節税するならドバイを目指せ!?

こんにちは。K2 Collegeの半野です。

今回ドバイを取り上げます。ドバイといえば何かと話題。最近ではガーシー氏がネット配信を行い、国会を騒がせていました。彼に限らずお金に余裕がある人、また富裕層とよばれる人がドバイに移住するという話はよく聞きます。老後を過ごすというよりもお金があるから移住というパターンが多く、これまでの国とは少し違います。なぜ多くの人がドバイを目指すのか?その理由を確認しましょう。

ドバイってエミレーツや砂漠のイメージがあります。いかにも暑そうな国ですがあれだけ人が集まるのはなぜなんだろう・・

ドバイはイスラム国家なのでギャンブル禁止なのですが、なぜか競馬でも有名なんです。どんな国なのかをみましょう。

  • ドバイはどんな国
  • ドバイに住むメリット
  • ドバイのビザ事情
  • ドバイは移住しやすい国の1つ

ドバイはどんな国

簡単に紹介します。人口約350万人、面積が埼玉県と同じ程度の広さの国。ただし正確には「国」ではなく、アラブ首長国連邦(UAE)の7つの首長国のうちの1つです。砂漠の真ん中にある都市国家で、ここに高層ビルが立ち並び、世界一の高層タワーや7つ星ホテル、世界最大級のドバイ・モール、世界最大規模の人工スキー場など、多くの『世界一』がある都市で、訪れる観光客や移住者は、年々増加傾向にあります。ドバイの季節は、夏か冬の2つに分けられ、四季がないのが特徴。最も過ごしやすいのは10〜4月の冬。砂漠地帯のため朝晩の気温差はありますが、雨がほとんど降らず、日中は15~25℃と穏やかな気候です。一方、5〜9月の夏は非常に暑く、50℃近くまで上昇することもあります。敬けんなイスラム教国として知られ、お酒やギャンブルは原則禁止です。

ドバイに住むメリット

砂漠の都市国家ドバイに移住する人が多いのはなぜなのか(特に富裕層)ドバイのメリットをチェックしましょう。

税金が安い

富裕層の多くが移住するポイントがこれ。ドバイはいわゆるタックスヘイブンエリアです。所得税、相続税、贈与税、固定資産税、不動産取引税、キャピタルゲイン課税などこれらの税金がゼロ。法人税が2023年6月より導入されますが375,000AED:ディルハム(約1,320万円)以下は引き続き非課税としています。導入されたばかりのVATも5%で日本の消費税より低いです。税金が安いというより税金がほどんどないと考えてもいいぐらいですね。

治安が良い

ドバイは席取りに自分のカバンを置きっぱなしにしておいても安心できるほど治安が良い場所です。また、財布などを落とした場合も持ち主にそのまま戻ってくるといわれています。ある意味、日本よりも安心できる治安の良さは何物にも代えがたいです。

インフラが整備されている

タクシーや電車などの交通網が発達しているため、暑いときでも外を歩く必要はありません。さらには
ショッピングモールや街そのものがかなり整備されるなど、生活するのに不便がないのも大きな特徴。都市国家の強みが出ています。

教育水準が高い

これだけ小さな国であるにもかかわらず、インターナショナルスクールの数は、何と日本の約3倍!お子さんの教育にも安心できる環境が整っています。

まとめると税金が安く、治安が良い、そして生活環境も整っていますからお金に余裕のある人にとっては魅力的に感じる国であることが分かります。さらに自然災害がほどんどないのも大きいといえるでしょう。

ほとんど税金がかからず、治安がいいのは誰にとっても有難い話ですね!

そうですね。日本と比較すると生活コストは高めですが、それを差し引いても大きな魅力といえます。

ドバイのビザ事情

一方で移住に必要なビザはどうなっているのか?実はビザ取得のハードルは高くありません。これも移住する人が増えている理由といえます。ビザは主に3種類です。

1. フリーゾーンに法人設立 

・期間:5年(起業家向け)または10年(投資家向け)
・100%外国資本の会社所有、法人設立が可能
・法人税、所得税が50年間免除
・ローカル・スポンサー(現地代理人)不要
・資本、利益の本国送金が自由
・外国人労働者の雇用制限なし
・長期での土地リースが可能

デメリット 
・フリーゾーン以外でのビジネスは不可
・銀行口座設立も厳格 審査に通っても半年から1年かかる
・毎年ライセンス料が必要(100-250万円)

実は日本のNHKやNTTなどもこのフリーゾーンに法人を保有しています。

2.ドバイ不動産を購入し不動産投資ビザ

・期間:3年または5年(投資する不動産の価格によって変動)
・100万AED(約3,500万円)以上の居住用不動産へ投資
・一定の資産、または月10,000AED(約35万円)以上の収入
・6ヵ月以上連続してドバイ国外に渡航しない

3.リタイヤメントビザ

取得時や更新時に満55歳を越えていれば、リタイアメントビザに切り替えることができます。ゴールデンリタイアメントビザと呼ばれる退職者向けのビザには4つの方法があり、一つでも満たせば申請が可能です。

・期間:5年
・年間収入が180,000AED(約630万円)または月額15,000AED(約52万円)以上
・定期預金(3年)で100万AED(約3,500万円)以上の貯蓄
・約100万AED(約3,500万円)の不動産の保有
・定期預金と不動産を合わせて100万AED(約3,500万円)以上の資産保有

シンガポールと比較しても、いずれのビザも取得のハードルの低いことがわかります。

想像よりもビザ取得条件が低いですね。富裕層の人が多いので、もっと難しいと考えていました。

ビザだけで見ればマレーシアより簡単かもしれません。取得しやすい条件です。

ドバイは移住しやすい国の1つ

ここまでドバイの事情をみてきました。治安が良く、生活環境も充実、そしてビザ取得のハードルが低いので、生活するには良さそうです。生活コストが高めではありますが、多くの富裕層が移住をしているのも納得がいくところ。また欧州やアフリカへの移動も飛行機で5、6時間程度なので、中東の玄関口としても知られています。現にドバイ国際空港は満足度でも常に上位、国際線旅客数でも世界首位といわれています。ぜひ一度訪れて、自分の目で確認してみてはいかがでしょうか。

ビザも取りやすそうだし、本当に生活しやすそうです。だから多くの人が居住をするんですね

気候だけ我慢すれば、十分生活していけますね。税金も安いですし。

まとめ

  • 治安がよくインフラや住環境が整っている
  • ビザのハードルも低いので移住しやすい
  • 税金がほどんどゼロなのは富裕層の方には魅力的

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
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