こんにちは。K2 College大崎です。
過去のコラムでは、「信託」を利用して海外保険に加入することで資産を築いていくスキームを案内してきましたが、
今回は、「ある仕組み」を利用して海外に資産を築いていくスキームを案内いたしますね。
- BCP(事業継続計画)とは
- 「キャプティブ」を利用して海外に資産を築いていくスキームとは
BCP(事業継続計画)とは
ブログでは、新型コロナウィルスを良い教訓として、突然起こる災害に対しても備えていただくと良いとお伝えしましたが、 個人だけでなく、事業に対しても同じですよね。
2011年の東日本大震災を契機にBCP(事業継続計画)を策定し、運用を始めている事業者もいると思いますが、日頃の忙しさや面倒から何もできずにいるという事業者も多いと思います。また、今回の新型コロナウィルスの感染によって、その必要性を改めて認識した事業者もいるのではないでしょうか。
ちなみに、中小企業庁のホームページによるとBCP(事業継続計画)とは、
企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく
計画のことです。
※BCP(Business Continuity Plan)
新型コロナウィルスなどのウィルス感染だけでなく、地震は各地で頻発しておりますし、集中豪雨や洪水等の水害も増えておりますので、事業者は生き残るために、不測の事態に備える必要があるわけです。
「キャプティブ」を利用して海外に資産を築いていくスキームとは
これらのリスクに対して保険に加入している事業者も多いと思いますが、その保険料は補償や特約、保険金額などによって異なりますので、中には莫大な金額(コスト)になっている事業者もいるでしょう。
必要な補償だからと、保険会社の言う通りに保険料を支払っている事業者が普通ですが、「ある仕組み」を知っている一部の企業は、同じ補償を得ることができるにも関わらず、その保険料は安く抑えております。
しかも事業リスクに備えながら、資産を築くこともできてしまうのですから、「ある仕組み」を知らないだけで損してますよね。
いつも言っていることですが、知っていても行動していなければ、同じですけれど・・・。
大手企業はさすがですね。しっかり「ある仕組み」を利用しております。
先般のコラム「オフショアを利用してお金を殖やそう」でもお伝えしましたが、オフショアも東証に上場している時価総額上位50社のうち45社が活用していることがわかっています。
行動したものだけが、果実を手に入れることができるわけです。
では、一部の企業が利用している「ある仕組み」はどのようなものかというと、「キャプティブ」というものです。
要は、自社でキャプティブ(リスクを専属的に引受ける再保険子会社)を設立し、自社(親会社)が元受保険会社に依頼した保険金と補償の一部をキャプティブ(子会社)が受け、海外の再保険市場で、その一部の補償を、安い保険料で調達するわけです。
再保険市場で安く調達できた差額の保険料がこの事業者の利益とすることができ、且つ、万一の際に受けられる補償はそのままですので、使わない手はないです。
ポイントは「海外の保険」を利用すること。
以前のブログで個人の「海外生命保険」について述べましたが、その保険はしっかりとした死亡保障を付けながら、お金も殖やすことができました。
日本の保険に加入するならば、保険と貯蓄は分けて考えるべきですが、
海外の保険は、保険料が安いので、その両立ができるわけです。
同じ補償(保障)を受けるにも、日本の保険に加入するのに比べ、
格段に海外の保険は
保険料が安い
のです。
まとめ
- 「キャプティブ」とは自社リスクを専属的に引受ける保険子会社
- 「キャプティブ」を利用して海外に資産を築いていく
今回のコラムで取り上げましたキャプティブにつきまして、ご自身のお客様に教えてあげたいという保険代理店の方や税理士、会計士、中小企業診断士などおられましたら、事業のリスク対策だけでなく、収益を創ることができますので、ぜひ提案して上げてください。
詳しく知りたいという方がおられましたら、こちらからご連絡ください。
(お問合せ内容に「キャプティブ相談」とご入力ください。)
このコラムで気付きを得た皆さんは、
あと何年、その無駄な保険料を払い続けますか?
保険の見直し含めた相談は、いつもの通りこちらからご連絡ください。
(お問合せ内容に「保険相談」とご入力ください。)
著者プロフィール
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投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
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