こんにちは。K2 College大崎です。
今回は、Standard Life(スタンダードライフ)の海外積立『Harvest 101(ハーベスト101)』について解説します。
- 動画解説
- Standard Life (スタンダード・ライフ) とは
- 『Harvest 101(ハーベスト101)』概要
- IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要
動画解説
Standard Life (スタンダード・ライフ) とは
スタンダード・ライフはスコットランド(エジンバラ)に本拠を持つ大手保険グループで、従業員数は10,000人以上、45ヵ国に顧客を有しています。1825年にライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・スコットランドとして設立され、1832年にスタンダード・ライフ・アシュアランス・カンパニーに改称しました。
2006年には持ち株会社Standard life plcをロンドン証券取引所に上場し、現在ではFTSE100構成銘柄となっています。
2017年には同じくスコットランドにある大手資産運用会社「アバディーン・アセットマネジメント(Aberdeen Asset Management plc)」と株式交換により合併し、「スタンダードライフ・アバディーン」が設立されました。
スタンダード・ライフは保険会社でありながら、2006年の上場以来、M&Aも活用しつつ、資産運用事業やウェルス・マネジメント事業を拡大しており、現在では投資サービス・グループとなっています。
最近、スタンダードライフという言葉を聞かなくなったのですが。。。
2014年に新規口座の受付が停止になり、それ以降、スタンダードライフが契約を解消したIFAも増えているでしょうし、運用が継続できなくなったIFAもあるでしょう。
なお、日本人が投資しているのはStandard Life (Asia) Limitedでしたが、2020年には中国の保険会社であるHeng An Standard Life Insurance Company Limited へ譲渡され、現在はHeng An Standard Life (ヘンアンスタンダードライフ)となっております。
『Harvest 101(ハーベスト101)』概要
🔲積立期間
5年~25年(積立開始後の期間変更は出来ません)
🔲契約者年齢
18~75歳
🔲通貨
米ドル、ユーロ、香港ドル、ポンド、日本円
🔲最低拠出金額
USD250/月〜
🔲ファンド
世界中から厳選した約100本以上の優良ファンドに投資でき、グローバルに投資することでリスクを分散することが可能。リスク許容度や投資目標に合わせたポートフォリオを構築して運用することができます。
🔲積立金支払方法
クレジットカード
🔲初期口座(イニシャルユニット)期間
18~24ヶ月(積立期間により変動)
🔲ボーナス
・ラージバリューボーナス
15,000 – 45,000米ドル : 0.005%/月が付与
45,001 – 90,000米ドル : 0.01%/月が付与
90,001 – 12,000 米ドル: 0.015%/月が付与
12,001米ドル以上: 0.02%/月が付与
※貯蓄口座内の金額に応じて毎月付与
・エクストラアロケーション
90 – 250米ドル :契約年数×0.1%/月が付与
251 – 600米ドル :契約年数×0.2%/月が付与
601– 1,200米ドル :契約年数×0.4%/月が付与
1,201米ドル以上 :契約年数×0.6%/月が付与
※プランへの拠出金額が特定の金額を超えると、ボーナスが初期口座に付与
🔲引出し
初期口座(イニシャルユニット)期間終了後、一部解約が可能です。
途中で積立の停止や減額はできますでしょうか?
積立の停止や減額は初期口座期間終了後からできますが、積立停止期間中も手数料は控除されますので、積立を継続できる期間や金額で始めるようにしてください。
IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要
Standard Life(スタンダードライフ)の海外積立『Harvest 101(ハーベスト101)』で運用されている方から、「運用がうまくいっていない」、「紹介者と連絡が取れない」などといった問合せもあります。
長期で運用していくために海外積立投資を始められたかと思いますが、せっかくクレジットカードを利用して海外に外貨で資産を構築していても、継続しなければ意味はないですし、運用が悪ければ資産を殖やすことはできません。
そこでIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要になってきます。
なぜならば、ご自身でポートフォリオを構築されている方は別として、IFAの運用方針によって資産が増えるかが決まるからです。
弊社ではStandard Life(スタンダードライフ)の海外積立『Harvest 101(ハーベスト101)』からのIFA移管は受け付けておりませんので、運用が上手いIFAやしっかりサポートしてくれるIFAへの移管を考えてみましょう。
なお、弊社ではI社の海外積立を紹介しておりますが、今後、拠出する金額は他の積立商品を利用するという選択肢もあります。
I社の推奨ポートフォリオ(2024年度)も掲載しておきますので、参考にしてください。
もちろんその年の市況にもよりますので、毎年、このようなリターンを叩き出しているわけではありませんが、少なくとも運用がうまくいっていないIFAや連絡が取れない紹介者のもとで運用されている方は、IFAの移管を検討されてはいかがでしょうか。
紹介してくれた人に悪いので、IFA移管はしにくいです。
お気持ちは理解できますが、誰のために投資をしているのか、また何のために投資をしているのかを一度、確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 自分の運用成績を確認してみる
- IFAの変更を考えてみる
- 今後、拠出する資金は他の積立商品を利用する
IFAの移管を考えられている方や運用について相談したい方は、こちらからご連絡ください。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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