【国内保険相談事例】プルデンシャル生命のリタイアメントインカムに加入しています。解約して利回り重視の保険に切り替えた方がいいですか?

こんにちは、K2 College 松本です。

今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。

  • 相談内容
  • アドバイス(商品)
  • アドバイス(全体)

相談内容

初めまして お世話になります。

プルデンシャル 米ドル建てリタイヤメントインカム
2015  8月契約
年払い 年間保険料2,110,50ドル
75歳まで19年間支払い予定
保険金 月250ドル
今年まで9年分払込済み
今日マイページにて解約試算で返戻金17,422.38ドル(×¥143)=約249万円

①来年10回目を支払い後は解約控除がなくなるらしいのでより返戻率が上がる10回目支払い後に解約する
②今すぐ解約
のどちらかを検討中です。

解約返戻金は、明治安田、第一生命フロンティア、ほか、などのドル建一時払の終身または年金の、実質利回りがよりいい商品での運用を考えております。保障的な目的は全く考えておらず、利回り重視です。

①②ともあまり良案でなければ、このまま75歳まで払い続けるのも一案かなあとか思ってしまいます。

なお11月に100万円×2口で明治安田のドル建終身に入りました。(2口なのは年度変えて控除を使いたいため)御教示よろしくお願いいたします。

アドバイス(商品)

プルデンシャル生命 米国ドル建リタイアメント・インカム 米国ドル建年金支払型特殊養老保険

予定利率は2.25%と国内トップクラスの米ドル建養老保険です。特徴としては特殊養老保険ということです。通常の養老保険は「満期金=死亡保険金」となりますが、リタイアメントインカムは途中から払込保険料総額と解約返戻金が契約時の死亡保障額を上回っていくようになります。つまり『元々の死亡保障額を下げることにより保険料を割安にできるので、返戻率が高くなる』ということです。

しかし、デメリットもあって『途中からは死亡保障の上乗せはなくなる』ということです。この商品をご契約される方は貯蓄目的だと思うので、そもそも死亡保障は必要ないはずです。当たり前ですが、死亡保障はタダではなく、しっかりと死亡保障コストが保険料に含まれて支払っているのです。不要な保障の為に支払いをしていては、本末転倒です。

アドバイス(全体)

プルデンシャル 米ドル建てリタイヤメントインカム
2015  8月契約
年払い 年間保険料2,110,50ドル
75歳まで19年間支払い予定
保険金 月250ドル
今年まで9年分払込済み
今日マイページにて解約試算で返戻金17,422.38ドル(×¥143)=約249万円

①来年10回目を支払い後は解約控除がなくなるらしいのでより返戻率が上がる10回目支払い後に解約する
②今すぐ解約
のどちらかを検討中です。

利回りが低いのですぐに解約でいいと思います。

解約返戻金は、明治安田、第一生命フロンティア、ほか、などのドル建一時払の終身または年金の、実質利回りがよりいい商品での運用を考えております。保障的な目的は全く考えておらず、利回り重視です。

①②ともあまり良案でなければ、このまま75歳まで払い続けるのも一案かなあとか思ってしまいます。

そもそもリタイアメントインカムは死亡保障が付いていて利回りが低いので、そのまま継続するのはやめましょう。

というのが良いかと思います。それぞれのリンクに特徴をまとめたコラム記事があるので参考にしてください。

『新海外個人年金』の活用法!「継続オプション」で指数関数的に増えた解約返戻金を次世代へそのまま引き継げる!

『新海外個人年金』の活用法!「2−3−5プラン」毎年5%の収入を得ながらも資産が増える。

「リタイアメントインカム」と『新インデックス型海外終身保険』を比較してみましょう。

プルデンシャル生命 リタイアメントインカム

契約年齢:45歳 男性
年金月額:USD 500
死亡保障:USD 50,000
保険期間:65歳
払込期間:65歳満了
払込頻度:月払
保険料:USD 410.5

上記が解約返戻金の推移になります。

総支払保険料:USD 98,520
<一括受取>
20年後(65歳):USD 103,299(104.8%)
<年金受取>
40年後(85歳):USD 120,000(121.8%

17年後(62歳)でようやく損益分岐点(返戻率が100%を超える)になります。最後まで(20年間)保険料を支払うと総支払保険料USD 98,520返戻率は104.8%なので満期金USD 103,299を一括で受け取ることができます。これを20年確定年金として受け取るようにすると、毎月USD 500を20年間受け取れるので、合計受取額USD 120,000で、返戻率は121.8%になります。

40年でたった21.8%しか増えていません。新インデックス型海外終身保険で同じ保険料で試算すると下記になります。

新インデックス型海外終身保険

45歳 男性
死亡保障:USD 252,098
払込期間:20年
払込頻度:年払
保険料:USD 3,055(初年度のみ USD 3,180)
総支払保険料:USD 98,645

<解約返戻金と返戻率> ※過去の平均利率の場合
20年後:USD 180,050(返戻率:183%)
30年後:USD 417,233(返戻率:422%)

このようになります。同じ保険料ですが、死亡保障額はUSD 252,098と5倍以上ありますし、将来の解約返戻金もこちらの方が多くなります。しかも20年後から毎年USD 15,000を引き出したとしても解約返戻金USD 180,000をキープできます。リタイアメントインカムと同じように20年間受け取ると総受取金額USD 300,000と2.5倍の金額を受け取れますが、解約返戻金としてもUSD 180,000があるので、返戻率は486%になります。

このようにリタイアメントインカムの貯蓄性は低いので、解約して解約返戻金を『新海外個人年金』または『新海外固定金利商品』で運用する。支払っていく予定だった保険料は『新インデックス型海外終身保険』をされる方がいいです。

こんなに数字が違うんですね。『新インデックス型海外終身保険』なら解約して元本割れになった損失も補填できますね。

同じ死亡保障額でも、保険料は半額以下、返戻率は何倍もの差になります。保険料の節約にもなるので、下記の直接相談より「新インデックス型海外終身保険の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • 日本の終身保険には加入しない
  • 海外の終身保険を選択肢にいれよう
  • 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

資産運用については大きく2つの方法があります。
・毎月の収入から積立投資(海外積立海外終身保険など)
・200万円などまとまった資金の運用(新海外固定金利商品新海外個人年金など)年齢、ご家族状況、資産、収支バランスによってベストな商品は変わりますので、ご相談したい方はコチラからお問い合わせください。
※直接相談(無料)

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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