こんにちは、K2 Collegeの稲垣です。
今回は海外銀行情報のインド編をお届けします。
インドでの銀行口座開設ってハードル高そうだし、私達日本人には関係なさそうですね。
そうですね。確かに一般の外国人にとって、インドでの銀行口座開設は簡単ではなく、開設したいという需要も限られているかもしれません。
今回の記事では、私自身の経験を通じて、海外の高金利銀行口座について情報を共有し、日本人にも開設可能な銀行を紹介しますので参考にしてください。
- インドの銀行事情
- インドでの高金利経験
- 日本人にも開設可能で高金利が期待できるカンボジアの銀行
インドの銀行事情
かつて私はインドで働いており、給与もインドルピーで受け取っていました。そのため、会社が口座開設の手続きを代行してくれ、私は必要書類に署名し、スタッフと一緒に銀行に行くだけでした。インドでの銀行口座開設には以下のような書類が必要になります。
・パスポート
・外国人居留許可証(就労ビザ)
・PAN(納税者番号)カード
・労働契約書
・写真
以前、中国の銀行口座の解約手続きに手間取った経験があるので、インドでは事前に情報を収集しました。銀行によっては、就労ビザの期限切れ時に口座が凍結されるという噂もありました。そのため、ルピーを換金して海外送金し、最後の給与は現金で受け取って国内で使いました。インドでは当時500ルピー札が100枚1束で、約8万円でした。
私が出国してから一年後、高額紙幣の禁止令が発令され、インド国内で大混乱が生じました。一定期間内に高額紙幣を銀行に預けなければ「無価値の紙くず」となり、銀行からの現金の引き出しも制限されました。もしもっと長くインドに滞在していたら、この混乱に巻き込まれていた可能性が高かったでしょう。
高額紙幣の急な使用禁止は驚きですね。どの国でも「絶対安全」とは言えないですね。資産の分散は非常に重要ですね。
その通りです。どの国でもリスクやリターンを考慮し、資産を分散させることが重要です。
インドでの高金利経験
インドの銀行に預金をしていたため、高金利を享受できました。私がインドにいた2013年から2015年にかけて、6~7%前後の金利だったと記憶しています。
当時は物価も給与も上昇し、金利が追いついていないように感じましたが、外国人にとっての生活費は収入のほんの一部分です。高金利の恩恵を実感しました。
インドの銀行口座開設は難しそうで、高額紙幣政策も考慮すると、高金利でも選択肢には入りませんね。
そうですね。高金利には魅力がありますが、リスクとリターンをバランスよく考えることが大切です。
日本人にも開設可能で高金利が期待できるカンボジアの銀行
K2 Collegeでもおすすめしているのは、日本人でも開設可能なカンボジアの銀行です。カンボジアの銀行はインドのように大きなリスクを取る必要はなく、高金利を期待できます。
【Jトラストロイヤル銀行】
日本人スタッフが常駐しており、現地に行かなくても口座開設が可能です。
【SBIリーホー銀行】
現地に行く必要がありますが、定期預金の金利が7.5%で、日本語の話せるスタッフがいます。
日本人の常駐スタッフや、日本語の話せるスタッフがいるのは心強いですね。
日本人の銀行口座開設が歓迎されているのでしょう。
まとめ
- インドの銀行口座には一定のリスクが伴います
- 基本的に外国資本が入ってくることがウェルカムな国々では、口座の開設が比較的容易です
- 資産分散先として、高金利が期待できるカンボジアの銀行は魅力的です
海外の銀行口座は、個々の目的や条件に応じておすすめできる銀行が異なります。詳細なアドバイスを希望される方は、下記の直接相談(無料)よりお問い合わせください。
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著者プロフィール
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大学卒業後、約20年間海外にて勤務。
主に海外不動産の業務に携わりました。また、海外での立ち上げ業務を3度経験しています。
帰国後は海外移住関連の企業で経験を積みました。
海外で経験したお金や、海外不動産、海外移住についての情報を皆様にお届けします。
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー2級
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