インフレに備えよう

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

昨年後半から今年に入って、あちこちで値上げのニュースを耳にします。これだけ物価が値上がりすると気が滅入ってしまいます。特にデフレ慣れしてしまっている日本ですから、なおさらです。先日もこんなニュースが入ってきました。

『●▽は3月1日から市販用のアイスクリーム18品目を値上げし、4月1日からチョコレートやグミなどの菓子類96品目を値上げすると発表した。アイスクリームの希望小売価格が4.2%から9.1%、菓子類の出荷価格が5%から10%引きあがる。
「●▽XXバニラ」は150円が160円(税別)
「●▽XXXXXバニラ&チョコ」は380円が400円(税別)
それぞれ去年6月に続く値上げ。また、菓子類は去年5月と10月の2回値上げしたが一部の商品は今回3回目の値上げとなっている。』 ※FNNプライムニュースから抜粋。メーカー名、商品名は伏せてあります。

アイスクリームで約4%~9%、お菓子類で5%~10%値上がり・・・金額にしたら、それほど大きくないのかもしれませんが、これは皆さんが保有しているお金の価値が下がるということにもなるのです。今回、インフレと資産の関係をお話ししたいと思います。

値上げは嫌だし、すごく身近に感じるけど、資産との関係はあまり考えたことがないなあ。

値上げは本当に嫌ですね。銀行の預金金利や、給与もそれと同じぐらい、上昇すればいいんですが、なかなかそうはいきません。そのため資産も目減りすることになってしまいます。

  • インフレは資産を目減りさせる
  • 資産を守るには、資産価値を上昇させる必要がある

インフレが資産を目減りさせる

物価高、物価の値上げによるインフレは、生活はもちろんのこと、保有している資産にとっても打撃となります。簡単な例ですが、20円の商品が50円まで値上がりしたとしましょう。100円だと何個買えるでしょうか?

20円x5個=100円 5個購入

だったものが

50円x2個=100円 2個購入

お分かりの通り、購入できる数量が半分以下。100円の価値が半分以下に、下がったということです。コンビニやスーパーで買い物をする際に、皆さんレジの前でこの計算をすると思います。この計算でいくと100万円の価値も半分以下になってしまうということなのです。こう考えると、すごい痛手であることが分かります。対策は何があるでしょうか。

こう考えると、確かに大きな損失ですね。

資産という観点で考えると、細かく見えてきますね。単に生活が苦しい・・だけではないんです。

資産価値を上昇させる必要がある

シンプルな理屈ですが、今保有している資産の価値を、インフレ率と同じだけ上昇させればいいわけです。物価が5%値上がりするのであれば、資産価値を5%上昇させる。

100万円ーーー>105万円 

にするということになります。ただし手元にあるお金100万円が、いきなりすぐに105万円になるということは、現実的にあり得ません。給料が都合良く上昇することも、そうそうありませんし、銀行の金利は、もっと難しく、その数値からかなり遠い低金利です。先日某ドラマで、政治家が献金として受け取った2億円を、すぐに金塊に変え、20年後にその金塊の相場価格が20億円になっているという話がありました。20年間で10倍、これなどは、資産価値をうまく上昇させた例と言えるでしょう。

少なくともインフレと同じ割合で資産が増えないと損なんだな・・・

そうですね。少なくとも放置のままでは資産の価値が下がっていることになります。身近な例で言うと、銀行に預けてあるお金の価値が下がっていることになるのです。

【まとめ】インフレに対抗して、資産の防衛手段を考えましょう

資産を目減させないためにも、インフレに対する防衛手段を考えなくてはなりません。その方法を考えてみましょう。

給与を上げる(昇給する)副業して稼ぐ
シンプルそうで難しいのが給与のUP。つまり昇給です。昨今ニュースでも話題になっていますが、給与を上がてもらうのが一番手っ取り早いです。ただ、現実にはそう簡単にはいきません。会社からの昇給を獲得するのが難しいのであれば副業をして、その分を補う手段ということになります。

投資をする、資産運用を行う
もう1つが投資をするということ。ポイントはリターン(利回り)がインフレ率と同等、もしくはそれ以上の投資・資産運用を行う必要があるということです。先ほど話をした金塊の20年で10倍は極端ですが、中長期でリターンを取っていく形で投資を考えましょう。そしてさらに大切なことは複利運用を心がけること。毎年3-4%程度でも、これが複利で10年運用した場合、非常に大きな数字になります。こちらがその一例です。

インフレに対抗するには、給与を増やしたり、投資をすることを考えないといけないですね。

はい、特に投資をする場合、複利運用を目指して、中長期で増やすことを心がけてください。

まとめ

  • インフレに対抗して、資産は増やさないとならない
  • 給与を増やす、給与が上がらないのならば副業などで補う。
  • 投資をする、資産運用をする

お金を増やす方法は様々です。ご自分のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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