こんにちは。K2 College大崎です。
本日、日本時間21:30に米消費者物価指数(CPI)が発表されますが、どのような数字が出てくるでしょうか。
市場予想では前年同月比で8.1%上昇(食品・エネルギーを除くコア指数は6.5%上昇)と見込まれております。
依然として高い伸びですが、ガソリン価格が下落してきておりますので前月の8.3%上昇は下回ると考えられているようですね。
- CPIの3分の1を占める家賃は高騰している
- CPI次第で株式相場は5%下落する可能性もある
- 株価下落が心配な方は「保証プラン」で運用しましょう
CPIの3分の1を占める家賃は高騰している
ただ、CPIのおよそ3分の1を占める家賃の伸びが上昇してきておりますので、CPI全体を下支えして市場予想ほど下がらない可能性もあります。
下グラフで家賃が高騰しているのが確認できるかと思いますが、オレンジ色の折れ線が一般にいわゆる家賃賃料(前年同期比)の数字、棒グラフがいわゆる「帰属家賃」と言われている住宅所有者家賃(前年同期比)を示しています。
ちなみに、持ち家の方でその認識がない方も少なくないですが、持ち家の方でも自分に家賃を払っていると考えられるので、経済計算上では「帰属家賃」とみなされています。
持家であれば家賃は支払う必要はありませんが、他人に貸せば家賃は得られるわけですから、自分が住んでいるためにそれを放棄していると考えます。
CPI次第で株式相場は5%下落する可能性もある
市場予想(前年同月比8.1%上昇)では9月CPIは前月の8.3%上昇は下回ると考えられておりますが、予想どおりの数値や予想を上回ったりした場合は、株式相場は再び下落する可能性があります。
以下は、CPI当日におけるS&P500指数を示したものですが、CPIが市場予想を上回る場合、S&P500指数は下落していることが確認できます。
前回は4.32%も下落しておりますね。
JPモルガン・チェースのトレーディングデスクはリポートで「またも5%下落する1日になりそうだ」と記述しているようですが、
その一方で、CPIの伸びが7.9%を下回ると、S&P500指数は2-3%上昇する「可能性が高い」とも続けております。
本日発表されるCPIはどのような数字が出てくるでしょうかね。
株価下落が心配な方は『海外積立(80%保証プラン)』で運用しましょう
S&P500指数は年初来でずるずると下落しており、現在、年初来でマイナス25.43%、最安値を更新しておりますが、出てくる経済指標次第でまだまだ下がる可能性はありましたね。
リーマンショック以降、続けてきた金融緩和で株式市場はほぼ右肩上がりに上昇してきており、コロナショック以降はさらなる大規模金融緩和によりその伸び率も加速していました。
特に2019年からの3年で見ればS&P500指数の年率リターンは20%前後もありましたから、投資を始める方は増え、またS&P500指数にさえ投資していれば良いという方も増えたようですね。
そのような方々の中には、今年に入ってからの下落を目の当たりにし、拠出を止めてしまったり、売却してしまう方も増えているようです。
積立投資は「毎月定額を購入する」という買い方ですので、株価が下がるタイミングは逆に仕込み時で、株価が上昇してきた際に、安く購入できた分の差益を得ることができます。
株価が大きく下落したタイミングで怖くなって売却してしまうのは、心情的には理解できますが、これではお金を増やすことはできませんから、継続するようにしましょう。
積立投資のプランの中には、基準価額の最高値の80%を保証してもらえるプランもあります。
S&P500指数であれば、昨年末に最高値4766.18を付けておりますから、その80%の3813は保証してもらえるということですね。
ちなみにこの最高値ですが、今後、更新すればその数値の80%が保証されるわけですから、最高値が更新されれば保証される金額もどんどん切り上がっていきます。
株価がいくら下がっても安心ですから、株価が下落するのが心配な方は「新しい海外積立(80%保証プラン)」での運用を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 経済指標次第で株式相場はまだ下落する可能性がある
- 株価下落が心配な方は『海外積立(80%保証プラン)』で運用しましょう
「新しい海外積立(80%保証プラン)」の資料を希望される方は、こちらからお気軽にご連絡ください。
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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