こんにちは、K2 College河合です。
本日は資産残高上位にランキングされている『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)』を解説します。名前のまんまS&P500へ100%投資しているファンドですが、ベンチマークと比べてどのくらいの差があるのか、コストなどを再度チェックしようと思います。
私も「オンライン証券」「米国株インデックス」「コスト安」ということで持ってます。
はい、その選択で正しいと思います。一緒にもう一度中身を確認しておきましょう。
- 動画解説
- 『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)』とベンチマークの差
- コスト(手数料)は年0.0938%だけ
動画解説
『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)』とベンチマークの差
このファンドは「バンガード・S&P500ETF」という主要インデックスへ投資しており、解約に備えて現金を0.6%保有している分だけの差が出てきます。
チャートで見ても数字で見てもほとんど差がないことがわかりますね。1年間で0.02%だけの差となってます。
S&P500へとうししているつもりだったので安心しました。
こうして一つ一つ確認しておくと、安心して投資し続けられますね。
コスト(手数料)は年0.0938%だけ
購入手数料、解約手数料(信託財産留保額)共になく、信託報酬として年0.0938%がS&P500から引かれているようです。上記パフォーマンスの差異はここからきています。
日本で投資する限りこのくらいはしょうがないという感じですかね。
そうですね、ETFに投資するだけのために海外口座を開設して英語で管理するのも面倒でしょうから、このくらいコストで妥協していいと思います。
まとめ
- ほとんどS&P500と同じパフォーマンス
- 差は年0.0938%の信託報酬と0.6%程度の現金資産
- 今年(2022年)からの調整局面ではインデックス投資だけではダメ
- ショートのできるヘッジファンド、株との相関性の低いオルタナティブ資産を持とう
とはいえインデックスはロング(買い)ポジションしか持っていないので、株式相場が良くなければリターンは出ません。今年(2022年)からは利上げで、株式相場は調整局面ですから、一度利益確定をして、ショート(売り)ポジションを持っているヘッジファンド、株との相関性の低いオルタナティブへ投資をしましょう。この2つのファンドは国内ではほとんど選択肢がないので、海外(オフショア)で行いましょう。
※『海外投資入門書(マニュアル)』はこちら(無料)【NEW】
著者プロフィール
-
<経歴>
青山学院大学国際政治経済学部国際経営学科ファイナンスコース卒業
中国天津南開大学漢語語言学院留学
野村證券にて4年半勤務、2008年リーマン・ショックの前日に退社
プライベートバンクを経て、2009年K2 Investment設立
2014年ボストン留学、2018年Paris留学
現在、K2 Holdings会長
<趣味>
ダイビング、クルージング、自然
最近の投稿
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/5731/trackback