こんにちは、K2 College 松本です。
今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。
- 相談内容
- アドバイス(商品)
- アドバイス(全体)
相談内容

メットライフ生命の「ライフインベスト変額保険(有期型2020)」にて、世界株式型(アクティブ)を2025年1月に契約しました(月額40000)。
昨年参加した投資セミナーにて個別相談会があり、預貯金としてある余剰資金の運用について相談し、
こちらとマニュライフ生命の一時払変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」をオススメされました。
本来は現在つみたて枠で始めているNISAの成長枠での運用を考えていましたが、手数料が高いこととや個人での運用の難しさなどから、この2つをお勧めされ加入しました。
後者のほうは元本保証があることと110%をターゲットにしたものを契約したため、長くても3年ほどで到達するのではないかとのことだったので、このまま運用の方向で考えていますが、「ライフインベスト変額保険(有期型2020)」について、こちらで発信されているものを読ませていただき、今回相談のためメールいたしました。
事前に自分でしっかり調べておけばよかったのですが、プロの方の意見に少し前のめりになってしまっていたかもしれないと少し不安と反省をしているところです。解約をオススメするとありましたが、このまま継続した場合のリスクや、例えばの比較になりますが、NISAの成長枠(楽天証券)にあるベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドを個人で運用した場合との、メリット・デメリットなどがあれば教えていただけたらと思っています。
クーリングオフの期間は過ぎてしまっていることは承知しております。よろしくお願いいたします。
アドバイス(商品)

メットライフ生命 ライフインベスト 変額保険(有期型2020)
変額保険とは、預かった保険料の一部を運用し、運用実績によって将来受け取る死亡保険金や解約返戻金、満期保険金が増減する保険の事です。ただし死亡保険金は最低保証があります。ざっくり言うと養老保険と投資信託を合体させた商品と思ってください。
保険料は「一般勘定」と「特別勘定」と分けて運用されます。「一般勘定」は主に国債などで運用しており、運用責任は保険会社にあるので死亡保険金の最低保証があります。「特別勘定」は株式や債券などを組み合わせて運用し、運用成果に応じて死亡保険金や解約返戻金が増減します。特別勘定の損益は全て契約者の責任となります。つまり保険料の一部は死亡保障のための経費となっており純粋に保険料全てが投資に回るわけではありません。
マニュライフ生命 未来を楽しむ終身保険 通貨選択型変額終身保険(積立利率更改型定額部分付)
変額型の一時払外貨建(米ドルまたは豪ドル)終身保険です。2つのタイプ(ターゲットタイプ、定期引出タイプ)があり、変額保険なので運用については定額部分と変額部分に分かれています。契約した時期によってプラスやマイナスの状態になります。
アドバイス(全体)

メットライフ生命の「ライフインベスト変額保険(有期型2020)」にて、世界株式型(アクティブ)を2025年1月に契約しました(月額40000)。
昨年参加した投資セミナーにて個別相談会があり、預貯金としてある余剰資金の運用について相談し、
こちらとマニュライフ生命の一時払変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」をオススメされました。本来は現在つみたて枠で始めているNISAの成長枠での運用を考えていましたが、手数料が高いこととや個人での運用の難しさなどから、この2つをお勧めされ加入しました。
後者のほうは元本保証があることと110%をターゲットにしたものを契約したため、長くても3年ほどで到達するのではないかとのことだったので、このまま運用の方向で考えていますが、「ライフインベスト変額保険(有期型2020)」について、こちらで発信されているものを読ませていただき、今回相談のためメールいたしました。
結論からお伝えすると「ライフインベスト」と「未来を楽しむ終身保険」はどちらも解約がよいと思います。
「未来を楽しむ終身保険」は年利10%が10年間継続しても返戻率150%くらいにしかなりません。もし運用がいまいちだっとしても10年後に元本保証はありますが、10年で元本が戻ってくるだけでは時間が勿体ないです。
例えば『新海外固定金利商品』なら固定金利5.8%が付与されますが、複利運用できるので10年後には返戻率175%が確定している商品もあります。安定して堅く運用するならこのような商品にされた方がリスクも少なく安心かと思います。
もしくは『新海外個人年金』なら、2年後から預けた金額の5%を毎年受け取りながらも元金を増やしていくような運用もできます。もちろん、引き出さなければ複利運用できるので、15年で2倍、20年で3倍、30年で6倍というように指数関数的に増えていきます。
事前に自分でしっかり調べておけばよかったのですが、プロの方の意見に少し前のめりになってしまっていたかもしれないと少し不安と反省をしているところです。解約をオススメするとありましたが、このまま継続した場合のリスクや、例えばの比較になりますが、NISAの成長枠(楽天証券)にあるベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドを個人で運用した場合との、メリット・デメリットなどがあれば教えていただけたらと思っています。
たしかにベイリー世界長期成長株ファンドだけの信託手数料を比較すると、ライフインベストの方がコストは低いですが、そもそもライフインベストは死亡保障があるので、別の手数料が掛かっています。
コストのことを気にするなら、ベイリー世界長期成長株ファンドではなくS&P500の方がコストは1/10以下で圧倒的に少ないですし、パフォーマンスもS&P500の方が良いです。いま解約をしても損失は最小限で済みます。なので解約してもっと効率の良い手段もしくはご自身にあった積立投資をして頂く方がいいと思います。
下記の選択肢はダウンサイドリスクを限定的にしながらも、しっかりとリターンを狙っていける積立投資ができます。
- 死亡保障と資産形成を両立するなら『新インデックス型海外終身保険』です。
- 満期時に元本確保(140%または160%)されながらもS&P500に積立投資ができる『海外積立(元本確保型プラン)』です。
リンクの記事を読みましたが、積立投資として『海外積立(元本確保型プラン)』、一括投資として『新海外固定金利商品』をやってみたいです。
どちらも満期時のリターンが確定または最低保証されている運用が行えるので、初心者にも最適だと思います。下記の直接相談より「『海外積立(元本確保型プラン)』と『新海外固定金利商品』の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
まとめ
- 日本の変額保険には加入しない
- 海外の保険を選択肢にいれよう
- 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)
著者プロフィール

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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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