こんにちは。K2 Collegeの半野です。
昨日スニーカー投資の深堀りをしました。今回も実物投資ということでウイスキーを取り上げます。アルコール関連であれば、ワインを思い浮かべる人が多いと思いますが、初心者にはこちらのほうが取り組みやすいです。
お酒は飲むだけかと思ってましたが、投資対象にもなるんですね。
ウイスキー投資も昨今人気が出てきています。投資としても意外といいかもしれません。
- ウイスキー投資の特徴
- ウイスキー投資の方法
- 意外と期待できる実物投資?
ウイスキー投資の特徴
ウイスキー投資は人気のある銘柄や、希少性の高いウイスキーを購入し、プレミアがついてから売却する投資手法です。これはスニーカー投資と同じですね。ただしターゲットになるのは若者というよりは、富裕層やウイスキー愛好家。この点が大きく異なってくるでしょうか。
次にウイスキー投資の特徴を挙げてみましょう。
投資資金に合わせやすい
ウイスキー投資も大きな資金を必要とせずに始められます。もちろん高価なものもありますが、数万円からも購入可能。投資としてみた場合、大きな資金がなくても始められるのが大きな特徴。資金に合わせた投資スタイルで開始することが可能です。
保管が容易
お酒の投資となるとワインが真っ先に思い浮かびます。しかしワインセラーや温度湿度が管理できる倉庫でないと品質が劣化するので、初心者には難易度が高いです。その点、ウイスキーは蒸留酒なので、そこまで厳密にする必要がありません。高温多湿と直射日光さえ避ければ、長期保存が可能です。
売却が簡単
流動性が高いのも、この投資の特徴の1つ。日本人にもなじみがありますから、ヤフオクやメルカリなどで簡単に買い手を見つけることが可能です。
価格が高騰しやすい
他の投資と比較して価格が上がりやすいのも大きな特徴。例えば「山崎25年』は2011年頃は10万円程度だったものが、2021年には約130万円になっています。また先日紹介したマッカランの別年代物「マッカラン1988』は2016年から2020年にかけて約60%の利回りを出しています。
これだけ聞くと、何万円かで購入しようかな?という気にもなってきます。
高値で取引されることも多いようなので、値上がりしそうな銘柄をどう見極めるかですかね。
ウイスキー投資の方法
様々な投資方法があるのもこの投資の魅力なのかもしれません。
ボトル投資
文字通り、ボトルを購入する方法です。誰でも投資として入りやすい方法ですね。プレミアがつきそうな銘柄を購入し、数年後に高値で売却するのが理想。もちろん価格に関する情報収集は欠かせません。
カスク投資(樽投資)
商品化される前のウイスキーを樽ごと購入する方法です。蒸留所で熟成中の原酒を購入することになります。長期熟成してからプレミアがつく可能性があること、また自分でスペースを用意する必要がないこと、蒸留所できちんと保管されているなどのメリットがあり注目されています。、ファンド化されて投資できるようにもなっているようです。
例えばプロが運用しているカスク投資があります。それが『ウイスキーインベストダイレクト』。
スコッチウイスキーの2011年から2020年の年平均リターンが15.4%というデータも出ています。これだけのリターンを出しているので、投資としての魅力があることが分かります。
様々な投資方法があるんですね。ファンドがあるのには驚きましたし、リターンも高いですね。
ボトルで購入は誰でもできますから、その点投資しやすいです。樽で投資できるのも面白いですね。高リターンが期待できる銘柄もあります。
意外と期待できる実物投資?
ウィスキーは高値で取引されることも多いので、実物投資として利益をきちんと出せる可能性があります。1年2年で高いリターンは期待できませんが、5年10年と見た場合それなりのリターンが期待できますし、保存方法もワインなどと比べると非常に簡単です。ボトルで投資をした場合、最低限の品質管理が必要で、事件や事故などで失われる可能性も考慮しなくてはなりませんが、カスク投資やファンドへの投資をすることで、安全かつ手軽にウイスキー投資ができるでしょう。まずは自分が入れそうな投資からウイスキー投資を始めてもいいかもしれません。
それなりのリターンも期待できそうな感じですね。
色々調べるともっと分かりますが、高いリターンを期待してもいいかもしれません。
まとめ
- ウイスキー投資は低資金でも始めることが可能
- 様々な投資方法がある
- 中長期投資で考えた場合、高いリターンも期待できる
著者プロフィール
-
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。
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