国際金融センターとしての香港は健在

こんにちは、K2 College大崎です。

先日、終身保険に加入される方と面談したのですが、その保険会社が香港にあるということで少し心配されていました。

保険会社に対しては、香港でビジネスを開始して129年の歴史がありますし、財務力格付けもStandard & Poor’sよりAA-(Very Strong)という高い評価をされていて安心されているのですが、ここ最近の中国政府による締め付けに対しての懸念からです。

ただ、世界からしたら、香港の金融センターとしての重要性は変わっていないのですよね。

スタンダードチャータードやHSBC、クレディ・スイス、シティなどの欧米の銀行は、香港が果たす役割は変わらないと考えています。

また、ロンドンのZ / Yen Partnersと深センのChina Development Instituteは、毎年3月と9月に世界各国の金融取引において中心的役割を果たす「世界金融センター指数(GFCI)」を発表しておりますが、

先日(9月24日)に発表した「Global Financial Centres Index (GFCI) 30 Report」において、香港は世界第3位となり、今年3月に発表された同指標から1つ順位を上げております。

香港政府も「これは、世界をリードする金融センターとしての香港の地位と強みが明確に確認されたことを意味する」とコメントを発表しておりますね。

ちなみに、香港の順位はGFCI 28第5位→GFCI 29第4位→GFCI 30第3位と順位を回復してきておりますが、
国際金融都市としての地位向上を目指している東京の順位は、GFCI 28第4位→GFCI 29第7位→GFCI 30第9位と反対に下がっています。

日本は安全、海外は危険という価値観の方は未だに多いのですが、そろそろ世界からの視野で物事を見ていかないと、本当に日本は取り残されてしまうかも知れませんね。

日本の保険に加入するのは、保険会社に貢いでいるだけ。
海外の保険は、20年で約2.5 倍、30年で約4倍と解約返戻金も増えていきます。

苦労して稼いだ自分のお金をもっと大切にしましょう。

保険の見直しを希望される方や、海外保険の資料を希望の方はこちらからご相談ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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