こんにちは。K2 College大崎です。
最近、FIREをあきらめていた私が、「コーストFIRE」を知って考えが180度変わった話というMONEY INSIDERの記事を読みました。
FIRE(経済的自立・早期退職)の追求には興味がなかった筆者が、「コーストFIRE」を目指すようになった理由が書かれております。
- 「コーストFIRE」とは
- まずは、「Coast FIRE」を目指しましょう
「コーストFIRE」とは
「FIRE」については知っていますが、「コーストFIRE」とは何ですか?
公開日2021/07/26のブログ記事、投資の目的は「早期リタイア」若年層にじわり拡大中でも取り上げましたが、「FIRE」でも様々な種類があります。
「Coast FIRE」はそのうちのひとつです。
Fat FIRE
十分な資産があり、不労所得のみで生活できる。
リタイア後に支出を犠牲にすることなく、リタイア前と遜色ない生活をすることができる
Learn FIRE
最低限の生活費に抑えるなど質素倹約に努めれば、不労所得のみで生活することができる
Barista FIRE/Side FIRE
リタイア後に必要な生活費の不足分を人的資本(労働)で賄いながら生活する
Coast FIRE
リタイアする年齢までに経済的自立を達成するために、若いうちから積極的に投資し、時間の経過とともに複利でお金が増やし、それ以上投資する必要がない状態にすること。
MONEY INSIDERの記事では、100万ドル(約1億3800万円)を貯めて65歳で退職することを目標にした場合、30歳の時点で貯金が20万ドル(約2700万円)あれば、コーストFIREを達成したことになると例を挙げています。
支出を賄うための収入はまだ必要だが、老後資金は運用で増えていくので、老後の心配はもう要らない状態になるということですね。
わたくしは以前のブログ記事で「Fat FIRE」を達成できる方はわずかだが、余剰資金を投資に回し続けていれば、そのうち「Learn FIRE」や、「Barista FIRE」「Side FIRE」の状態になる方も出てくるでしょうし、若い方であれば「Coast FIRE」も可能と述べておりますが、それは、若ければ若いほど資産運用で資産が増えていく時間があるためです。
以下は、「退職まで必要な貯蓄額」を示したグラフですが、
縦軸:「退職後の年間支出」、横軸:「年齢」
退職年齢:67歳、退職時引き出し3.5%、投資成長率:年8%、インフレ率:年3%
例えば「退職後の年間支出」をUSD30,000(約420万円)とすると、現在、50歳の方であればUSD374,000必要ですが、30歳の方であればUSD141,000で良いことになります。
まずは、「Coast FIRE」を目指しましょう
「Coast FIRE」については理解しました。
でも、わたくしは「Fat FIRE」したいです。
公開日2021/08/18のブログ記事、老後もフロー収入を得られるようにするでも述べましたが、人間というのは基本的に変化を嫌い守りに入ってしまうので、ある程度でも仕事は続け、日々研鑽を積み続けた方が良いかと思います。
まぁ、自分の人生ですので好きにすれば良いですが。
ただ、「Fat FIRE」後の年間支出はいくら必要なのか、また「Fat FIRE」を叶えるだけの十分な資産を用意できるのかわかりませんが、ハードルが高いですよ。
それに、そもそも現時点で「Coast FIRE」の状態は達成できておりますでしょうか?
「Coast FIRE」は「Fat FIRE」のマイルストーンともなるので、まずは「Coast FIRE」を目指されてはいかがでしょか?
「FIRE」を目指すのも良いですが、人生は1回です。
今しかできない事もたくさんあるかと思うので、
ケチケチせず、今を楽しむためにお金も遣ってくださいね。
まとめ
- 「Coast FIRE」は若いうちから投資して老後の心配は要らない状態になること
- まずは「Coast FIRE」目指す
「Coast FIRE」や「Fat FIRE」するために、どのような方法で運用していけば良いか、投資家それぞれに適したアドバイスをします。
ご相談は、こちらからご連絡くださいませ。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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