海外移住ビザを取得しよう!デジタルノマドビザ

こんにちは。K2 Collegeの半野です。

海外移住のためのビザをいくつか紹介してきましたが、今回は番外編。21世紀ならではのビザといえます。それが『デジタルノマドビザ』です。コロナの影響でリモートワークが普及していますが、そういう人たちにはもってこいの情報です。

ノマドワーカーが多くなっていますが、日本だけでなく海外で仕事をしている人もいますよね。

そういう人たちが取得しているのが今回紹介するビザです。

  • デジタルノマドビザ取得の条件
  • 発給している国はどこ?
  • 21世紀の新しい勤務形態に対応したビザ

デジタルノマドビザ取得の条件

デジタルノマドビザの取得条件ですが、これまで紹介してきた就労ビザや投資家ビザなどと大きく異なり条件が比較的緩いのが大きな特徴。現在いろいろな国で取得することが可能になっていますが、概ね以下の条件さえ満たせばOKなようです。

・滞在国以外での安定した報酬を得る
・滞在国での居住地の確保
・滞在国で有効な健康保険に加入

自国の雇用を圧迫することなく、しかも滞在してもらえれば自分の国でお金を使ってもらえる、長期滞在を許可する分、観光客よりもより多くのお金を自分の国で使ってもらえるメリットがあるのです。また取得する側も、自分の住んでみたい国や地域に住みながら、仕事を続けられるというメリットがあります。

収入や住んでいる場所があれば、それほど取得条件が高くないですね。

就労ビザは原則その国の企業に雇用してもらわないと取得できませんが、それ以外の方法で外国人を呼び込もうという戦略の1つです。

発給している国はどこ?

取得条件の低さに伴って、ビザの発給国も増えています。すでに30カ国以上が発給している状態。現在確認できる情報をまとめましたが、新しいビザのためすぐに条件等が変更される可能性があるので、注意が必要です。主な国は以下のとおり。

※1USD=140円、1EUR=150円で計算すれば日本円で算出可能(5.29現在)

またこれ以外にも長期滞在型のビザを取得できる国々もあります。例えば台湾やタイなどがそうです。デジタルノマドで日本からの近隣諸国ということであればマレーシアやドバイでしょうか。それ以外は欧州や常夏の南米諸島エリアが目立ちます。

ただし安定した収入を証明する書類が必要なので『会社を退職して独立したから海外移住』とはいかないところがポイント。リモートワークができる仕事が決まってから海に囲まれながらのんびり仕事をする、そんなつもりで考えている人にとってはいいかもしれません。

条件は様々ですが、思ったよりも多くの国で取得できるんですね。

もちろん国により条件は違ってきますが、今年は常夏のパナマで来年はスペイン。そんな風に色々な国に移動しながら仕事することも出来そうです。

21世紀の新しい勤務形態に対応したビザ

今ではオフィスに行くことなく、自宅で勤務するようになった人も多くなりました。コロナの影響に伴い、コミュニケーションさえ取れればどこにいても勤務できる、そんな新しい勤務形態の時代になりました。これだけ多くの国がビザを発給している背景には、多くの外国人を取り込み、自国の経済成長につなげたいという戦略があります。そのためノマドワーカーの取り合い状態とも言えます。これまでの固定概念に捉われることなく、新しい形で働いてみる、そんな選択肢がある時代の象徴といえるビザです。

まとめ

  • 新しい長期滞在型ビザ『デジタルノマドビザ』が普及しつつある
  • 30カ国以上で取得可能で、ノマドワーカーの取り合いとなっている
  • 21世紀の新しい勤務形態を後押しするビザ

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著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
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