IFAとは?

こんにちは、K2 College河合です。

本日は我々の証券の世界の話をしたいと思います。近年、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる人達が多くなってきましたが、一般の投資家から見たら、証券会社、証券IFA、香港IFAなどそれぞれどういう存在なのか、何が違うのか?わかりづらいようなので、いずれも絡んでいる私が解説させてもらいます。

既に投資は始めてしまってるんですけど、誰と付き合ってるのか、誰と付き合うのがいいのか、わからなくなってたので、参考にさせてもらいます。

個人投資家の方と話をしていると、結構多くの方がそう感じているようですね。

  • 証券会社の仕事
  • 近年増えている証券IFAとは?
  • 海外投資をすると聞く香港IFAって何?

証券会社の仕事

証券会社は株、債券、投資信託などを売買するところです。全ては投資家が直接リスクを負って、直接投資対象へ投資をしているので、証券会社は何もリスクを取っておらず、売買手数料などのコミッションをもらう手数料ビジネスです。

一方、株や債券を発行する企業側からも資金調達をする代わりに手数料をもらっています。公募IPO(新規上場)などですね。この場合、個人投資家からは手数料をもらわず、企業からのみ手数料をもらってます。

個人投資家が店頭や家に来て会っている営業マンは自分の会社が取り扱っている商品の売買をしてもらうのが仕事であって、資産運用のアドバイスをする、他者の商品の話をすることではお金をもらってません。要はセールスです。個人投資家は営業された商品を買うか買わないかを決めるという関係になってます。

最初は株のデイトレードから始めたので、証券会社で口座を作ることになりました。それもあってか、アドバイスを証券会社の担当に求めてしまってました。

証券マンも証券外務員の資格を持ってますし、商品を売るために色々勉強はしているので、一般の個人投資家よりは詳しいと思います。ただ彼らの時間は手数料を稼ぐためにあるので、話の最後は商品に落とし込まれることになります。

近年増えている証券IFAとは?

2004年に新しくできた制度が金融商品仲介業・金融商品仲介業です。簡単に言うと、証券会社の金融商品を仲介する(紹介する)ことで手数料を証券会社からもらう仕事です。これを一般的に証券IFAと呼んでいます。

保険でいうと保険会社の商品を取り次ぐ乗合代理店です。ただ保険代理店と異なるのは、証券IFAは大体一つの証券会社と契約をし、そこの下請け会社となってます。日本の場合、どの証券会社でも同じような商品を取り扱っているからそれで十分というところだと思いますが、証券会社と同じように、自分達が契約していない証券会社の商品についてのアドバイスを求めても、自分達の契約している証券会社の商品の話をされてセールスされることになります。

また証券IFAは組織として動いていますが、中にいる社員の雇用はほぼ歩合制のセールスマンなので、その人がどんな人でどんな考えの投資を勧めてくるかで、全く異なってきます。

当時は大和証券、日興証券など大手もこのIFAを募集していましたが、そこまでこの業界が大きくならなかったことと、楽天、SBIなどオンライン証券の方が維持コストが低いということで、競争に負けて今は撤退しているようです。

私は証券会社を辞めて、証券IFAをしています。証券時代はノルマが常にあり、理不尽なことばかり言われてきましたが、今は自分のペースで仕事ができ、取り分も増えたので満足しています。

ライフスタイルが大きく変わりますよね。更にオフショアファンド(ヘッジファンド、オルタナティブ)、海外積立などの商品を取り扱いたいと思ったら、是非弊社パートナーになってください(無料)。

海外投資をすると聞く香港IFAって何?

個人投資家は国内の証券、証券IFAを通して投資を開始した後、もっと良い金融商品を求めたら海外投資を始めます。金融で海外と聞くと、香港、シンガポール、NY、ロンドンなどを思い浮かべると思いますが、これらの都市はいずれもオンショアと呼ばれ、その国の規制があり、基本的にその国の住人に対して商品を提供しています。

一方、オフショアと呼ばれる税金がゼロの国(ケイマン、バミューダ、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、マルタ、マン島、アイルランドなど)は、規制が低く、世界中の資金を受けています。そのため日本を含む全てのオンショアにあるファンドは元々オフショアで作られており、その二次商品としてオンショアファンドができています(ただし規制、税金がある分、コストが増えている)。

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香港IFAというのは、日本から一番近い海外(香港)から日本人を勧誘し、香港に来て自社が扱っている保険商品、積立商品を販売しようという金融商品仲介業者のことです。ただし前述の通り、香港にある保険商品は香港に来ないと契約できませんし、あくまで香港にあり、日本よりは良い保険商品というだけで、世界中の中から選んで良い商品というわけではありませんよね。

また香港IFAが日本へ来て勧誘することは違法とされているので、あくまで日本人が自発的に香港へ来て契約をしないといけません。つまり直接香港IFAが日本にいる個人投資家に営業をかける事はできませんから、誰かしらの紹介者を通すことになります。タダでメリットもなく紹介してくれる人はそうそういませんから、そこでバックマージンが発生するようになっています。

私も知人に紹介され、香港IFAで積立を始めましたが、その後この知人と連絡が取れなくなり、何をどうしたらいいかわかっていません。

紹介者のほとんどは金融畑でもない人達のようで、「自分もやっているからやったらいい」という類の話だったんじゃないでしょうか?保険も積立も大事なのは商品を購入することよりも、それを使って将来どのように資産形成をしていくか?どのように運用をしていくか?です。香港で積立を始めたものの、ポートフォリオを見ていない、見たらほとんど運用されていなかった、などの例を多く見るので、まずはすぐにでも見直してください。我々K2ではアドバイザー変更もいつでも無料で受けてます。

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まとめ

  • 一生付き合えるお金のアドバイザー(Only One Money Doctor)を見つけよう
  • 投資も保険も世界中から最も良いものを選ぼう(オフショア)

K2 Holdingsは投資(K2 Investment)、保険(K2 Assurance)、海外銀行口座(K2 Banking)の垣根、日本と海外という垣根をなくしたアドバイス行う会社です。人生の目標を達成するためのお金の相談をいつでも無料で受けています。お気軽にご相談ください。

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著者プロフィール

河合 圭
河合 圭
<経歴>
青山学院大学国際政治経済学部国際経営学科ファイナンスコース卒業
中国天津南開大学漢語語言学院留学
野村證券にて4年半勤務、2008年リーマン・ショックの前日に退社
プライベートバンクを経て、2009年K2 Investment設立
2014年ボストン留学、2018年Paris留学
現在、K2 Holdings会長

<趣味>
ダイビング、クルージング、自然

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