積立投資に注目① つみたてNISAをチェック!

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

積立投資の話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。日本でもNISAやiDeCoといった制度があるので、関心が高まっています。

「積立投資は投資を始めるのにちょうどいい」「積立投資はリスクが小さいよ」

こういう話を聞く人も多いと思います。積立投資ですが、確かにリスクが小さく、メリットもある投資方法です。しかし何がメリットで、何がデメリット?そう考える人も多いでしょう。今回改めて積立投資であるつみたてNISAと、海外積立投資の違いを2回に亘って、考えてみましょう。海外積立投資は、私たち日本人が投資できるものを考えます。

積立投資のメリットとデメリットは、あまり考えたことがなかったです。
ネットでよく国が勧めているという情報をネットで読んでいたくらいでした。

メリット、デメリットがそれぞれありますから、ここで理解しましょう。

  • 積立投資の定義
  • つみたてNISAのメリットとデメリット

積立投資の定義

積立投資の定義を改めてここで説明します。積立投資とは決まった金額を、一定期間投資する投資方法です。毎月定額を10年間投資する、こういう投資方法です。クレジットカードでの支払いが一般的なので、便利で簡単な投資方法と言えます。投資するものは投資信託や、ファンドなどが一般的です。また金(ゴールド)の積立投資などもあります。

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリット

では、つみたてNISAのメリットをチェックしましょう。

利益が非課税

運用し、その利益が出ても税金がかからない、大きな魅力ですね。また利益が出れば、複利でその利益分もそのまま運用されるというメリットがあります。

少額から投資が可能

つみたてNISAの場合、月100円から投資が可能です。さすがに100円で投資を開始する人は、ほとんどいないと思いますが、負担にならない金額から投資が開始できるというのは、大きなメリットです。

手間がかからない

何と言っても簡単に投資できるのが、最大の魅力です。銀行口座からの自動引落、もしくはクレジットカード決済で、自動的に投資が行われます。一旦手続きすれば、何か特別なことをする必要がないので面倒だと感じる人にも、簡単に始められます。毎月自動で投資が行われる、投資の入り口として最適なのかもしれません。

ドルコスト平均法を使った分散投資ができる

ドルコスト平均法の説明はこちらも参考にしてください。分散投資は、リスクを回避できるというメリットがあります。投資する商品の購入の時間の分散・購入価格の分散、この2つを実行することで、マーケットが大きく暴落しても慌てる必要がないのです。

投資するタイミングに悩まない

毎月決まって投資をするので、買う売るのタイミングを考える必要がありません。投資で利益を出す方法は「安く買って高く売る」しかし、このタイミングを見極めることは、プロの投資家でも非常に難しいものです。積立投資であれば、このタイミングで悩む必要がありません。価格の上下に応じて購入するユニット数で調整することになりますから、ゆったり構えて推移を見ていればいいのです。

いつでも引き出しが可能

急に資金が必要になった場合、いつでも引き出せる点もメリットの一つ。将来のライフプランに合わせて、積み立てていくのが理想ですが、何かしらの事情で資金が必要になることもあり得ます。そういう場合でも、すぐに換金することが可能です。

こうやってみると、いろいろなメリットがありますね。

そうですね、簡単に始められる投資ですから、投資の入口として積立投資はいいと思います。

つみたてNISAのデメリット

次に、つみたてNISAのデメリットを確認しましょう。

元本割れの可能性がある

銀行預金ではなく投資です。いくら積立とはいえ投資ですから、元本割れする可能性があることは理解しておきましょう。また、一度決めた商品を変更できないので、選択した投資信託が下落し続けると、取り返しがつかなくなってしまいます。

投資金額に上限がある

最大で年間40万円、20年間、最大でも800万円まで。それ以上投資をすることができません。運用益が非課税であれば、もっと投資したいと考える人がいても不思議ではないでしょう。

商品が限定され、スイッチングできない

メリットにもデメリットにもなり得ます。つみたてNISAでは、金融庁が指定した投資信託や、ETFのみにしか投資ができません。初心者から見れば、商品選びに悩まずに済みますが、選択肢が多くないのが欠点です。しかも一旦決めた投資信託から、途中で他の商品に切り替えることができないので、その点では柔軟性に欠けます。

こういうデメリットがあるんですね。一旦決めた投資商品を後で変更できないのであれば、慎重に選ぶ必要がありますね。

やはり投資する商品を途中で切り替えができないのは、リスクがあります。マーケットは常に変動するので、できるだけその状況に応じて、変更したいです。

【まとめ】つみたてNISAのメリット・デメリットを確認して投資

いくら国が推奨しているとは云え、つみたてNISAにも様々なメリット・デメリットがあることが、お分かりいただけたかと思います。これらの点を確認して、どのような投資をしていくのかを考えてみましょう。海外積立投資には、これらのデメリットをカバーする魅力があります。次回はこのつみたてNISAと海外積立投資の違いを解説していきます。

NISAのメリット、デメリットがよく分かりました。意外と知っているようで知らないことでした。

メリット・デメリットきちんと把握しておくようにしてください。このようにNISAだけ投資をしておけば安心ということにはなりません。他の投資も考え、リスク分散をしましょう。

まとめ

  • つみたてNISAにもメリット、デメリットがある
  • この特徴を理解した上で、投資を行う
  • 他の投資も考えていく。

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著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
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