明治安田生命 5年ごと配当付循環器病継続終身保障保険(無解約返戻金型)循環器病対策Pro

こんにちは、K2 College編集部です。

今回は明治安田の終身保険循環器病対策Pro」を解説します。ただし終身保険でも解約返戻金はないものなので、貯蓄性はありません。

本記事では、その契約概要、保障内容、商品解説、特徴、契約例について詳しく解説します。

循環器病の保険とはどういった保険ですか?

心臓や血管など循環器系の病気に特化している保険になります。詳しく説明していきますね。

  • 明治安田生命は日本で初めて設立された生命保険会社
  • 循環器病に特化した「循環器病対策Pro」とは?
  • 年齢制限で加入できない!この場合の賢い選択肢とは?
  • 専門家に相談して資産形成も視野に!健康リスク対策から投資への一歩

明治安田生命は日本で初めて設立された生命保険会社

会社概要

三菱グループの明治生命保険と芙蓉グループの安田生命保険が、明治生命保険を存続会社として合併し発足した保険相互会社です。総資産、経常収益、保険料収入で業界第3位(かんぽ生命を除く)、4大生保の一角(日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命、住友生命保険)。三菱・芙蓉グループに加え官公庁という強固な法人営業基盤を有しており、団体保険契約高は業界第1位である。また、財務の健全性に定評がある。

日本で初めて設立された生命保険会社である。前身会社である明治生命保険も安田生命保険も長い歴史を持ち、共に明治初期の創業である。明治生命保険は1881年(明治14年)7月9日に日本最初の生命保険会社として設立された。一方の安田生命保険も1880年(明治13年)に日本最古の生命保険組織として結成された共済五百名社をその起源とする。

正式名称:明治安田生命保険相互会社
創業:1881年7月9日
事業所:1,026営業所(2025年4月1日時点)
総資産:46兆1,330億円(2025年3月末時点)
保有契約高:185兆283億円(2024年3月末時点)
2024年1月からブランド通称を「明治安田生命」から「明治安田」に変更

格付情報

S&P:A+ (2025年5月1日時点)
R&I:AA (2025年5月1日時点)

ソルベンシーマージン比率

1,063.9%(2025年3月末現在)

歴史のある会社なんですね。お客さまのことを考えているというのも安心できますね。

財務も含めて健全な大手生命保険会社であり、顧客への「安心」提供を最も重視しているようです。また、格付けソルベンシーマージン比率からも十分に信頼に値する会社と言えますね。

循環器病に特化した「循環器病対策Pro」とは?

契約概要

商品名(通称):循環器病 対策Pro
正式名称:
5年ごと配当付循環器病継続終身保障保険(無解約返戻金型)
契約年齢:(被保険者)満50歳〜満90歳(契約者)満18歳以上
保障期間:終身
払込期間:終身
払込方法:月掛/半年掛/年掛

保障内容

重度の循環器病の複数回の発病や併発、心臓移植の保障ができます。また特約を付加することで、所定の生活習慣病の重症化予防、さらに重症化した場合の併発や特定の臓器移植も保障できます。

【主契約】

循環器病保険金

重度の循環器病(急性心筋梗塞・脳卒中・重度の動脈疾患)を発病し、入院をしたとき、または手術を受けたときに受取れます。

また、同じ重度の循環器病を前回の支払事由の該当した日から1年経過した後に発病し、入院、または手術を受けた場合にも受取れます。

※別の重度の循環器病の場合は1年以内であっても受取れます。

心臓移植保険金

病気によって心臓についての移植術を受けたときに受取れます。

【特約】

循環器病重症化予防終身支援特約

所定の循環器病(所定の心疾患・脳血管疾患・動脈疾患)により入院、または手術を受けた場合に受取れます。

循環器病介護サポート終身年金特約

主契約の循環器病保険金または心臓移植保険金の支払事由に該当し、かつ公的介護保険制度の要介護3以上と認定されたときに一生涯にわたり年金を受取れます。

特定重度疾病継続終身保障特約

特定重度疾病(重度の糖尿病・重度の高血圧性疾患・重度の慢性腎臓病・肝硬変・重度の慢性膵炎)により所定の状態に該当した場合、それぞれの特定重度疾病について受取れます。

特定臓器移植保険金

病気によって腎臓・肝臓・膵臓いずれかの臓器移植をした場合に受取れます。

特定重度疾病重症化予防終身支援特約

所定の生活習慣病(所定の糖尿病・高血圧性疾患・慢性腎臓病・肝疾患・慢性膵炎)により所定の状態に該当した場合に受取れます。

【保険料】

商品解説

循環器病、特定重度疾病共に予防の特約に関しては支払い回数に2回までと制限があり、50歳からじゃないと加入できないのがネックですね。50歳以下の方がこの保険に加入するにはべストスタイルにこの特約を付加して契約しなければなりません。

50歳からでないとこの保険には入れないんですね。この保障は魅力を感じていたので残念です。

保険料も割高なのでこの保険だけで決めてしまうのはやめてください。

年齢制限で加入できない場合の賢い選択肢とは?

循環器病対策Proは50歳からしか加入ができません。では加入できない年齢層はどうすれば良いのでしょうか。

循環器病リスクに対応できる代替の保険

たとえば、医療保険や三大疾病保険のなかには、脳や心臓疾患にも対応できるものもあります。若いうちからこういった保障を組み込んでおくことで50歳を迎える前にカバーすることができます。また、病気のリスクは年齢とともに高まるため、若いうちに加入すると保険料を抑えることができます。

保険はたくさんあるため自分で探すよりも専門家へ相談した方が効率的です。また、自分に合ったプランを提案してもらえます。

保障は組み合わせてもつのがいいのでしょうか?

ご自身に合った保障を複数もつのも一つです。また、将来のリスクへの備えは保険だけではありません。

専門家に相談して資産形成も視野に 健康リスク対策から投資への一歩

健康リスク対策を考える際、同時に資産形成も意識しておくことも重要です。

将来の備えは保険だけでなく資産運用によっても確保できる

外貨建保険や投資信託など、保険と資産運用を組み合わせた商品なら、保障を受けながら将来の資産形成も可能です。こうした商品は低金利の日本円だけに頼らず、為替や海外金利を活用することで資産の増加を狙えます。

健康もお金も、一朝一夕には手に入りません。早めの相談と準備があなたの未来を大きく変える第一歩になります。

資産運用にも興味があります。詳しく聞きたいのですがどうすればいいですか?

新インデックス型海外終身保険』は利回りが5%以上あり保障と資金をまとめて準備できます。その他にも『新海外固定金利商品』は10年での返戻率は174%で年平均利回りは7.49%あり、教育資金、退職金運用など幅広く利用できる商品もあります。
弊社の保険アドバイザーがご相談にのります。お気軽に下記の直接相談(無料)から直接ご相談ください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 同じ重度の循環器病を再発しても1年経過していれば、また受取れる
  • 別の重度の循環器病の場合は1年経過していなくても受取れる
  • 50歳からじゃないと加入ができない。その場合の対策方法
  • 将来の備えは保険だけじゃない。資産形成も視野に入れる

著者プロフィール

K2 編集部
K2 編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/32869/trackback