100万ドル超え予測!4人の著名なビットコイン支持者が語る未来像

こんにちは。K2 College大崎です。

近年、2030年までに「ビットコインが100万ドルを超える」と予測する声が急増しています。

今回は、企業経営者・投資家・著者といった異なる立場の著名支持者4人が、その強気予測に至った具体的な根拠と、金融市場や規制環境などの背景、今後の見通しについて詳しくまとめます。

  • マイケル・セイラー(MicroStrategy創業者)の見解
  • キャシー・ウッド(ARK Invest CEO)の見解
  • ロバート・キヨサキ(「金持ち父さん貧乏父さん」著者)の見解
  • ブライアン・アームストロング(Coinbase CEO)の見解

マイケル・セイラー(MicroStrategy創業者)の見解

マイケル・セイラーはビットコインの強力な提唱者であり、企業財務の中核にビットコインを据える戦略を実践しています。彼の主張は一貫して「ウォール街による資産配分が価格牽引力になる」という点にあります。

具体的には「機関投資家の資産の10%がビットコインへと向かえば、価格は100万ドルに到達しうる」と力説しています。

ビットコインが2100万枚という有限の発行枚数しかない希少資産である点に注目しており、追加発行が不可能なため、機関資産の一部でも流入すれば需給ギャップが広がり、価格が大きく動く構造です。

セイラー氏率いるMicroStrategyは、2020年以降コンバーチブル債や株式発行など様々な資金調達手法を使い、数十万枚のビットコインを購入しています。これは同社を暗号資産最大級の機関投資家の一つに押し上げ、世界的に注目を集めています。

彼は「デジタル時代の究極の準備資産」としてのビットコインの安全性、透明性、分散性に価値を置いており、法定通貨や従来型資産との比較でも競争力が高いと見ています。

近年は米国でのETF承認や規制の明確化によって、機関マネーの流入余地が一層拡大したと強調しており、中長期的に持続的な需要拡大が進めば、100万ドル到達は「時間の問題」とみています。

本当に10%の資金流入で、ビットコインは100万ドルになりますか?

需給が急変すれば可能性は高いです。

キャシー・ウッド(ARK Invest CEO)の見解

キャシー・ウッドはARK InvestのCEOとして、テクノロジーと革新資産への長期投資戦略を推進してきました。

彼女は過去5年以上にわたりビットコインに対して非常に強気であり、「2030年までにBitcoinが100万ドルを超え、さらには150万ドルに達する可能性がある」との予測を度々公言しています。

2024年以降、ビットコインETFが米国証券取引委員会(SEC)により承認されたことは、機関投資家や年金基金が暗号資産に本格参入する転機となったと評価しています。

ウッド氏はARKが毎年リリースする「Big Ideas」レポートで、ベースケースでも70万~75万ドル、強気シナリオで150万ドルの到達予測を示しています。彼女の強気見通しの背景には、ビットコインの希少性、広がる金融インフラ、規制の明確化、そしてエンドユーザーや金融アドバイザーの市場参入があります。

ビットコインは一部の投機商品としてではなく、次世代の資産クラスとして成熟しつつあるとし、ETFによる購入が容易になることで、リスク管理・資産分散が一般化する流れを予測しています。

今後は、制度面の進展ごとに価格見通しがさらに上方修正される可能性を示唆しています。

150万ドル到達は現実的ですか?

年金基金や大手金融機関などの機関投資家が多く参入してきており、彼らの購入量が新規供給を上回ることで、価格上昇が現実味を帯びています。
今後もこうした大口投資が続けば、100万ドル到達も十分あり得るのではないでしょうか。

ロバート・キヨサキ(「金持ち父さん貧乏父さん」著者)の見解

ロバート・キヨサキは投資教育家として、通貨リスク・金銀・暗号資産による資産防衛の重要性を訴え続けています。

彼のビットコイン100万ドル到達予測は、従来の金融システム“崩壊”という危機的シナリオに基づいています。

キヨサキ氏は「米ドルや株式市場は崩落し、BTC・金・銀など実体資産のみが価値を保つ未来」を繰り返し警鐘しており、米国の累積債務やインフレ進行、中央銀行政策への不信から、デジタル資産への資金流入が加速すると主張します。

彼は「価格変動よりも保有枚数が重要」と繰り返し強調しており、暴落など一時的な市場リスクは「買い増しの好機」と位置づけ、バイ・アンド・ホールド戦略を推奨しています。

金融危機を前提とした強い意見は賛否両論ありますが、伝統的投資と異なる視点としても注目されています。

長期的には「BTC、金、銀の保有量が真の財産」として、個人投資家に分散資産形成を助言しています。

世界的な経済不安や危機が起きた時、ビットコインは本当に価格が上がりますか?

世界的な経済危機や通貨不安が起こると、現金より安全資産としてビットコインを買う動きが強まり、価格が一気に上昇する可能性があります。

ブライアン・アームストロング(Coinbase CEO)の見解

ブライアン・アームストロングはCoinbaseのCEOで、仮想通貨取引所を通じてグローバルな金融アクセス拡大に注力しています。

彼も「2030年までにビットコインが100万ドルに到達する可能性がある」と強調します。

主な根拠は、米国はじめ世界各国で規制が整備され、暗号資産に対する法的安定性が増した点にあります。特に、ETF承認や関連法規の明確化で、銀行や保険会社、年金基金などの保守的な機関投資家が参入を加速しています。

アームストロング氏はCoinbaseの運営経験に基づき、長期保有が最も資産拡大につながる投資戦略だと繰り返し提言。市場の成熟、取引量の増加、金融市場への浸透度、保有者比率の増加など実利面を重視し、暗号資産が一部の投機対象ではなく世界金融システムの一部になる転換を語っています。

また「規制・制度の進化が価格上昇の主要なドライバーとなる」とし、「今後は安定した成長が続く」とも説明しており、投資家には「堅実な長期保有」を推奨しています。

規制強化で価格は上がりますか?

規制が整備されれば、機関投資家や一般の人がビットコインを買いやすくなり、長期的な価格上昇が期待できます

まとめ

  • 機関投資家の参入が上昇の原動力となる
  • 危機時も長期保有が有効な資産戦略
  • 規制・金融環境の変化が価格に影響

ビットコインへの投資を検討されている方は、こちらからお問合せください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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