こんにちは。K2 College大崎です。
先般のテーマでは、S&P 500 インデックスで運用する場合のリスクを、『海外積立(元本確保型プラン)』で回避する方法を取り上げました。
満期まで積立投資を継続すれば、元本が確保された上で、それぞれ10年プランで100%、15年プランで140%、20年プランで160%以上になりましたね。
今回は、S&P 500 インデックスで運用する場合のリスクを、『インデックス型海外終身保険』で回避する方法を取り上げたいと思います。
- 『インデックス型海外終身保険』とは
- 『インデックス型海外終身保険』で運用すれば、毎年最低1%の利回りが保障される
- 最低USD100,000の死亡保障が付く
『インデックス型海外終身保険』の主な特長
生命保険と運用といった二つの機能を兼ね備え、 運用部分が株式市場のインデックスのパフォーマンスに連動した価値を蓄積するプランです。
<被保険者年齢>
1歳〜75歳
<死亡保険金>
最低保険金額USD100,000
<インデックス>
「S&P500」、もしくは「ナスダック100」のいずれか一つのインデックスを選択
<投資収益率>
最低1%(インデックスがマイナスの年があっても1%の利回りを保障)
最大16%
<支払い保険料>
フレキシブルに調整が可能
※年間支払保険料の7倍を上限とした払込みが可能
※最初の7年間は、年間支払保険料の3倍まで払込みが可能。
<払込期間>
フレキシブルに調整が可能
<インセンティブボーナス>
15年目の契約応当日に、払済み月間手数料の75%をインセンティブボーナスとして給付
<追加金利>
20年目の契約応当日以降1.5%の追加金利を付与
※払込期間は自由ですが、短期の場合は支払い保険料が少ないため、元本割れを起こしたり、返戻率が低くなってしまいます。
15年以上ですとインセンティブボーナスも受け取ることができるので、払込期間は15年以上にされると宜しいかと思います。
払込期間20年のシミュレーション
S&P 500 インデックスを使用。
『海外積立(元本確保型プラン)』と比較するため、諸条件を合わせます。
<前提条件>
支払い保険料:USD6,000/年(USD500/毎月)
<払込期間>
20年
<利回り>
・S&P 500 インデックスの過去20年平均リターンの場合
・年平均6.5%リターンの場合
・毎年最低1%利回り保障の場合
※インデックスがマイナスの年であっても、保険会社が1%の利回りを保障
20年間、毎年USD6,000を拠出した場合、20年間の総拠出額はUSD120,000。
S&P 500 インデックスの過去20年の平均リターンで運用した場合、20年間の払込期間終了後における返戻金はUSD253,663(赤枠で確認)となりますので、元本に対して約211%との試算となります。
S&P 500 インデックスが大きく下落することが生じた際も、毎年最低1%の利回りが保障されるから安心
しかしながら、S&P500インデックスで運用するリスクとして、お金が必要になるタイミングで資産を大きく減らしてしまうリスクがあったわけです。
これを『インデックス型海外終身保険』で運用すれば、毎年最低1%の利回りが保障されますから、払込期間終了後にはUSD126,000以上が確保され、元本(支払保険料合計額)は確保されます。
S&P500インデックスの長期運用利回りは平均9%以上ですから、20年連続で毎年最低1%の利回りが保障される状態というのは考えられないですけれど、
S&P 500 インデックスで運用していて、金融危機のような株価が大きく下落することが生じた際は、資産は半分近くになり、直近の高値まで回復するのに約6〜7年も要しておりますから、毎年最低1%の利回りが保障され、元本(支払保険料合計額)が確保されるのは安心ですね。
しかも運用機能を兼ね備えた生命保険ですから、1年目から死亡保障がありますから、万一の際も安心ですね。
まとめ
- S&P 500 インデックスだけの運用と違い、毎年最低1%の利回りが保障される
- 最低USD100,000の死亡保障が付く
本ケースの場合は、死亡保障は最低保険金額USD100,000に合わして、保険金額も逓増していくようにしてありますが、希望に合わせて調整できますので、気軽にこちらから「『インデックス型海外終身保険』試算表希望」とお声掛けください。
その対策は、改めてコラムでも紹介しますが、気になる方はこちらからご連絡ください。
著者プロフィール
-
投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
最近の投稿
- 投資信託2024.11.21SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)〜SBIアセットマネジメント
- オフショアファンド2024.11.20CTAファンド(Superfund Green Gold)
- 投資信託2024.11.19「楽天SCHD」 vs 「SBI VYM」
- オフショアファンド2024.11.16金関連ファンド(Superfund – Gold Silver & Mining)
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/7144/trackback