こんにちは、K2 College編集部です。
今回は、魅力的な投資対象を選別し分散投資するピクテ・ジャパン「ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド」について解説します。
投資対象を選別って事はアクティブファンドみたいですね。詳しく教えてください。
運用方針、組入銘柄など解説していきますので一緒に勉強しましょう。
- ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンドとは?
- 投資先、組み入れ銘柄
- 直近1年で+2.95%、設定来で+14.36%
ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンドとは?




各資産の収益、リスク見通しを分析して指定されている投資信託証券の中から投資先を選択し、その配分比率を決定します。またピクテグループ内の会社から投資助言を受け、世界の株式、債券、リート、コモディディ等に分散投資します。
リターンがよさそうであればなんでも投資できるわけではないのですね。
そうですね、指定されている投資信託証券は、ほぼピクテが組成しているファンドになります。
投資先、組み入れ銘柄


世界の投資信託証券に分散投資している関係上、投資先は個別銘柄ではなくピクテのファンドになっています。組入比率の表からは全体が読み取りづらいのでポートフォリオから全体像と投資先を確認いただくのが分かりやすいと思います。現在は債券、金に合計50%以上を投資しているので、保守的なポートフォリオになっています。
なるほどです、たしかに分散しすぎていて理解しずらいですね。
分散しすぎると投資効率が悪くなるのでその点が騰落率に響いてくるかですね。次で騰落率を見ていきましょう。
直近1年で+2.95%、設定来で+14.36%



設定時から1年8か月程度での実績になりますが、直近1年で+2.95%、設定来で+14.36%の騰落率になります。また昨年度第1回目の分配金は0でした。

購入手数料は1.65%、毎年の管理費用は年1.3915%程度、その他手数料もかかります。
直近1年での騰落率は物足りないですが、設定から1年8か月程度での騰落率はボチボチでしょうか。ただ投資先が細分化されすぎている気がするので、その分コストがかかっていそうです。
そうですね。円ベースでの長期的な値動きの安定性を意識し運用をしますとの解説もありましたので、おそらく富裕層が資産を減らさない為に投資されているのかなと思います。一般的なバランスファンドより多少騰落率はいいですが、こちらに投資する事が最善かは疑問ですね。安くない手数料を払って、インデックスファンドよりもリターンが悪いアクティブファンドへ投資するべきかよく検討しましょう。
【まとめ】投資するファンドを正しく選定しよう
いかがでしたでしょうか。魅力的な投資対象を選別し分散投資するピクテ・ジャパン「ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド」を取り上げて解説してみました。投資に慣れてきたら、外貨で海外での投資も検討していきましょう。
よくわかりました。
我々のようなIFAに相談して、正しい投資先を選定しましょう。
まとめ
- ピクテ・ジャパン「ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド」は投資対象を選別し分散投資するアクティブファンド
- 円はリスクということをしっかり考えよう
- ポートフォリオのバランスを考え、時間を味方に投資しよう
2023年の調整相場以降はショート(空売り)のできるヘッジファンドと株式相場と相関性の低いオルタナティブへの投資をしましょう。ただこの二つは国内ではほとんど取り扱いがないので、直接海外(オフショア)へ投資をしましょう。
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著者プロフィール

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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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