビザの概要
ビザや永住権を所有することによるメリット
海外移住を希望しない人のための「長期滞在ビザ」

海外移住ビザの概要

投資を通じて、その国の長期滞在ビザや永住権を受給する方法は多岐にわたります。投資対象は不動産の購入や、ファンド、国債の購入、一定額の銀行預金などが含まれます。

国によっては「ゴールデンビザ」として知られる制度もあり、スペイン、マルタ、ポルトガル、ギリシャ、ドバイなどが日本人には人気があります。最低投資額や申請条件、滞在日数の条件なども国によって異なります。申請には条件を満たすかどうか、ビザを維持するためのコストなども検討が必要です。

あこがれの国というだけで、移住先を決めないほうが良さそうですね。

「あこがれの国」というのも大きなモチベーションになりますが、「どうして海外移住したいのか」「移住によって自分が得たいものは何か」といった問いに立ち返り、移住先を選びましょう。

ビザや永住権を所有することによるメリット

海外移住を希望される方の理由は多岐にわたります。以下はその一例です。

・子供の教育のため
・その国に移住して生活したい
・資産分散や非常時の避難場所確保のため

特に、子供の教育に関しては、国際的な環境で学び、英語を習得させたいという希望が多いです。一部の国では公立学校の学費が無料であったり、インターナショナルスクールの学費がリーズナブルであることも利点といえます。また、物価が低い国や気候が良い国での生活を希望される方もいます。

このコラムを読んでいる方々は、資産分散に興味をお持ちかもしれません。個人名義の海外不動産の所有や、通常の外国人が開設できない銀行口座に預金するなど資産分散が可能です。

資産分散には興味がありますが、それだけならわざわざビザ申請をする必要は無いのでは？

国によっては贈与税、相続税、固定資産税などが無い場合もありますので、その制度を理解し、活用することが重要です。