元本確保型ファンド(BNP Paribas S&P500 100% Capital Protected Note 10)【募集期限 : 〜3/28(金)】

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は、BNP Paribasによって元本が保証される元本確保型ファンドについて解説します。

  • 元本確保型ファンド概要
  • 収益計算方法
  • ベネフィット&リスク
  • BNPパリバ(BNP Paribas)について

元本確保型ファンド概要

この商品は「 BNP PARIBAS S&P 500 100% CAPITAL PROTECTED NOTE 10 」という、S&P 500指数に連動した元本確保型の商品です。

発行体: BNP Paribas Issuance B.V.(保証: BNP Paribas)
信用格付: A1(Moody’s)、A+(Fitch)、A+(S&P)
元本保証: 満期時に100%の元本を保証

投資期間: 6年間(2025年3月28日~2031年4月4日)
連動指数: S&P 500指数(四半期平均)
参加率:132%

通貨: USD(米ドル建て)
最低投資額:USD10,000
購入手数料:なし
解約手数料:なし
売買:毎日
募集期限:~3/28(金)
(オフショア資産管理口座、スイスプライベートバンク経由可)

四半期平均と参加率132%というのがよく分からないのですが・・・。

それでは事項で説明しますね。

収益計算方法

この商品のリターンはS&P 500指数の四半期ごとの平均パフォーマンスに132%を乗じた額で決まります。つまり、S&P 500の成長率×132%のリターンを受け取る仕組みですが、計算には四半期ごとの平均値を使用します。

運用期間6年間で、以下のように24回の観測日がありますが、

各観測日におけるS&P 500の指数値を記録し、その算術平均を算出します。そして、その平均値と投資開始時のS&P 500指数値を比較して、どれだけ成長したかを算出するわけです。

満期時のリターンがS&P 500の四半期ごとの平均パフォーマンスがプラスの場合、 132%の倍率で利益を享受できるということですね。

例えば、S&P 500の6年後の四半期平均パフォーマンスが +10% だったとすると、リターンは132%×10%=13.2%となり、

USD100,000を投資していたとすると、
満期時の受取額はUSD100,000 + USD13,200 = USD113,20となります。

平均パフォーマンスがマイナスの場合はどうなるのでしょうか?

平均パフォーマンスがどれだけマイナスになろうとも、元本の100%が返還されます。

ベネフィット&リスク

この商品は S&P 500の成長に参加しながら元本を守る ことを目的とした投資家向けの低リスク商品ですが、発行体リスクや市場の影響を受ける点は考慮する必要があります。

ベネフィット

・元本保証(BNP Paribas がこの商品の保証を提供)
・上限なしでS&P 500の成長に参加可能(132%の倍率適用)
・四半期ごとの平均化により、急落リスクの緩和

リスク

・発行体の信用リスク(BNP Paribasがデフォルトすると元本保証が機能しない)
・早期売却すると元本割れの可能性がある
・四半期ごとの平均化により、急騰時の利益が抑えられる可能性がある

早期売却すると元本割れの可能性があるとはどういうことでしょうか?

運用期間中、元本割れのタイミングで解約すると、元本割れの可能性があるということです。

ただ、S&P500インデックスで運用している場合、暴落で基準価額が大きく落ち込んでも、いつ価額が戻るかわからないので待ち続けるしかありませんが、このファンドで運用していれば、満期に100%元本が戻ってくるわけですから、保有していれば良いですね。

BNPパリバ(BNP Paribas)について

‌BNPパリバ(BNP Paribas)は、ヨーロッパを代表する大手金融機関であり、グローバルに事業を展開する銀行グループです。

本社をフランスに構え、74か国に拠点を持ち、従業員数は192,000人以上にのぼり、そのうち146,000人以上がヨーロッパに在籍しており、特に欧州市場での存在感が際立っています。

また、南北アメリカ市場やアジア太平洋地域にも積極展開 しており、国際金融サービス分野で確固たる地位を築いています。地中海諸国、トルコ、東欧、米国西部では、統合型リテールバンキングモデル を展開し、グローバルな金融ソリューションを提供しています。

そして、‌BNPパリバは資金調達、投資、貯蓄、保険 など幅広い金融サービスを提供し、個人から中小企業、法人、機関投資家まで多様な顧客層を支援しています。

その規模と信用力から、欧州で最も安定した銀行の一つとされており、信用格付けもA1(Moody’s)、A+(Fitch)、A+(S&P)と高いです。

なお、信用格付けは、発行体の信用リスク、すなわち債務不履行の可能性を評価する指標ですが、高い格付けは、発行体が財務上の義務を履行する能力が高いと評価されていることを示します。  

BNPパリバが破産するリスクは低そうですね。

そうですね。
現在の高い信用格付けから判断すると、BNPパリバが破産する可能性は低いと考えられます。  

『元本確保型ファンド(BNP Paribas S&P500 100% Capital Protected Note 10)』の募集期限は3/28(金)です。

時間も限られておりますので、投資される方は、急ぎ行動してください。

まとめ

  • 満期時に100%の元本が保証される
  • 高い信用格付けを得ているBNPパリバが保証
  • S&P 500の成長率(四半期平均)×132%のリターンを受け取る

『元本確保型ファンド』の資料を希望の方は、こちらからご連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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