こんにちは、K2 College編集部です。
タイには、さまざまな目的や滞在期間に応じたビザの種類が存在します。以下に、主要なビザの種類とその詳細について説明します。
ビザにも色々種類があるんですね。
はい、目的によって必要なビザが変わるのでまずは整理していきましょう。
- 短期滞在ビザ
- 長期滞在ビザ
- 特別ビザ
短期滞在ビザ
- 観光ビザ(Tourist Visa, TR)
- 観光目的でタイを訪れる外国人に発行されるビザです。通常、シングルエントリーの場合60日間有効で、一度のみの入国が可能です。延長申請によりさらに30日間延長することが可能です。
- 観光ビザ免除(Visa Exemption)
- 一部の国のパスポート保有者は、観光目的で30日間(空路の場合)または15日間(陸路の場合)のビザ免除でタイに滞在することができます。延長は通常30日間可能です。
- トランジットビザ(Transit Visa, TS)
- タイを経由して第三国へ移動する場合に発行されるビザです。通常、30日間有効です。
観光ビザで60日滞在できるんですね。
そうですね。ビザ無しでも30日以内であれば滞在可能です。
長期滞在ビザ
- ビジネスビザ(Non-Immigrant B Visa)
- タイでのビジネス活動、商談、会議、就労などを目的とする外国人に発行されます。最長90日間の滞在が可能で、さらに延長が可能です。雇用主がスポンサーとなる場合、ワークパーミット(労働許可証)も必要です。
- 学生ビザ(Non-Immigrant ED Visa)
- タイの教育機関で学ぶために発行されるビザです。通常、1年間有効で、教育機関での学業期間に応じて延長が可能です。
- 家族ビザ(Non-Immigrant O Visa)
- タイ人の配偶者や子供、永住者の家族を持つ外国人に発行されます。通常、90日間有効で、延長申請により1年間の滞在が可能です。
- 退職者ビザ(Non-Immigrant O-A Visa)
- 50歳以上の外国人退職者に対して発行されるビザです。1年間有効で、毎年の延長が可能です。申請には一定の財務条件を満たす必要があります。
退職者ビザもあるんですね。
はい、50歳以上の方で一定の預金があれば申請可能です。
特別ビザ
- スマートビザ(SMART Visa)
- 特定の技術分野や産業分野での専門知識を持つ外国人に対して発行されるビザです。最長4年間有効で、ビザ保持者とその家族に対して多くの利点が提供されます。
- デジタルノマドビザ(Digital Nomad Visa)
- リモートワークを行う外国人に対して発行されるビザです。具体的な要件や申請手続きについては、タイ政府の最新情報を確認する必要があります。
- 特別観光ビザ(Special Tourist Visa, STV)
- 新型コロナウイルス感染症の影響により、特別に設けられたビザです。90日間の滞在が可能で、2回の延長が認められ、合計で270日間の滞在が可能です。※現在は終了
スマートビザというのはどういったものですか?
優秀な技術者・投資家向けのビザで国の競争力を高めるために、高度なスキルを持った労働者や外国人投資家を誘致するために作られました。労働者であれば、特定の産業に従事し、日本円で月給50万円、100万円くらいの方が対象になります。
まとめ
- 短期滞在、長期滞在、特別ビザの種類がある
- 特定の産業に優秀な技術者向けのビザもあり、人材獲得に力を入れている
タイには、観光、ビジネス、学業、家族滞在、退職生活など、さまざまな目的に応じたビザの種類があります。各ビザには特定の条件や必要書類があり、目的や滞在期間に応じて適切なビザを選択することが重要です。ビザの申請手続きや最新の情報については、タイの大使館や領事館の公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。
著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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