こんにちは。K2 College大崎です。
今回は、Friends Provident International(FPI ・フレンズプロビデント)の海外積立『Premier(プレミア)』について解説します。
- 動画解説
- Friends Provident International(FPI ・フレンズプロビデント)とは
- Premier(プレミア)概要
- IFAを移管する
動画解説
Friends Provident International(FPI ・フレンズプロビデント)とは
Friends Provident International(FPI ・フレンズプロビデント) はマン島が初めてオフショア生命保険会社を迎え入れた 1978 年にマン島で設立され、国際生命保険市場において 46年の歴史や経験がある会社です。
2020年7月にIFGL(International Financial Group Limited)がAvivaからFPIを買収し、今では世界中の投資家に投資や貯蓄などのソリューション商品を提供しているIFGLの一員となっております。
IFGL には、Ardan International、RL360、Friends Provident International、IFGL Pensions、IFGL Global Trusts、および RL360° Services の 6 つの主要ブランドがあり、世界 216,000の顧客に対して 250 億ドルの資産を管理しております(2023 年 12 月 31 日現在)。
FPIは、香港、シンガポール、アラブ首長国連邦、マン島にオフィスを構え、投資や貯蓄などのソリューション商品を提供しておりますが、2012年に日本居住者からの新規契約受け入れを打ち切り、現在、日本居住者が新規で契約することはできなくなっております。
マン島で海外積立投資をするメリットは何でしょうか。
マン島はオフショアであるため運用中に税金がかかりません。そして、金融機関と顧客の資産は分別管理されており、金融機関が破綻しても、顧客の資産は守られます。
また、万が一、顧客の資産に影響が出たとしても資産の最大90%が政府によって保障されます。
Premier(プレミア)概要
🔲積立期間
5年以上25年以下(積立開始後の期間変更は出来ません)
🔲契約者年齢
18歳以上70歳以下(契約満期日が75歳の誕生日まで)
🔲通貨
米ドル、ポンド、ユーロ、香港ドル
🔲最低拠出金額
USD150/月〜
※USD250/月未満の場合、5%の手数料が差し引かれます。
※USD500/月以上の場合、5%のボーナスが支払われます(初期ユニット期間内のみ)
🔲ファンド
世界中から厳選した約200本以上の優良ファンドに投資できます。
🔲積立金支払方法
クレジットカード(VISA, MASTERCARD) 1%の手数料が掛かります
🔲引出し
引出は18ヶ月後から可能。最小引出額はUSD750から。
途中で積立の停止や減額はできますでしょうか?
積立の停止や減額は18ヶ月後からできますが、積立停止期間中も手数料は控除されますので、積立を継続できる期間や金額で始めるようにしてください。
IFAを移管する
Friends Provident International(FPI ・フレンズプロビデント)のPremierで運用されている方から、「運用がうまくいっていない」、「紹介者と連絡が取れない」などといった問合せがよくあります。
中には管理ができておらず「現在、どうなっているかもわからない」という方もおられましたし、「紹介者と連絡が取れないから積立を停止してしまった」という方もおられました。
長期で運用していくために海外積立投資を始められたかと思いますが、せっかくクレジットカードを利用して海外にUSDで資産を構築していても、継続しなければ意味はないですし、運用が悪ければ資産を殖やすことはできません。
そこでIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要になってきます。
なぜならば、ご自身でポートフォリオを構築されている方は別として、IFAの運用方針によって資産が増えるかが決まるからです。
ちなみに、弊社は毎年、代表の河合が推奨ポートフォリオを組んで投資家へ提供しておりますが、2023年度のPremier(プレミア)の推奨ポートフォリオはこちらです。
直近1年(2023年)の実績を拾っておりますが、リターンは16.05%でした。
Premier(プレミア)で運用されている方はご自身の運用成績と比較してみてください。
また、Premier(プレミア)はファンドが統合されたりして選択できるファンドが少なくなってきておりますし、前述したとおり、日本居住者が新規で契約することはできませんので、現在、弊社ではI社の海外積立を紹介しております。
参考までにI社の推奨ポートフォリオ(2024年度)も掲載しておきます。
もちろんその年の市況にもよりますので、毎年、このようなリターンを叩き出しているわけではありませんが、少なくとも運用がうまくいっていないIFAや連絡が取れない紹介者のもとで運用されている方は、IFAの移管を検討されてはいかがでしょうか。
ちなみに、弊社では他のIFAからの移管される方のサポートはしております。
紹介してくれた人に悪いのでIFA移管はしにくいです。
お気持ちは理解できますが、誰のために投資をしているのか、また何のために投資をしているのかを確認してください。
まとめ
- Premier(プレミア)は日本居住者が新規で契約することはできない
- 自分の運用成績を確認してみる
- IFAの移管を考えてみる
IFAの移管を考えられている方や直接相談したい方は、こちらからご連絡ください。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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