こんにちは、K2 College 松本です。
今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。
- 相談内容
- アドバイス(商品)
- アドバイス(全体)
相談内容
メットライフ生命 ビーウィズユープラスⅡの関するYouTubeを視聴し、相談希望でご連絡をさせていただきました。現在はFPG生命の外貨建養老保険に加入しております。
アドバイス(商品)
PGF生命 PGF養老保険<米ドル建・平準払・年金受取型> 米国ドル建年金支払型特殊養老保険(20)/無配当
予定利率は3.00%と国内トップクラスの米ドル建養老保険です。特徴としては特殊養老保険ということです。通常の養老保険は「満期金=死亡保険金」となりますが、PGF養老保険は途中から払込保険料総額と解約返戻金が契約時の死亡保障額を上回っていくようになります。つまり『元々の死亡保障額を下げることにより保険料を割安にできるので、返戻率が高くなる』ということです。
しかし、デメリットもあって『途中からは死亡保障の上乗せはなくなる』ということです。この商品をご契約される方は貯蓄目的だと思うので、そもそも死亡保障は必要ないはずです。当たり前ですが、死亡保障はタダではなく、しっかりと死亡保障コストが保険料に含まれて支払っているのです。不要な保障の為に支払いをしていては、本末転倒です。
メットライフ生命 ビーウィズユープラスⅡ 利率変動型一時払終身保険(米ドル建)
告知ありプランと告知なしプランが選択できる一時払の米ドル建終身保険です。告知ありプランは契約したときから一時払保険料よりも大きな死亡保障があります。告知なしプランは契約時の死亡保険金額は一時払保険料と同じですが、1年毎に死亡保障が増えて2年後には基本保険金額になります。契約時の基準利率に応じて死亡保障の倍率と解約返戻金の増え方が決まります。基準利率は標準期間(5年、10年、15年、20年、25年、30年)の中からメットライフが決めます。標準期間が終わると基準利率は15年毎に更改されます。ただし、市場価格調整と契約初期費用が掛かる点にはご注意ください。
アドバイス(全体)
メットライフ生命 ビーウィズユープラスⅡの関するYouTubeを視聴し、相談希望でご連絡をさせていただきました。
ビーウィズユープラスは、死亡保障の上乗せがある商品なので手数料がかかっています。資産運用ということでしたら貯蓄性を重視された方がいいので、死亡保障の上乗せがない商品を選択された方がいいです。例えば『新海外個人年金』や『新海外固定金利商品』です。
最終的には預けた資金をどのように受け取りたいかによって、適する商品は変わります。
- 15年以上の中長期で複利運用するなら『新海外個人年金』
- 10年以内で複利で増やしたいなら『新海外固定金利商品』
どれくらいの期間運用して、どのように受け取りたいかを教えていただければ、お考えに沿ったアドバイスができると思います。
また『新海外個人年金』は3年目から預けた金額の5%をずっと引き出しながらも預けた元本が増えていくような運用方法もできます。
現在はFPG生命の外貨建養老保険に加入しております。
死亡保障と資産形成の両立でしたら『新インデックス型海外終身保険』も有効な選択肢です。PGF生命の外貨建養老保険は「リタイアメントインカム」という商品と同じです。比較したコラムがあるので参考にしてください。
このようにリタイアメントインカムの貯蓄性は低いので、解約して解約返戻金を『新海外個人年金』または『新海外固定金利商品』で運用する。支払っていく予定だった保険料は『新インデックス型海外終身保険』をされる方がいいです。
コラムを読みましたが、こんなに数字が違うんですね。『新インデックス型海外終身保険』と『新海外個人年金』の2−3−5プランが気になります。
同じ死亡保障額でも、保険料は半額以下、返戻率は何倍もの差になります。保険料の節約にもなるので、下記の直接相談より「『新インデックス型海外終身保険』と『新海外個人年金』の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
まとめ
- 日本の外貨建保険には加入しない
- 海外の保険を選択肢にいれよう
- 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)
著者プロフィール
-
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
最近の投稿
- コラム2024.11.15【国内保険相談事例】PGF生命の外貨建養老保険に加入しています。メットライフ生命のビーウィズユープラスの動画を見て相談希望です。
- 未分類2024.11.14Knighthead Annuity & Life Assurance Company(KHAL)はケイマン籍で年金商品に特化した生命保険会社
- コラム2024.11.13【国内保険相談事例】JA共済の養老生命共済を個人年金保険だと勘違いしていました。解約したほうがいいでしょうか?
- コラム2024.11.11CTFLife(Chow Tai Fook Life Insurance Company Limited / 周大福人壽保險有限公司)は香港で有数の保険会社
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/26557/trackback