ハンサード(Hansard)の海外積立『アスパイア(ASPIRE)』

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は、Hansard International Limitedの海外積立『ASPIRE(アスパイア)』について解説します。

  • 動画解説
  • Hansard International Limitedとは
  • ASPIRE(アスパイア)概要
  • IFAを見直す

動画解説

Hansard International Limitedとは

ハンサード・インターナショナル・リミテッドは、世界有数のオフショア金融センターであるマン島の金融サービス企業であり、ロンドン証券取引所に上場しているHansard Global plcを親会社とするハンサードグループの一員です。

マン島において1986年12月24日に設立され、マン島金融サービス機構より保険業のライセンスを受け、世界中で資産運用商品として広く普及しているユニット・リンク保険(いわゆる変額保険)を提供している生命保険会社です。

最大 155 か国に40,000 弱の顧客口座を抱えており、10 億ポンドを超える資産を管理しています。

他の記事で紹介されていたRL360Friends Provident International(FPI)もマン島で設立されているのですが、どうしてマン島で設立するのでしょうか。

マン島は古い歴史がある英国王室属領のひとつですが、IMF(国際通貨基金)より、規制の厳しいオフショア金融センターして認められていることが挙げられます。

オフショアは規制や税制面で優遇されているために、資金の調達や運用を行いやすい市場となっておりますから、投資家のお金が集まりやすいのですね。

しかも、投資家保護に関する法律に基づき、運用資産の評価額の90%が保護されます。

ASPIRE(アスパイア)概要

🔲積立期間
10年以上30年以下(積立開始後の期間変更は出来ません)

🔲契約者年齢
18歳以上65歳以下(契約満期日が71歳の誕生日まで)

🔲通貨
米ドル、ポンド、ユーロ、香港ドル、スイスフラン、オーストラリアドル、日本円

🔲最低拠出金額
USD150/月〜

🔲ファンド
世界中から厳選した約100本以上の優良ファンドに投資でき、グローバルに投資することでリスクを分散することが可能。リスク許容度や投資目標に合わせたポートフォリオを構築して運用することができます。

🔲積立金支払方法
クレジットカード、海外送金

🔲ボーナス

・初期口座期間終了後ボーナス
累積購入ユニット数に対して0.75%を付与

・ロイヤルティボーナス
11年目以降の積立金額に対して毎月5%のボーナス付与

・スペシャルオファー(期間限定、250ポンド/月以上の拠出金が対象)
契約開始時、初回拠出金に対して最高で600%の配当(拠出頻度と期間により異なる)
毎月250ポンド×積立年数25年を契約した場合、25年×20%=500%の特別配当(拠出金の5倍の金額が追加される)

🔲初期口座期間
15~24ヶ月(積立期間により変動)

🔲プラン最低維持金額
USD1,000

🔲引出し
初期口座期間終了後、時価総額がUSD1,000を下回らない範囲で一時引き出しが可能

途中で積立の停止や減額はできますでしょうか?

積立の停止や減額は初期口座期間終了後からできますが、積立停止期間中も手数料は控除されますので、積立を継続できる期間や金額で始めるようにしてください。

IFAを見直す

ハンサード(Hansard)の海外積立『アスパイア(ASPIRE)』で運用されている方から、「運用がうまくいっていない」「紹介者と連絡が取れない」などといった問合せがよくあります。

長期で運用していくために海外積立投資を始められたかと思いますが、せっかくクレジットカードを利用して海外に外貨で資産を構築していても、継続しなければ意味はないですし、運用が悪ければ資産を殖やすことはできません。

そこでIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるアドバイザーの選択が重要になってきます。

なぜならば、ご自身でポートフォリオを構築されている方は別として、IFAの運用方針によって資産が増えるかが決まるからです。

弊社ではハンサード(Hansard)の海外積立『アスパイア(ASPIRE)』からのIFA移管は受け付けておりませんので、運用が上手いIFAへの移管を考えてみましょう。

なお、弊社ではI社の海外積立を紹介しておりますが、今後、拠出する金額は他の積立商品を利用するという選択肢もあります。

I社の推奨ポートフォリオ(2024年度)も掲載しておきますので、参考にしてください。

もちろんその年の市況にもよりますので、毎年、このようなリターンを叩き出しているわけではありませんが、少なくとも運用がうまくいっていないIFAや連絡が取れない紹介者のもとで運用されている方は、IFAの移管を検討されてはいかがでしょうか。

紹介してくれた人に悪いのでIFA移管はしにくいです。

お気持ちは理解できますが、誰のために投資をしているのか、また何のために投資をしているのかを確認してください。

まとめ

  • 自分の運用成績を確認してみる
  • IFAの移管を考えてみる
  • 今後、拠出する資金は他の積立商品を利用する

IFAの移管を考えられている方や運用について相談したい方は、こちらからご連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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