こんにちは、K2 College編集部です。
ニュージーランドには、様々な目的や滞在期間に応じたビザの種類が存在します。以下に、主要なビザの種類とその詳細について説明します。
ニュージーランドは自然が豊かでゆっくり過ごすのに良いと思っています。
有名な話ですが人口より羊の数が多いですし、オークランドから車で30分も走れば牧草地が広がる景色があります。様々なビザがあるので、ご自身に合うビザを確認してください。
- 主なビザの種類
- まとめ
短期滞在ビザ
- 観光ビザ(Visitor Visa)
- 概要: 観光や家族訪問を目的とする短期滞在ビザです。
- 有効期間: 最大9か月間。
- 要件: 滞在目的、十分な資金、帰国の意思の証明が必要。
- ビジネスビザ(Business Visitor Visa)
- 概要: ビジネスミーティング、会議、商談などを目的とする短期滞在ビザです。
- 有効期間: 最大3か月間。
- 要件: ビジネス目的を証明する書類が必要。
就労ビザ
- 技能就労ビザ(Essential Skills Work Visa)
- 概要: 特定の技能や職業を持つ労働者向けのビザです。
- 有効期間: 最大3年間(条件により異なる)。
- 要件: 雇用主のスポンサーシップ、職業が技能職リストに掲載されていること。
- 長期技能不足リスト労働ビザ(Long Term Skill Shortage List Work Visa)
- 概要: 長期的に不足している技能を持つ労働者向けのビザです。
- 有効期間: 最大30か月。
- 要件: 職業が長期技能不足リストに掲載されていること、雇用主のスポンサーシップ。
- 起業家ビザ(Entrepreneur Work Visa)
- 概要: ニュージーランドでビジネスを立ち上げるためのビザです。
- 有効期間: 12か月から3年間。
- 要件: ビジネス計画、最低資金要件、ビジネス経験の証明。
学生ビザ
- 学生ビザ(Student Visa)
- 概要: ニュージーランドの教育機関で学ぶためのビザです。
- 有効期間: 学業期間に応じて最大4年間。
- 要件: 入学許可証(Offer of Place)、学費の支払い証明、十分な資金の証明。
家族ビザ
- 配偶者・パートナービザ(Partner of a New Zealander Visa)
- 概要: ニュージーランド市民または永住者の配偶者やパートナーが対象です。
- 有効期間: 最大2年間(条件により異なる)。
- 要件: 関係の証明、ニュージーランド市民または永住者のスポンサーシップ。
- 家族結合ビザ(Parent Retirement Visa)
- 概要: ニュージーランド市民または永住者の親が対象です。
- 有効期間: 最大4年間。
- 要件: 一定額の投資が必要、ニュージーランド市民または永住者のスポンサーシップ。
永住権(Permanent Residency, PR)
- スキル移民ビザ(Skilled Migrant Category Resident Visa)
- 概要: ポイントベースのシステムに基づく永住ビザです。
- 要件: 技能、年齢、職歴、英語能力などを基にポイントを取得し、最低ポイント以上を達成すること。
- 投資ビザ(Investor Visa)
- 概要: ニュージーランドに投資を行うことで永住権を取得するビザです。
- 種類: Investor 1とInvestor 2の2種類があります。
- Investor 1 Visa: 1000万NZドル以上の投資が必要。
- Investor 2 Visa: 300万NZドル以上の投資が必要(その他条件あり)。
ワーキングホリデービザ
- ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)
- 概要: 特定の国の18歳から30歳までの若者が対象で、観光と短期就労が可能です。
- 有効期間: 12か月。
- 要件: 対象国のパスポート保有者、十分な資金、健康とキャラクターの要件。
特別プログラムビザ
- リゾートワークビザ(Working Holiday Extension Visa)
- 概要: ワーキングホリデービザを持つ人が、特定の地域での季節労働を通じてビザを延長することができます。
- 有効期間: 3か月の延長が可能。
- 特定技能ビザ(Specific Purpose or Event Visa)
- 概要: 特定のプロジェクトやイベントに参加するためのビザです。
- 有効期間: プロジェクトやイベントの期間に応じて。
- 要件: 参加するプロジェクトやイベントの詳細と関連書類。
ニュージーランドは色々なビザがあるんですね。
各ビザには特定の条件や必要書類があり、目的や滞在期間に応じて適切なビザを選択することが重要です。
まとめ
- 観光、ビジネス、就労、学業、家族滞在など、さまざまな目的に応じたビザの種類がある
- 永住権を狙うなら「スキル移民ビザ(Skilled Migrant Category Resident Visa)」を足掛かりにしよう
ビザの申請手続きや最新の情報については、ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)の公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。また、信頼できるビザ申請代理業者や移民コンサルタントに相談することも有効です。最新の情報はこちらからお問合せください。
著者プロフィール
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投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
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