こんにちは。K2 College大崎です。
ブログやK2 Collegeの記事で何度も述べてきておりますが、S&P500インデックスは過去に何度も大きな暴落を経験しておりますので、S&P500インデックスで運用している方は、そのようなことを理解した上で運用をするようにしてください。
- 動画解説
- 「S&P500インデックス」長期低迷が覚悟できるのであれば運用継続
- 2020年代は新興国やフロンティアマーケットの時代になるかも知れない
- 「積立投資」株価が下がるタイミングや低迷期は仕込み時
- 50歳以降の方は、運用方法の見直しも検討すべき
動画解説
「S&P500インデックス」長期低迷が覚悟できるのであれば運用継続
S&P500インデックスで運用しておりますが、運用先を変えた方が良いでしょうか。
S&P500インデックスはこの先も長期的に上昇して行くと信じており、積立してきた資産が半額になるような状況になっても回復するまで待つことができ、積立投資を継続できるのであれば、そのまま継続されると宜しいかと思います。
「回復するまで待つことができるならば」とありますが、
これはどうしてでしょうか?
ITバブル崩壊の際、S&P500インデックスの株価は約50%暴落してから直近の高値に戻るまでに約13年という時間が掛かっておりますし、過去、S&P500インデックスは15年以上、長期低迷することが何度もあったからです。
積立投資で利益を得ることができない残念な人でも説明しましたが、積立投資が成功するためには、基準価額が「右肩上がり」になるか、一旦下がっても、積立期間の終わりのほうが上がっていることが必要でしたから、「右肩下がり」や「尻下がり」の相場の際に資産を取り崩さなければならないことは避けたいですね。
2020年代は新興国やフロンティアマーケットの時代になるかも知れない
ブログではBRICsは「新しい世界秩序」の中心や広がる「米ドル覇権」からの脱却などの記事、K2 Collegeではドル覇権の崩壊は始まっているで、今後、米ドルを基軸通貨とする西側諸国と、資源を有するBRICsを中心した国々と二分していくと述べてきましたが、
今後は米国株一辺倒ではなく、新興国やフロンティアマーケットにも分散投資をしておいた方が宜しいかと思います。
以下は資産クラス別のリターン推移ですが、
2010年代はFRBが低金利政策を取っていたこともありS&P500(米国株)は調子が良かったですが、2000年代はMSCI EM(新興国)がS&P500(米国株)を凌駕してました。
2020年代は再び新興国やフロンティアマーケットがS&P500(米国株)を凌駕するかも知れません。
「積立投資」株価が下がるタイミングや低迷期は仕込み時
待つことはできるかもしれませんが、積立を継続できるかは自信がないです。
大切なのは、株価下落後の回復局面において市場に残ることのブログ記事でも説明しましたが、
積立投資は「毎月定額を購入する」という買い方ですので、株価が下がるタイミングや低迷期はまさに仕込み時で、淡々と積立を続けることができる方、また、新たに積立投資を始められる方が、株価が上昇してきた際に差益を得ることができ、儲けることができるのです。
老後資金を準備する目的で積立投資を始める方は多いですが、なかなか増えないから、もしくは評価額がマイナスになっているからと積立投資を止めてしまうのはまさに愚の骨頂ですから、自分が投資をする目的を今一度、確認した方が良いでしょう。
50歳以降の方は、運用方法の見直しも検討すべき
「積立投資」は株価が下がるタイミングや低迷期は仕込み時とお伝えしておりますが、あくまでもそれは株価が回復するまで待つことができる方、積立投資を継続できる方向けです。
最悪なのは、株価が下がっていたり、含み損を抱えているタイミングにおいて、積立投資をしてきた資産から一部解約をしなければならないことです。
60歳、65歳以降も今までと同じような収入がある方は気にする必要はないですが、現状は、再雇用されても収入が下がることが一般的です。
以上のことを踏まえ、50歳以降の方は、「元本確保型」の商品に運用をシフトするなど、運用方法の見直しも検討した方が良いでしょう。
まとめ
- S&P500インデックスは過去に何度も大きな暴落を経験している
- S&P500インデックスは15年以上、長期低迷することが何度もあった
- 「S&P500インデックス」長期低迷を覚悟して運用すべし
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著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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