「お金の管理」をしましょう

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は、「お金の管理」について、お話したいと思います。

「まずは資産を買え」「お金を使う順番を変える」の記事において、「収入」「支出」、「資産」「負債」といった項目を利用して、お金を使う順番について説明しました。

  • 家計簿」を作成しましょう
  • 理想は「損益計算書」を作って管理する

「家計簿」を作成しましょう

本当は、「財務3表」という、お金や会計について学ぶ際には知っておいた方が良い帳票の説明をしたかったのですが、まずは感覚的にお金の流れを掴んでもらおうと、あえて説明をしませんでした。

どうして「財務3表」の説明をしなかったのでしょうか。

難しく考えて投げ出してしまう方も多いので避けたのですよ。

会計を考えるときには、「資産」「負債」の両方で考えなければなりません。
これは国の財政だけでなく、それぞれの企業も家計も同様です。

ちなみに、上場企業は決算を発表しますが、上場企業が決算書を提出する時は、以下「財務3表」をまとめて提出することが多いです。

・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュ・フロー計算書

しかしながら、いきなり財務3表でお金を管理しようとするにはハードルが高すぎるので、まずは、「家計簿」を作成される良いです。

「まずは資産を買え」、「お金を使う順番を変える」の記事において、図でお金の流れをイメージして頂けたと思いますが、こちらですと、日頃、みなさんもやり取りしているお金の流れですので、イメージが付きやすいですよね。

面倒くさいからと記録している方は少ないかも知れませんが、お金の出入りを記入するだけです。

まだ、家計簿のような管理するものを利用していない方は、最近は無料で利用できる家計簿ソフトなどもありますので、まずはそれらを利用するなどして、お金を管理するようにして下さい。

理想は「損益計算書」を作って管理する

お金の流れをみなさんに分かりやすく説明するために、まずは上の図を用いましたが、下図は「損益計算書」と呼ばれているもので、一般的には「収益」「費用」「利益」の各項目ごとに記載されています。

通称「プロフィット・アンド・ロス・ステートメント」と呼ばれており、略して「P/L」とも呼ばれます。

「収益」から「費用」を引いた「利益」はいくらかを表しており、「収入ー「支出」=「収入-支出」の図とは項目が左右逆となりますが、「収益−費用=利益」ということには変わりないです。

企業の一般会計では「損益計算書」を使用してます。

理想は家計でも「損益計算書」を作成して管理した方が良いので、既に「家計簿」を作成している方はトライしてみてください。

どうして家計でも「損益計算書」を作成して管理した方が良いのでしょうか。

「損益計算書」の方がお金の出入りを正確に記録できますし、資産状況や財務状況を把握できるようになりますからです。

ただ、一般の人にとってまず重要なのは、帳票を作ることが目的ではなく、毎月いくら入ってきて、いくら出ていって、いくら残っているかということをきちんと把握することです。 

そして、お金を増やしたいと考えているのになかなか増えない方は、無駄なものに使っていないかを確認してください。

まぁ、お金を貯めるだけであれば、「お金を使う順番を変える」の記事でも説明しましたように「

天引き」するようにすれば、お金は貯まっていくかと思いますが。

まとめ

  • 「家計簿」を作成しよう
  • 理想は「損益計算書」を作って管理しよう

お金を増やすには、まずは貯めること。
貯蓄率を上げれば、お金は加速度的に増えていきます。

より資産拡大のスピードを上げたい方は、こちらからご連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/15059/trackback