【国内保険相談事例】ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険に加入中ですが、継続がすべきか、すぐに解約した方が良いのか相談したい。

こんにちは、K2 College 松本です。

今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。

  • 相談内容
  • アドバイス(商品)
  • アドバイス(全体)

相談内容

初めましてYouTubeを拝見し、ご連絡いたしました。下記の保険に加入中ですが、継続がすべきか、すぐに解約した方が良いのか、ご教示よろしくお願いいたします。

保険会社:ジブラルタ生命
保険種類:無配当終身保険(USドル建)
振込方法:月払い
契約日:2007年1月1日
保険期間:終身 リビング・ニーズ特約、指定代理請求特約が付加されています
払込期間:29年
保証内容:終身保険金 70,000,00USドル
    :無配当解約払戻金抑制型終身保険特約 30,000,00USドル

アドバイス(商品)

ジブラルタ生命 米国ドル建終身保険〔無配当〕

普通の米ドル建終身保険です。終身保険なので一生涯の死亡保障貯蓄機能がありますが貯蓄性はとても低いので、貯蓄を目的で契約する必要はありません。また貯蓄機能があることで、死亡保障額に対する保険料が高いことがデメリットです。

アドバイス(全体)

下記の保険に加入中ですが、継続がすべきか、すぐに解約した方が良いのか、ご教示よろしくお願いいたします。

保険種類:無配当終身保険(USドル建)
振込方法:月払い
契約日:2007年1月1日
保険期間:終身 リビング・ニーズ特約、指定代理請求特約が付加されています
払込期間:29年
保証内容:終身保険金 70,000,00USドル
    :無配当解約払戻金抑制型終身保険特約 30,000,00USドル

目的や健康状態にもよりますが、基本的には解約で良いと思います。

貯蓄や年金が目的なら、解約返戻金を『新海外個人年金』に預けて増やしていき、引き出したいタイミングで都度引き出していくのがいいです。

一生涯の死亡保障と資産形成が目的なら、『新インデックス型海外終身保険』に切り替えて頂くのがいいです。

また、もう少し情報やお考えを伺えれば、より詳しいアドバイスができます。よろしければ、保険ヒアリングシートよりお答えください。

「ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険」と『新インデックス型海外終身保険』の比較はこちらです。

ジブラルタ生命 米国ドル建終身保険

契約年齢:30歳 男性
死亡保障:USD 100,000
保険期間:終身
払込期間:60歳満了
払込頻度:月払
保険料:USD 165.6

総支払保険料:USD 59,616

<解約返戻金と返戻率の推移>
20年後(50歳):USD 35,840(90%)
30年後(60歳):USD 60,340(101%)
40年後(70歳):USD 71,520(120%)
50年後(80歳):USD 82,870(139%)


払込が終わると支払った保険料以上の解約返戻金になりますが、30年でたった1%しか増えていません。それぞれを実質利回りで計算するとこちら。

<実質利回り>
30年後(60歳):0.08%
40年後(70歳):0.71%
50年後(80歳):0.95%

50年経過しても利回りは1%未満です。新インデックス型海外終身保険で同じ死亡保障額で試算すると下記になります。

新インデックス型海外終身保険

契約者:30歳 男性
死亡保障:USD 100,000
保険期間:121歳
運用先:NASDAQ
払込期間:15年
払込頻度:年払
保険料:USD 1,063(初年度のみUSD 1,188)
総支払保険料:USD 16,070

<解約返戻金と返戻率の推移> *過去の実績値からの数字
15年後:USD 22,394(139%)
20年後:USD 30,269(188%)
30年後:USD 62,533(389%)
40年後:USD 130,388(811%)
50年後:USD 273,737(1,703%)
60年後:USD 550,410(3,425%)

保険料の支払を15年間で停めた場合はこのようになります。長期で見ると将来はとてつもない返戻率になっていきます。ある程度増えてくると、金利で増えた分を毎年引き出すことで自分年金として利用することもできます。実質利回りを計算すると以下のようになります。

<実質利回りの推移>
15年後:4.54%
20年後:5.18%
30年後:6.19%
40年後:6.62%
50年後:6.87%
60年後:6.94%

同じ死亡保障額ですが、年間保険料は半額で、払込期間も半分の15年です。総支払保険料は約1/4とコストを大幅に削減できます。将来の解約返戻金もこちらの方が多くなります。

このように日本の外貨建終身保険の貯蓄性は低いので、解約して解約返戻金を『新海外個人年金』または『新海外固定金利商品』で運用する。支払っていく予定だった保険料は『新インデックス型海外終身保険』をされる方がいいです。

こんなに違うんですね。すぐに見直したいと思います。

下記の直接相談から「新インデックス型海外終身保険の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 死亡保障と貯蓄を両立するなら海外の終身保険
  • 目的が資産運用でも新インデックス型海外終身保険は利用できる
  • 日本の保険で貯蓄や運用はしない
  • 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

資産運用については大きく2つの方法があります。
・毎月の収入から積立投資(海外積立海外終身保険など)
・200万円などまとまった資金の運用(新海外固定金利商品新海外個人年金など)年齢、ご家族状況、資産、収支バランスによってベストな商品は変わりますので、ご相談したい方はコチラからお問い合わせください。

教育資金の準備は外貨で元本確保されるもので始めよう。詳しくは下記のコラム
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著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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