こんにちは。K2 Collegeの半野です。
今回は実物投資の中でも最もポピュラーな腕時計。有名ブランドであれば興味がない人でも聞いたことがあるでしょうし、何よりも手軽に身につけられるのがポイント。
高価な腕時計をしている人を見かけることもよくありますよね。
高級腕時計を身につけることは、一種のステータスになっていますよね。腕時計を投資視点からみてみましょう。
- 腕時計投資の概要と特徴
- 腕時計投資のメリット・デメリット
- 資産保有の1つの手段として可能性のある投資
腕投資の概要と特徴
腕時計投資は高級腕時計を購入し、購入時より値上がりすれば売却、その売却益を得ていく投資方法です。非常にシンプルですね。次に腕時計投資の特徴を挙げてみましょう。
使用していても価格が上がる?
不動産や車などは購入した瞬間から価値が下がると言われています。しかし腕時計にはそれが当てはまりません。高級腕時計の場合、手作りで大量生産されていないケースが多いので、人気のモデルやブランドは供給量が不足しています。つまり希少価値があります。そのため使われているものでも定価よりも高くても購入したいという人が出てくるのです。
長期間利用が可能
一般的に機械式の時計は10年程度経過すると、部品の製造が終了するため修理できなくなると言われています。しかし高級腕時計の場合、20年、30年と長期間修理可能なことが多いのです。例えばロレックスは30年の修理保証があります。半永久的に使えますね。そのため使い続けていてもメンテナンスさえきちんとしておけば、資産価値が持続することになります。
利回りが高い
一般的な株や不動産と比較しても利回りが高くなる傾向があります。ロレックスの某モデルが2017年は約200万円だったものが、2022年には600万円程度まで値上がりした例もあります。現在価格が一時的に下がっているモデルもあるので、投資を考えるのであれば、今が買い時かも?
数十年単位で長期間利用できるのがいいですね。
自分で身につけて楽しみながら資産価値が上がる、これはいいですよね。
腕時計投資のメリット・デメリット
次にメリット・デメリットを解説します。メリットとして考えられるのは以下の点。
情報収集が容易
検索するとすぐに出てくるのが『腕時計.com』というサイト。それ以外のサイトでもブランドや、モデル名、年式など検索すれば、その時の相場が簡単に分かります。過去のデータと比較しながら購入時、売却時の失敗を避けることが可能です。
身につけて利用することが可能
趣味と実益が両立できるのがポイント。新品のままでケースに保管と考える人もいるかもしれませんが
車のエンジンと同じで、腕時計も使用しないと内部が劣化し、逆に価値が下がってしまうことがあります。そのため身につけていなくても定期的なメンテナンスが必要です。よほどの傷などがつかない限り資産価値が下がることもありませんから、身につけて楽しみましょう。
運用コストがかからない
不動産や投資信託などは手数料がかかりますが、腕時計はその心配がありません。売却時も買取業者の見積・査定も無料で行われるのが一般的ですから安心です。
次にデメリットを挙げてみましょう。
紛失や盗難リスクがある
身につけられる楽しみがある一方で、やはり紛失や盗難が心配になります。これだけは自分でしっかり管理しなければなりません。かといって、しまいこんだままで未使用状態では内部が劣化してしまう可能性があります。そうなるとメンテナンス費用だけがかかってしまい、投資としての魅力がなくなってしまいます。
メンテナス費用がかかる
すでに書きましたが、腕時計の場合、利用していてもしていなくても定期的なメンテナンスが必要です。場合によってはオーバーホールなどもした方がよいでしょう。きちんと動かない場合、資産価値が下落してしまいます。
貴金属製品でも価値が上がらない場合がある
金やプラチナ製のモデルを購入してしまいそうですが、腕時計の場合、必ずしも素材で価値が上がるということがないのが特徴。素材だけで購入してしまうと、資産価値が上がらない場合があるので注意が必要です。
きちんと動くことが重要なんですね。やっぱり盗難が怖いかな。
未使用でも定期的なメンテナンスが必要です。購入したのであれば使って楽しみたいですね。
資産保有の1つの手段として可能性のある投資
身につけて楽しむことができる腕時計投資。投資視点で考えた場合、中長期でみる必要がありますが、経済情勢や金融市場に左右されないのも強みの1つと言えるでしょう。趣味と実益を兼ねた投資として考えてみてはいかがでしょうか。
本当の意味で趣味と実益を兼ねた投資ですね。
売買もし易いですし、情報も入りやすいですから、資産の1つとして保有するのもありですね。
まとめ
- 腕時計投資は利用しながら資産を保有できる
- 情報が入りやすく、売買もし易い投資方法
- 中長期投資で考え、高いリターンも期待できる投資方法の1つ
著者プロフィール
-
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。
最近の投稿
- コラム2023.06.22一括投資でも投資の考え方を変えてはいけない
- コラム2023.06.21株価が上昇中ですが投資には注意
- コラム2023.06.20仮想通貨取引所FTXの破綻とは
- 海外不動産2023.06.19海外不動産投資の魅力と問題点
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/13807/trackback