海外移住ビザを取得しよう!タイ編

こんにちは。K2 Collegeの半野です。

移住ビザシリーズ第4弾。今回は旅行先として非常に人気のあるタイです。旅行先として日本だけでなく他のアジア諸国や欧米からも非常に多くの人が訪れます。そのためコロナ前の2019年の外国人観光客は約4,000万人に達するほどの人気でした。この国にどのようなビザがあるのかチェックします。

タイはバックパッカーや最近ではノマドワーカーが多く訪問しているイメージがあります。どんなビザがあるんでしょうか。

それほど種類はありませんが、チェックしてみましょう。

  • タイ移住ビザの種類
  • タイランドエリートビザは年齢関係なし
  • 他のビザの特徴
  • ビザ取得のハードルが低く、とても住みやすい国

タイ移住ビザの種類

すでにおなじみの移住先ランキングをみましょう。タイは長年2位につけています。

※ロングステイ財団より

タイの主な移住VISAですが、以下の通り(就業ビザ、結婚ビザ除く)

・タイランドエリートビザ(エリートカード)
・長期滞在ビザ
・Oビザ(リタイアメントビザ)

特にOビザは取得のハードルが低いため、リタイアした後や老後を過ごすのにもってこいのビザとなります。

タイランドエリートビザは年齢関係なし

タイランドエリートと呼ばれるメンバーシップです。2003年にタイ政府が開始したもので紆余曲折を重ねて現在に至っています。

このビザの売りは様々な特典。他の国ではちょっと考えられません。例えば出入国時に空港でファーストトラックを利用、リムジンサービスでの無料送迎や90日レポートや銀行口座開設のサポートもあります。種類によっては無料ゴルフ場、無料スパ、買い物の特別割引券もあります。条件的にも一番高いビザで200万THB(約800万円)。それ以外の取得条件も犯罪歴がないなどの一般的な条件ですので、非常にハードルが低いことが分かると思います。以前のエリートビザは滞在期限無制限でしたが、いったん廃止、また復活したという波乱万丈?の経緯のビザです。その時の政権の意向に左右されてきました。もしタイに移住したいと考えているのであれば、再度廃止される危険性があるので早めに取得しておくのがいいでしょう。デメリットが思いつかないぐらいの魅力的なビザです。

入会金以外何も条件がないのですか?

特に定期預金や投資も必要ないので、入会金さえ払えれば問題なしです!ただタイでの就労は出来ませんので、そこだけ注意が必要ですね。

他のビザの特徴

それ以外のビザをみましょう。

長期滞在ビザ(Long-Term-Resident Visa – LTR)

条件:100万USD以上の資産保有。もしくは25〜50万USD以上のタイ国債、タイへの不動産投資
有効期間:10年
申請料金 :5万THB(約20万円)
就労: 可能


昨年政府の経済活性化政策のために新たに作られたビザです。発行元もタイ投資委員会(Board of Investment ー BOI)となります。有効期限も10年と長いです。タイ政府は、今後5年間で100万人のLTRビザ取得による外国人居住者の誘致を目標としています

メリットは以下の通り。
・配偶者や20歳未満のお子様もビザを取得可能!:扶養家族4名までの同様のビザを申請。
・個人所得税の免税または減税:個人所得税が免税。「高度技能を持つ専門家」は個人所得税が17%に減税。
・90日レポートを1年レポートに延長:1年に1度のみの申告で可能。
・タイ国内での就労や起業が可能


タイに長期滞在、ビザ保有の外国人は、90日レポートという90日ごとに入国管理局に滞在地を申告する必要がありますが、それが1年で1回ですむので、煩雑さから開放されますね。

Oビザ(オービザ)

そして50歳以上であればこちらのビザも取得可能です。

※申請費用は大使館調べ

他国のビザと比較しても年齢以外のハードルがとても低いのが特徴です。O-Aは少し変わっており、日本国内で取得することを前提としているようです。ただし更新は1回のみ可能でビザをキャンセルする際も日本で行わなければなりません。タイで50歳以上のビザの場合、リタイアメントビザとよばれるOビザを取るのが一般的です。

エリートビザもそうですが、このビザも年齢以外の条件がそれほど高くない感じです。

そうですね、ビザが非常に取得しやすい条件が整っています。滞在期限等の条件も全くありません。

ビザ取得のハードルが低く、移住しやすい国

タイの移住ビザの紹介をしましたが、いずれのビザも取得条件が高くないことが分かるかと思います。これまで紹介してきた各国と比較しても非常に取りやすい印象です。唯一問題点があるとすれば書類がタイ語であること。なので取得する場合は業者などに頼んだほうが無難です。タイでの生活も都心に住む限りは不便さはありません。移住を考えるのであれば、是非候補の1つとしたい国です。

気候は暑いけど、物価や食事面は全然問題なさそうですね。

バンコクであれば車がなくても全く問題ないですし、食事も美味しいです。生活するのには十分な環境といえるでしょう。

まとめ

  • タイのビザ取得条件のハードルは低い
  • 50歳以上であればリタイヤメントビザ取得がお得
  • 物価や食事面でも不自由がないので、移住先の選択肢の1つ

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著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
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