資産運用の勉強をしたいのですが。

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

10年前と異なり、国がiDeCoやつみたてNISAなど投資制度を整備していることもあり、20代から資産運用を始めたいという人が増えています。お金について若いうちから真剣に考えていくというのは大切なことですから、いいことだと思います。そういう方々からよくある質問に『資産運用は何から勉強を始めればいいでしょうか』というものがあります。

私もまだ20代半ばなので、資産運用を考えています。ただ何から手をつけていいのかわからないので、まず勉強しないと。

もちろん勉強することも大切ですが、もっと良い方法がありますよ。

  • 資産運用を始めるのは早い方が良い
  • 勉強と資産運用は『ながら』で進めていく
  • 将来の資産を考えるのであれば即実行

資産運用を始めるのは早い方が良い

資産運用で大事なポイントの1つは時間を味方につけるということです。つまり早ければ早いほど資産運用には有利ということ。皆さんもファンドの中身を確認するとき、年間リターンという数字を重視すると思います。そうなればリターンを得られる期間が長ければ長いほどいいことが分かりますから、時間が重要だということもお分かりいただけるでしょう。そして、20代から資産運用を考えていく場合、ライフプランとあわせて、どのような資産運用をしていくのがいいのかを考えていく必要があります。例えば100万円を毎年5%の複利運用をしたとしましょう。

10年 100万円→162.8万円
20年 100万円→265.3万円  その差 102.5万円

このように運用年数が10年違うと元本分以上の金額の差がつくのです。もちろん、年毎の変動はあるでしょうが、期間が長い方がより平均化されますから、仮に下落が大きくなっても影響を受けることが少なくなってきます。時間を有効活用することが、重要であるとお判りいただけたかと思います。

勉強と資産運用は『ながら』で進めていく

『資産運用の勉強を・・・』という部分ですが、基本的なことを学んだら(例:複利運用、分散投資、ドルコスト平均法など)さっさと始めましょうというのが結論です。基本的なことは1日もあれば学べます。あとは『走りながら勉強する』これを意識しましょう。資産運用や投資の勉強と一口に言いますが、それこそ金融の知識から、何から何まで学ぼうとするとキリがなくなり、いつ果てるともなく勉強し続けることになります。学者にでもならない限り、そこまでの知識は必要ありません。例えば、サッカーや野球などのスポーツも、子供の頃から始めますが、理論を全部覚えて始めるのではなく、始めてからいろいろ学んで、習得・修正していきますよね?それと同じことです。勉強を最優先してしまうと資産運用で大事な時間をムダにしてしまいます。20代30代であれば、なおさら時間を有効活用しない手はありません。資産運用しながら並行して勉強する、その意識で進めましょう。

将来の資産を考えるのであれば即実行

将来を考えた場合、20-40代の方にとって、年金は大きな問題です。おそらく支給額も今の試算より
減ることが確実です。その理由として

・少子高齢化で人口が減少し続けている。
・それに伴う高齢化社会で年金納付者が減少している。
・受給開始年齢が75歳までとなっているが、さらに後ろに伸ばされる可能性も。
つまり、受給する人を出来るだけ抑え込もうという政策。
・加入年齢が70歳未満までとあるが、さらに後ろ倒しにされる可能性あり

つまり老後の資金は自分で準備しなければならないという意識が必要です。「勉強」も大切ですが。専門家になる訳ではありません。勉強をしつつも同時並行で「資産運用を実践する」というのが何よりも大事になります。マイナスになったら、それはそれで受け入れてください。若いほどやり直しもききます。マイナスになったからといって、決して失敗とはならないのです。その経験を次に活かすことを考えましょう。そしてそれぞれの目標を目指して資産運用をしていって下さい。

資産運用には時間が大切だということですね。勉強して開始するでは、確かにいつ始めればいいのか分かりません。

はい、勉強と資産運用は同時並行していくようにしましょう。もちろん最初は少額から開始しても構いませんよ。

まとめ

  • 資産運用をする場合、時間という武器を有効活用する
  • 資産運用と勉強を同時並行する意識で進めていく
  • マイナスが出たら次に活かせば良い。

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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