年率利回り約21.9%の元本確保型ファンド「Deutsche Bank Credit Linked Note on Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」【募集期限 : 〜6/6(金)】

こんにちは。K2 College大崎です。

現在の米国10年債利回りは約4.461%と高止まりしており、インフレ圧力の継続やFRBの利下げ慎重姿勢、そして米国の財政不安(財政赤字の拡大と国債増発)が背景にあります。

このような環境下で、元本を守りつつ高いリターンを狙える「Deutsche Bank Credit Linked Note on Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」は、注目すべき金融商品です。

ドイツ銀行の信用力を背景に元本が100%保護され、米国ハイイールド債券市場の優れたファンドにレバレッジ付きで投資できる点が魅力です。

今回は、その特徴やメリット、注意点を詳しく解説します。

  • 動画解説
  • 信用力と実績を兼ね備えた「元本確保型クレジット連動ノート」
  • 参照ファンド「Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」
  • 年率利回り約21.9%(4年で約2.21倍)
  • メリットとリスク・注意点

動画解説

信用力と実績を兼ね備えた「元本確保型クレジット連動ノート」

今回ご紹介する商品「Deutsche Bank Credit Linked Note on Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」は、

Marex Groupが発行するクレジット連動ノート(Credit Linked Note)であり、ドイツ銀行の信用リスクに連動しつつ、米国ハイイールド債券市場で優れた実績を持つ「Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」を値動きの基準とする、49か月満期(満期日:2029年7月11日)の商品です。

この商品の最大の魅力は、ドイツ銀行の信用を背景に元本が100%保護されている点にあります。

つまり、満期まで保有すれば、市場の値動きやファンドのパフォーマンスに関係なく、元本割れすることはありません。

また、一般的なハイイールド債券投資とは異なり300.5%という高い参照資産への連動率(参加率)が設定されており、ファンドが上昇すればするほど、通常以上のリターンが期待できます。

要は、「下値は限定され、上値にはレバレッジがかかる」という、極めて効率的なリスク・リターン設計となっています。

リターンは、ファンドの最終成績と参加率によって決まりますが、満期前に売却した場合は、市場価格が額面を下回る可能性もありますので、長期保有を前提とした運用設計が求められます。

本当に元本は保証されているのですか?ファンドが値下がりしたらどうなりますか?

ファンドの値動きがマイナスだった場合でも、満期まで保有すれば元本は100%返還されます。

参照ファンド「Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」

本商品の参照資産である「Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」は、2009年から続く実績を持ち、2022年以降はPecora Capitalの傘下で新たに運用されています。

ファンドは主に米国のハイイールド債(格付けBB以下)を対象としており、93銘柄前後に分散されたポートフォリオで構成されています。

ポートフォリオ全体の約90%が非投資適格債、平均利回りは8.60%、平均デュレーションは約3.2年と、インカム獲得に加え、金利上昇局面でも比較的耐性のある構成となっています。

また、当ファンドはモーニングスターで5つ星評価を獲得した実績があり、特にボトムアップ型の信用分析に強みを持ちます。

企業のキャッシュフロー、財務柔軟性、資産価値などを丁寧に分析し、財務的に健全で成長性のある企業の債券のみを選別しているのが特徴です。

さらに、相場の急変時には、キャッシュや高格付債への機動的なシフトを行う「ダイナミック・リスク・オーバーレイ」も活用しており、守りと攻めのバランスが取れた運用が行われています。

これまでのトラックレコードを見ると、2023年は10.14%2024年は+6.75%と、堅実かつ安定したパフォーマンスを示しており、高利回りを狙いつつも過度なリスクを回避したい投資家には非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

参照しているファンドはどれくらいの実績があるのですか?安定しているのでしょうか?

参照ファンドは、2009年から続く歴史を持ち、直近数年も堅調な実績をあげています。安定したキャッシュフローを持つ企業への厳選投資と、相場の急変に備えたリスク管理に強みがあるため、信頼性の高い運用が行われています。

年率利回り約21.9%(4年で約2.21倍

本商品の魅力としてよく挙げられるのが、「年20%程度のリターンが期待できる」という点です。

この商品は、米国ハイイールド債に投資する「Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」の値動きに連動する構造を持ち、さらにその成果に対して300.5%という高い倍率(参加率)がかかる仕組みになっています。ちなみに、参照ファンドの利回りは年率8.60%となっています。

では、仮にファンドが年平均8.6%程度のパフォーマンスを安定して出したと仮定すると、4年での累積リターンは複利ベースで約+40.28%となります。

この+40.28%というファンドのリターンに対して、本商品では300.5%という高い参加率が適用されます。

したがって、40.28% × 3.005 = 約+121% という最終的な上乗せリターンが期待されることになります。

元本と合計すれば、満期時に投資元本が約2.21倍になるという試算になります。この約+121%の累積リターンを複利で年平均に換算すると、年率換算で約21.9%の利回りに相当します。

ただし、これは年率約21.9%が確約されているわけではなく、あくまでもファンドが想定通りの運用成果をあげた場合に到達し得る水準という点は正しく理解する必要があります。

なお、リターンは満期時に一括で確定される形式であり、毎年分配があるわけではない点にも注意が必要です。また、途中解約時にはファンドが好調でも市場価格に影響されるため、必ずしもリターンが確保できるとは限りません。

これらの要素を踏まえたうえで、「高い参加率による上振れ余地のある商品」として、長期的なリターンを期待する投資スタンスが求められます。

仕組みは理解しましたが、本当にそんなに高いリターンが実現するのでしょうか?

ファンドが年8.6%程度で安定成長した場合の期待値です。
ただし、参加率が300.5%と非常に高いため、ファンドが堅調に推移した場合は大きなリターンが得られる仕組みになっています。

メリットとリスク・注意点

【メリット】

  • 元本が100%保護される
     満期まで保有すれば、ファンドが値下がりしても元本は全額返還される。
  • 高い参加率(300.5%)でリターンを強化
     ファンドが上昇した場合、その利益に対して3倍以上のレバレッジがかかる設計で、大きなリターンが狙える。
  • 優れた運用実績のファンドに連動
     Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fundは10%以上の年次リターンを記録した実績もあり、安定性と成長性を兼備。

【リスク・注意点】

  • 信用リスク:Marex(発行体)とドイツ銀行(信用参照先)に依存
    ドイツ銀行が信用イベントを起こした場合は、元本の一部が毀損する可能性があります。 また、発行体であるMarexが債務不履行に陥った場合、元本・リターンの支払い自体が行われない可能性があります。
  • 途中解約リスク:満期前の売却は元本保証なし
     市場価格は変動するため、途中で換金した場合は元本割れのリスクがある。

ファンドの成績が振るわなければ、リターンはマイナスになることもありますか?

元本割れしている段階(満期前)で売却する場合は、元本割れする可能性があります。ただし、満期まで保有すれば元本は100%返還されます。

まとめ

  • 元本100%確保型ファンド
  • 300.5%という高い参照資産への連動率(参加率)
  • 募集期限は 6/6(金)

募集期限は6/6(金)です。
時間も限られておりますので、投資される方は、急ぎ行動してください。

「Deutsche Bank Credit Linked Note on Pecora Manning & Napier High Yield Bond Fund」の資料を希望の方は、こちらからご連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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