ボラティリティーを小さくして安定運用を目指す

こんにちは。K2 College大崎です。

マーケットでは相変わらずボラティリティーが大きいですね。

13日の米株式相場では、NYダウ工業株30種は▼3.94%、S&P500種指数は▼4.32%、ナスダック総合指数においては▼5.16%と、いずれも前日比で大幅に急落しました。

1日の下げとしては、いずれも2020年6月11日以来最大の下げとなっております。

アメリカの経済指標の結果で株式や為替が大きく変動する

理由としては、同日に発表された米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、物価上昇が落ち着いてFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げペースを緩めるのではないかとの投資家の期待が打ち砕かれたことですが、

今後もアメリカの経済指標の結果で株式や為替が大きく変動することはありますので、投資家によっては注視が必要です。

ボラティリティーが大きいことは悪いことではないが、あなたにとっては?

ちなみに、ボラティリティーが大きいことは悪いことではありません。

ボラティリティーの大きさを利用して大きなリターンを得ている投資家もおりますし、ドル・コスト平均法を利用して長期運用している投資家にとっては、まさにこのボラティリティーを利用しているわけです。

しかしながら、お金が必要になるタイミングが近づいてきている方にとって、ボラティリティーが大きいと気が気でないですよね。

お金が必要になるタイミングで基準価額が大きく上がればラッキーですが、逆に大きく下がれば、資産を大幅に減らしてしましい、しかも退職して勤労収入がない方にとっては、回復を祈るばかりとなってしまいます。

コロナショックの際は半年で回復しましたからまだ良いですが、ITバブル崩壊やリーマンショックなどの金融危機の際には、回復するのに約6〜7年も時間を要しました。

昨日、河合がメルマガで投資事例を紹介しました。

このクライアントさんは、10年以上、オフショア投資をされて来られた方ですが、

安定した運用が期待できるファンドを選択して運用してきたため、資産を減らすことなく、次のステージに移管されました。

ボラティリティーが小さいファンドで運用して来られたので、コロナショックの際も影響を受けないで済んだわけです。

このクライアントさんは、今回、ご自身の年齢や今後の収入、そして生活費などから逆算し、「新海外個人年金」に加入されたのですが、計画では71歳から100歳まで毎年USD 24,000の年金を受け取る予定です。

公的年金も別に受給されるわけですから、老後も安心した生活ができますね。
(そうなるようにあれこれシミュレーションをしながら検討されて来ました)

「資産運用3段法」で環境に応じた資産運用をしていこう

以前、ブログ「資産運用3段法」について書きましたが、

このクライアントさんは、3段法のうち、今回は老後を心配することなく過ごす手当をされました。

まとまった資金で安定的に増やしていく(オフショアファンド

年金を受け取り続け、老後を心配することなく過ごす(新海個人年金

ちなみに、まだ現役で勤労収入がありますので、1st Stepの海外積立投資は継続されております。


退職金を受け取った金融機関からの薦めで投資信託を購入し、虎の子の資産を大きく減らしてしまった方は少くないようです。

ご自身がいる環境に応じた資産運用をしていかないと、取り返しのつかない失敗をしてしまうことがありますから、気をつけてください。

まとめ

  • ボラティリティーを小さくし、老後を心配なく過ごそう
  • 「資産運用3段法」で環境に応じた資産運用をしていこう

セカンドオピニオンにも応じておりますので、取り返しのつかない失敗をする前に、こちらからご相談ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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