こんにちは、K2 College 松本です。
今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。
- 相談内容
- アドバイス(商品)
- アドバイス(全体)
相談内容

高齢(91歳)の伯母がかんぽ生命の普通終身保険(定額型)を契約しています。2017年2月1日に契約し、2028年1月31日まで月額65,900円の保険料払い込みとなっています(内、特約は6,350円で「無配当総合医療特約(解約返戻金逓減型)Ⅰ型」)。
「契約内容のお知らせ」をみると死亡保障500万円で解約返戻金は記載ないため不明です。保険料払込総額と比べると保障金額が少なすぎる気がするのですが、解約か継続かどちらが良いかアドバイスいただければ幸いです。
アドバイス(商品)

かんぽ生命 終身保険 新ながいきくん(定額型)
解約返戻金タイプを通常プランか低解約返戻金プランから選択できる終身保険です。特徴といえば利率が低すぎて実質利回りがマイナスということです。
アドバイス(全体)

高齢(91歳)の伯母がかんぽ生命の普通終身保険(定額型)を契約しています。2017年2月1日に契約し、2028年1月31日まで月額65,900円の保険料払い込みとなっています(内、特約は6,350円で「無配当総合医療特約(解約返戻金逓減型)Ⅰ型」)。
まず総支払保険料を計算してみます。
65,900(円) × 12(ヶ月) × 10(年) = 7,908,000円
死亡保険金は500万円の契約ですが総支払保険料が790万円と保険金額以上に払う内容です。
「契約内容のお知らせ」をみると死亡保障500万円で解約返戻金は記載ないため不明です。保険料払込総額と比べると保障金額が少なすぎる気がするのですが、解約か継続かどちらが良いかアドバイスいただければ幸いです。
ある程度の年齢になると保険金額以上の保険料を払う必要があるのが日本の保険です。現状で約630万円ほど支払っていると思うので、すぐに保険金が受け取ることができたら損失は130万円です。最後まで支払うと790万円ほど支払って、亡くなったときには500万円を受け取れるので損失は290万円になります。
このような保険には入らないのが一番良かったのですが、今からできることは解約返戻金を確認して400万円ほどあるなら解約して運用に回した方がいいと思います。
不謹慎ではありますが、余命宣告されているなど、健康状態によっては継続という判断もありえますが、、、難しいところです。
基本的には60歳以降は死亡保障の倍率も下がりますし、特に円建の保険商品は元本割れになるので契約しないようにしましょう。
それよりは『新海外個人年金』や『新海外固定金利商品』で運用した方がいいです。特に新海外個人年金は終身年金のように受け取りながらも元本を増やせたり、死亡したとしてもお子さんやお孫さんに契約を引き継ぐこともできます。下記のコラムにまとめているので参考にしてください。
『新海外個人年金』の活用法!「2−2−5プラン」毎年5%の収入を得ながらも資産が増える。
『新海外個人年金』の活用法。「継続オプション」で指数関数的に増えた解約返戻金を次世代へそのまま引き継げる。
判断は難しいですが、解約して運用に回したいと思います。新海外個人年金なら次世代に引き継げるというのが気になります。詳しい内容を知りたいです。
それでは下記の直接相談より「『新海外個人年金』の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
まとめ
- 日本の外貨建保険には加入しない
- 海外の保険を選択肢にいれよう
- 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)
著者プロフィール

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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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