オーストラリアのビザの種類

こんにちは、K2 College編集部です。

オーストラリアには、さまざまな目的や滞在期間に応じたビザの種類が数多く存在します。以下に、主要なビザの種類とその詳細について説明します。

オーストラリアは気候も過ごしやすく、治安もいいと聞くので気になります。

様々なビザがあるので、ご自身に合うビザを確認してください。

  • 主なビザの種類
  • まとめ

短期滞在ビザ

観光ビザ(Visitor Visa, Subclass 600)

  • 概要: 観光や家族訪問を目的とする短期滞在ビザ。
  • 有効期間: 最大12か月間。通常は3か月間。
  • 延長: オーストラリア国内で延長することはできないが、特定の条件下で新しいビザを申請することが可能。

ETA(Electronic Travel Authority, Subclass 601)

  • 概要: 観光や短期間のビジネス活動を目的とする電子渡航認証。
  • 有効期間: 1年間で、90日までの滞在が可能。
  • 要件: 対象国のパスポート保有者のみ申請可能。

eVisitor(Subclass 651)

  • 概要: 観光や短期間のビジネス活動を目的とする電子ビザ。
  • 有効期間: 1年間で、90日までの滞在が可能。
  • 要件: 対象国のパスポート保有者のみ申請可能。

就労ビザ

一時就労ビザ(Temporary Skill Shortage Visa, Subclass 482)

  • 概要: オーストラリアの企業で働くための一時就労ビザ。
  • 有効期間: 最大4年間。
  • 要件: 雇用主のスポンサーシップ、スキルの証明、英語能力の証明。

技術移民ビザ(Skilled Independent Visa, Subclass 189)

  • 概要: スポンサーを必要とせず、ポイントベースのシステムに基づく永住ビザ。
  • 要件: 指定された職業リストに該当するスキル、英語能力の証明、ポイントテストで一定以上のスコア。

州スポンサー技術移民ビザ(Skilled Nominated Visa, Subclass 190)

  • 概要: オーストラリアの州または準州からの推薦を受ける永住ビザ。
  • 要件: 指定された職業リストに該当するスキル、英語能力の証明、ポイントテストで一定以上のスコア。

ビジネス・投資ビザ

ビジネスイノベーション・投資ビザ(Business Innovation and Investment Visa, Subclass 188)

  • 概要: オーストラリアでビジネスを始めるか、投資を行うための一時ビザ。
  • 有効期間: 4年間。
  • 要件: ビジネス経験または投資の実績、州または準州からの推薦。

ビジネスイノベーション・投資永住ビザ(Business Innovation and Investment Permanent Visa, Subclass 888)

  • 概要: Subclass 188ビザ保持者が永住権を取得するためのビザ。
  • 要件: 指定されたビジネス活動または投資活動の継続、州または準州からの推薦。

学生ビザ

学生ビザ(Student Visa, Subclass 500)

  • 概要: オーストラリアの教育機関で学ぶためのビザ。
  • 有効期間: 学業期間に応じて最大5年間。
  • 要件: 入学許可証(CoE)、英語能力の証明、十分な資金の証明。

学生ガーディアンビザ(Student Guardian Visa, Subclass 590)

  • 概要: オーストラリアで学ぶ18歳未満の学生をサポートするための保護者ビザ。
  • 有効期間: 学生ビザの有効期間に応じて。
  • 要件: 十分な資金の証明、適切な滞在計画。

家族ビザ

配偶者ビザ(Partner Visa, Subclass 820/801 and 309/100)

  • 概要: オーストラリア市民または永住者の配偶者や事実婚のパートナーが対象。
  • 有効期間: Subclass 820/309は一時ビザ、Subclass 801/100は永住ビザ。
  • 要件: 結婚証明または事実婚の証明、関係の真実性の証明。

親ビザ(Parent Visa, Subclass 103 and 143)

  • 概要: オーストラリア市民または永住者の親が対象。
  • 有効期間: 永住ビザ。
  • 要件: バランスファミリーテスト(子供の半数以上がオーストラリアに居住)、スポンサーシップ、健康とキャラクターの要件。

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa, Subclass 417)

  • 概要: 18歳から30歳までの若者が対象で、観光と短期就労が可能。
  • 有効期間: 12か月。
  • 要件: 対象国のパスポート保有者、健康とキャラクターの要件。

ワーク・アンド・ホリデービザ(Work and Holiday Visa, Subclass 462)

  • 概要: 特定の国の18歳から30歳までの若者が対象で、観光と短期就労が可能。
  • 有効期間: 12か月。
  • 要件: 対象国のパスポート保有者、健康とキャラクターの要件。

永住権(Permanent Residency, PR)

技術移民ビザ(Skilled Independent Visa, Subclass 189)

  • 概要: スポンサーを必要とせず、ポイントベースのシステムに基づく永住ビザ。
  • 要件: 指定された職業リストに該当するスキル、英語能力の証明、ポイントテストで一定以上のスコア。

州スポンサー技術移民ビザ(Skilled Nominated Visa, Subclass 190)

  • 概要: オーストラリアの州または準州からの推薦を受ける永住ビザ。
  • 要件: 指定された職業リストに該当するスキル、英語能力の証明、ポイントテストで一定以上のスコア。

雇用主スポンサー永住ビザ(Employer Nomination Scheme, Subclass 186)

  • 概要: オーストラリアの雇用主からの推薦を受ける永住ビザ。
  • 要件: 雇用主のスポンサーシップ、指定された職業リストに該当するスキル、英語能力の証明。

オーストラリアは色々なビザがあるんですね。

各ビザには特定の条件や必要書類があり、目的や滞在期間に応じて適切なビザを選択することが重要です。

まとめ

  • 観光、ビジネス、就労、学業、家族滞在など、さまざまな目的に応じたビザの種類がある
  • 永住権を狙うならスポンサーの必要がない「技術移民ビザ(Skilled Independent Visa, Subclass 189)」を狙おう

ビザの申請手続きや最新の情報については、オーストラリア移民局(Department of Home Affairs)の公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。また、信頼できるビザ申請代理業者や移民コンサルタントに相談することも有効です。最新の情報はこちらからお問合せください。

著者プロフィール

K2編集部
K2編集部
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。

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