こんにちは。K2 College大崎です。
トランプ次期大統領は、大統領就任早々にビットコイン価格を15万ドルにまで引き上げることを目指していると、政権移行チームのトップの話としてAxiosが報じました。
- トランプ次期大統領は、就任早々、ビットコイン価格15万ドルを目指す
- ロシアでも「戦略的ビットコイン準備金」を提案
- ビットコインがますます手に入らなくなる
トランプ次期大統領は、就任早々、ビットコイン価格15万ドルを目指す
トランプ次期大統領は以前、大統領としての任期中、政権運営を測るために株式市場のパフォーマンスを利用していましたが、今度は暗号資産のパフォーマンスを重視しているようです。
以下は10月に開催しましたセミナーのスライドの一部ですが、
トランプ次期大統領は選挙前から暗号資産を称賛してきており、大統領に復帰後には「戦略的ビットコイン準備金」を設立すると述べてきております。
そして、最近、トランプ次期大統領はポール・アトキンス氏をSEC(米国証券取引委員会)の委員長に指名するなど、暗号資産に優しい規制を推進する予定です。
アトキンス氏をSEC委員長に指名したら、早速、ビットコイン価格は節目と考えられていたUSD100,000を突破しましたね。
このような感じで、大統領就任早々、ビットコイン価格は15万ドルにまで上昇していくことになるかも知れませんね。
就任まで1ヶ月ちょっとですが、こんな短期間でビットコイン価格は15万ドルにまで上昇しますでしょうか?
それはわかりませんが、ビットコイン価格が上昇する要因はいくつもありますので、他の要因も見てみましょう。
ロシアでも「戦略的ビットコイン準備金」を提案
米国が「戦略的ビットコイン準備金」の設立を公約しているのは先に述べたとおりですが、
ロシアでも「戦略的ビットコイン準備金」の提案がされたようです。
まだ下院議員が財務大臣に提案しただけですが、2024 年10月に開催されたBRICS首脳会議においても国際決済にビットコインを使用することが提案され、プーチン大統領もビットコインは不可避だと述べております。
また、最近のインタビューでも、プーチン大統領はビットコインの成長を称賛し、ビットコインとデジタル資産は今後も発展し続けるだろうと語っておりますので、
「これらは新しい技術であり、ドルに何が起ころうとも、これらのツールはいずれにせよ発展するだろう」
そのうちロシアでも「戦略的ビットコイン準備金」が設立されるかも知れません。
BRICSでは、米ドルやユーロなどの通貨に依存しない貿易や投資を可能にする独自の決済システムが期待されており、その一つの方法としてビットコインの使用が考えられておりますので、
BRICS主要国のロシアが「戦略的ビットコイン準備金」を設立するのも理に叶っているのではないでしょうか。
米国以外にもビットコインを準備金として保有しようといている国があるのですね。
そうですよ。
ちなみに、アルゼンチンも11月に法案を提出しています。
ビットコインがますます手に入らなくなる
米国の「戦略的ビットコイン準備金」については、共和党のシンシア・ラミス上院議員が提出した法案に取り上げられており、5年間で100万BTCを購入して国の債務を減らすためとされております。
ビットコインは最大供給量が2,100万枚と供給が制限されておりますから、米国が100万BTCを購入して保有することになれば、約5%のビットコインが市場から消えることになります。
供給が限られている中で需要が増えれば、価格は上昇する傾向があります。
そして、ビットコインには希少性があるため、長期的には価値が上昇すると予測されています。
ちなみに、『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、
ビットコイン価格は2025年までに50万ドル、2030年までに100万ドルに達する
と予測しています。
しかしキヨサキ氏は、ビットコインがますます手に入らなくなるにつれ、中間層がすぐに追い出される可能性があると警告もしております。
大手企業だけでなく、政府もビットコインを大量に保有しようとしておりますし、年金基金も資産の数%をビットコインに配分するようになってきております。
運用資金量が大きい機関の購入や保有が増えれば、ビットコイン価格はますます上昇し、個人投資家は手に入れることは難しくなりますよね。
ビットコインはすでに100,000ドルを超えてきており、購入するにはハードルが高いです。
それは1ビットコインの価格ですよね。
0.1ビットコインであれば10,000ドルですし、0.05ビットコインであれば5,000ドルです。
ますます手に入らなくなる前に、少しはビットコインを保有しておきましょう。
2030年までに100万ドルに達すれば、5〜6年後には10倍になりますしね。
まとめ
- トランプ次期大統領、就任早々、ビットコイン価格15万ドルを目指す
- ロシアでも「戦略的ビットコイン準備金」の動き
- 手に入らなくなる前に、少しはビットコインを保有しておく
取引所はハッキングの恐れがあるので、ETFを利用してビットコインへ投資しておきましょう。
iShares Bitcoin Trust
こちらから「ビットコインETFへ投資希望」とご連絡くださいませ。
著者プロフィール
-
投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
最近の投稿
- コラム2024.12.12トランプ次期大統領、就任早々、ビットコイン価格15万ドルを目指す
- コラム2024.12.11レイ・ダリオ氏、世界債務危機を警告、ビットコインと金を保有したい
- 投資信託2024.12.10iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF(PFF)
- コラム2024.12.05暗号資産に友好的なSEC委員長が指名され、ビットコインはUSD100,000を突破
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/27092/trackback