積立投資に注目②海外積立投資をチェックせよ!

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

前回積立投資の話として、つみたてNISAの内容を確認してみました。今回は、私たち日本人でも投資できる海外積立投資を確認してみましょう。

「海外積立投資だとちょっと不安だし・・・」

海外積立投資というと、尻込みしてしまう人がいるかもしれませんが、つみたてNISAの英語版と考えれば、分かりやすいかと思います。また日本語でサポート対応してくれる会社もあり、そういう点では安心できます。そして何よりもつみたてNISAよりも歴史があり、こちらが老舗と言っても差し支えありません。

海外積立投資? 知り合いがそんな話をしていた気がしますが、よく分からないです。資料も英語で読んでも理解できなかったし。

海外と言っても難しく考えることはありませんん。つみたてNISAと同じように簡単に始めることができるので、ここで確認してみてください。

  • つみたてNISAとの比較
  • 海外積立投資のメリット
  • 海外積立投資のデメリット

海外積立投資のメリット

こちらの比較表を見てください。このような違いがあります。

一つ一つ見てみましょう。

積立年数が長く選択できる

つみたてNISAは最長20年ですが、海外積立投資はもっと長く運用することも可能です。例えば20歳で開始した場合、つみたてNISAでは40歳で終了していまいますが、もう少し長い期間、運用を希望する人もいるでしょう。その場合、海外積立投資が選択肢として入ってくることになります。

投資金額の上限がない

NISAのように年間40万円までといったような制限がありません。そのためもっと投資にお金を回したい、そういう場合でも対応が出来ます。もちろん途中で資金を追加しての投資も可能です。

元本確保型の商品がある

何よりもいいなと思えるのが、この形式の商品。元本の80%を保証、15年投資で元本の140%を確保、年利3.5%を保証する・・・このような商品が出ています。元本割れを避けたい人からすると、嬉しい商品です。

幅広い分散投資

ドルコスト平均法による分散投資は同じ。でもNISAよりもさらに分散させることが可能です。それだけリスク分散ができるということ。以下のような分散投資が可能となるのです。

NISAとほぼ同じ特徴

・時間の分散
マーケットの状況に振り回されずに、コツコツと投資を続けていきます。

・国・地域の分散 
投資する商品の地域の分散です。

NISAと異なる特徴

・通貨の分散   
積み立てる通貨の選択です。円だけでなく他国の通貨での投資が可能となります。特にここ1年、急激な円安が進み、円だけで資産を持つ危険性が指摘されますが、USドルやユーロ、英国ポンドといった他国の主要通貨で資産を持つ選択肢を持つことができます。

・商品の分散  
つみたてNISAでも様々な商品を選択できるようになっていますが、金融庁で認可された商品だけ。それよりも、積極的な運用を行う商品を探し出すことが可能です。

・途中でのスイッチングが可能
投資する商品を複数選択し、そして途中でのスイッチングが可能です。ただでさえ、マーケットは日々変動しています。それが長期間の投資となる場合、なおさらです。1年前は好景気だったのが、今は暴落。こういうことが日常茶飯事です。このようにマーケットは大きく変動していますから、その状況を見ながら、その時のマーケットの状況に応じ、商品を変更することが出来ます。

海外積立投資のデメリット

次に海外積立投資のデメリットをチェックしましょう。

NISAのような少額投資ではない

つみたてNISAの場合、月100円から投資が可能ですが、さすがに月100円では投資できません。商品によりますが最低でもUSD100以上必要です。それでもそれほど大きい金額というわけではないので、あまり大きな負担にはならないでしょう。

途中での資金引き出しで、手数料がかかる場合がある

つみたてNISAの場合、いつでも資金の引き出しが可能ですが、海外積立投資の場合、3年間は引き出しできないといった商品もあります。また契約年数に満たない途中での引き出しや、解約には手数料が取られる場合があります。

為替リスクがある

メリットのところでも話しましたが、ご自身の資産の通貨を分散させることは、リスクヘッジにつながります。ただし為替の状況によっては、円に戻す場合、損失が出てしまう場合があります。これを避ける方法としては、契約期間が終了した後も、そのまま資金を引き出さずに口座に放置しておくという方法が取れます。そして為替の状況が良くなった時点で、資金を引き出す、海外積立投資の場合、契約期間が終了しても、そのまま持ち越しできる場合が多いので、このような対策をとることが可能です。

海外積立投資はデメリットよりも、いろいろな面でメリットがあるのが分かりました。特に元本を守ってくれるような商品があるのは驚きです。

はい、元本確保型のような商品は、私たち日本人にはうれしい商品です。特に安定した運用を希望するのであれば、こういう商品を選ぶのもアリですね。

【まとめ】積立投資のそれぞれのメリット、デメリットを確認

今回、つみたてNISAと海外積立投資のそれぞれの特徴の比較をしてきました。それぞれ様々なメリット・デメリットがあります。ご自分で実行したい投資は、どういう投資なのか?特に円安が進んでいる現在、日本円だけで資産を持つことに疑問を持たれている方も多いでしょう。資産形成をどのようにしたいのかを考え、海外投資を行ってみることを考えてみましょう。海外積立投資には、為替のリスクをカバーするだけのメリットがあるかと思います。

海外積立投資も分散投資の1つとして考えていくのが良さそうですね。

円だけで資産を持っていると、資産が目減してしまう恐れがあります。そのリスクを軽減するため、他の通貨で資産形成をすることも考えてみてください。

まとめ

  • つみたてNISA、海外積立投資、それぞれメリット、デメリットがある
  • それぞれの特徴を認識し、デメリットをカバーするような投資を考える
  • 海外積立投資で、通貨をして資産形成をすることを考えていく

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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