こんにちは。K2 College大崎です。
世界50ヶ国余りで金融サービスを提供する世界最大級の金融グループUBSですが、その主要事業は富裕層向けウェルス・マネジメント、投資銀行、証券業務、アセット・マネジメントです。
そのUBSが富裕層向けウェルス・マネジメント部門で数千の小規模なクレディ・スイス口座を閉鎖し、リターンの低い顧客関係から撤退するようです。
- 動画解説
- UBS、口座残高約200万ドル(約3億円)以下の口座は見直しへ
- 日本の「プライベートバンキング」は取扱商品が格段に少ない
- 預入資産USD500,000以上でスイスプライベートバンクを紹介いたします
動画解説
UBS、口座残高約200万ドル(約3億円)以下の口座は見直しへ

UBSは1年前にクレディ・スイスを買収したのですよね。
そうですね。
クレディ・スイスを買収する際、170億ドル相当のクレディ・スイスのAT1債は無価値化されましたし、UBSにとってかなり有利な買収になりましたね。
UBSの中核は世界の富裕層の資金を預かるビジネスですが、クレディ・スイスの買収によって規模が拡大したことで、預かり資産額も約2割増加し、米国以外のほとんどの地域ではUBSの規模がモルガン・スタンレーを上回るようになったとのことです。

UBSが世界トップかと思っていたのですが、ウェルスマネジメント部門でみればそうではないようですね。
なお、UBSはウェルスマネジメント部門の運用資産を2028年末までに5兆ドル以上に拡大することを目標としているよう(モルガン・スタンレーのウェルスマネジメント部門は約5兆ドルの資産)。

しかしながら、アジアを中心に成長の計画をしているにも関わらず、中国経済の低迷により多くの顧客の取引が減少しているとのこと。
そこでUBSは口座残高が約200万ドル(約3億円)以下の口座について見直しを行っています。
Bloombergの記事には、買収したクレディ・スイスの不要な部分の整理を進めていると記載されておりましたが、UBSからすると口座残高が約200万ドル(約3億円)以下の口座は、十分なリターンが得られないので不要とのことです。
残高の大きい顧客は手数料が高くなりますから、そちらに集中した方が効率は良いですよね。
日本の「プライベートバンキング」は取扱商品が格段に少ない

アジアに数千あるクレディ・スイスの口座のうち、多くはシンガポールと香港にあるということですが、日本人の顧客もいるのではないでしょうか。
最近は日本の金融機関にもプライベートバンクがあるようですので、そちらに資産を移せば良いですね。
そもそも日本に資産を置いておきたくないために海外にあるプライベートバンクで運用しているでしょうから、わざわざ日本には戻さないのではないでしょうか。
また、日本の「プライベートバンク」というか「プライベートバンキング」ですが、その「プライベートバンキング」の中にも、株や債券、投資信託のような金融商品だけでなく、仕組債やヘッジファンドなどの商品を紹介できる金融機関もあるでしょう。
しかしながら、日本のプライベートバンキングは海外のプライベートバンクに比べて紹介できる商品は格段に少なく、また、運用ノウハウも海外の歴史あるプライベートバンクに比べ劣るでしょうから、海外のプライベートバンクを利用した方が有利ではないでしょうか。

預入資産USD500,000以上でスイスプライベートバンクを紹介いたします

日本の「プライベートバンキング」と、海外の「プライベートバンク」では色々と違うのですね。
そうですね。
ただ、日本の「プライベートバンキング」でも都合が良い方であれば、それを利用すれば良いと思いますよ。
しかしながら、前述したように、日本に資産を置いておきたくない方や、日本からでは投資できない魅力的な商品での運用を希望される方が、海外のプライベートバンクを利用しているのでしょうから、わざわざ日本の「プライベートバンキング」にお金を移す方は多くないのではないでしょうか。
日本の「プライベートバンキング」にお金を移したくない方はどうされるのでしょうか。
スイスなどにある他のプライベートバンクに資産を移されるのではないでしょうか。
ただ、スイスプライベートバンクは2〜3億円以上と預入資産を増やして行かないとコスト割合が高くなりますから、その金額以上のお金を預けて行けるような方が利用するのが良いですね。
UBSも口座残高が約200万ドル(約3億円)以下の口座について見直しを行っているわけですが、この金額が一つの目安になるのではないでしょうか。
2〜3億円以上の資産がなければスイスプライベートバンクの口座は保有できないのでしょうか。
預入資産がUSD500,000以上あれば、スイスプライベートバンクの口座開設は可能です。
もちろん日本の「プライベートバンキング」のような限定された商品ではなく、マルチカレンシーで世界中のオフショアファンドなどへも投資することができます。
そして、日本語が話せる担当者が付きますね。
今回、見直しされる口座残高が約200万ドル(約3億円)以下のクレディ・スイス口座をお持ちの方は、検討してみるのも良いですね。
そうですね。
保有するクレディ・スイス口座が見直しされる方だけでなく、預入資金がUSD500,000以上ある方は担当者が付くスイスプライベートバンクを紹介いたしますので、参考にしてください。
マルチカレンシーで世界中のオフショアファンドなどへも投資するには、やはり、USD500,000以上でスイスプライベートバンクを開設する必要がありますか?
USD10,000以上で口座開設ができる『オフショア資産管理口座』というオフショアにある口座からマルチカレンシーで世界中のオフショアファンドなどへも投資できますよ。
こちらについては以前の記事で解説しておりますので、参考にしてください。
まとめ
- 小規模なクレディ・スイス口座を閉鎖
- 預入資産USD500,000以上でスイスプライベートバンクを紹介
著者プロフィール

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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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